【期日】 2018年3月3日〜4日
【メンバー】 CL/S.A SL/M.S R.K S.K K.K 計5名
【コースタイム】
3日(土)・・8:50かぐらスキー場P集合―10:25和田小屋10:55―11:25第5リフト終点11:35―12:09中尾根稜線上―12:30昼食12:45―13:23(2010m峰)―13:40霧ノ塔14:00―14:55雁ケ峰15:07―16:06連絡通路―(ゴンドラ)―和田小屋(泊)
4日(日)・・朝食後7:35―(朝のゲレンデスキー滑走)―9:07第5リフト終点9:19―10:10神楽ヶ峰山頂10:35―10:55反射板―11:32田代スキー場―12:00和田小屋―(昼食・雪洞堀、ビーコン操作等体験)―和田小屋15:00―(ゴンドラ)―駐車場 合宿終了。
【コメント】
昨年は遭難騒ぎで立ち入れず、その前は雪が少なく諦めの雁ヶ峰ツアーでしたが今年は二日間にわたり無風快晴、積雪もバッチリで3〜4メートルはあり、申し分のない雪辱の山スキー合宿となりました。
一日目:直前の発熱により残念ながらAさん不参加で、総勢5名、車2台に分かれて、かぐらスキー場に集合。
若干の交通渋滞に遭いながらも天気予報の情報をもとに時間とにらめっこをし、初日に主目的の雁ヶ峰コースに行くことにして、休む間もなく和田小屋を出発し、第5リフト終点へ。
入山ゲートでビーコンチェクを受け登山区域へ。シールを付けて11時35分に登高開始、時間的に戻ってこれるか、ダメなら来たルートを戻ることにして、いつもの神楽ヶ峰から続く稜線には行かず、直接中尾根の頭から派生する尾根上部の稜線へ向けて若いKさんトップで進行。
稜線到着、そのまま中尾根の頭には寄らず霧ノ塔方面へ、いくらかの時間短縮となった。
ここからの尾根は緩やかな下りとなり、先行者の滑って行ったシュプールやスノーシューの跡があるが、シールを付けたままでの滑走は慣れないと難しく技術の差が出るところでもある。もっとも5名中3名は75‐75‐71歳であるから転ぶのも止む負えずというところか。
チェックポストから1時間ほどで一昨年に引き返した地点に到着、ここで昼食とする。
前方の急な大斜面には2,010m峰山頂からのボードのシュプールが幾筋にも描かれ、なかなかの絵になっている。
雪の状態が悪ければ左の稜線伝いに直上する目茶苦茶急なルートをとるが、大丈夫と判断し、斜面を右上に向かってトラバース、稜線に出て2,010m峰山頂に到着した。
2パーティ5名のスキーヤーとボーダーが休んでいたので記念写真をお願いし、すぐ霧ノ塔へ向けて出発。まもなく霧ノ塔(1,994m)に到着、シールを外すと楽しい楽しい滑走の始まりである。
景色は最高、360度の景観であるが、時間が気になり早々と山頂を後にした。先ずは、広い緩やかな稜線を下り、前方の谷川岳連峰と目的の経由地点、雁ヶ峰を見下ろせるところからの大滑走となる。雪質は上々、思い思いに滑りこんだ。
やがて森林の中の沢を通過、トラバースをしながら対岸の緩い稜線に出、スキーを脱いで10分程登り雁ヶ峰(1,667m)に着いた。 時計はすでに15時を廻っており、帰りの和田小屋までのゴンドラの最終時間が気になるところである。
緩い稜線を滑り、いよいよ林の中の急な下りになる。
最近の比較的易しいルートは以前に降りていたので天気も見通しもよく問題なしと滑り始めるが、実はここからが大変な下りとなった。
何本かのシュプールがあり後をついていくが、いかんせん夕方の気温の低下も相まって雪質が悪く、足首下ほどの雪でも引っ掛かりまともに曲がれない。 ほとんどボーゲンで、場合によってはキックターンで方向転換を余儀なくされ、また柔らかい斜面と硬い雪の斜面が交互にあらわれ転倒することもしばしばであった。
メンバーの足並みも乱れがちのなか、16時過ぎにようやくスキー場に到着するもゴンドラは営業終了表示、そこを頼み込んで乗り込み和田小屋に到着した。
夜は和田小屋ならではの風呂も入れ食事もおいしい団欒であった。
二日目:素晴らしい朝焼けを迎えタップリの朝食後、宿泊者の特権である早朝の整備されたゲレンデで一般客がやってくるまでの一滑り、これがまた楽しい。
9時に第5リフト搭乗、いつものようにチェックポストを通過、神楽ヶ峰へ向かう。
シール登行の練習をしながら1時間程で山頂(2,030m)に到着した。
雪は適当にしまっていて潜らず歩きやすい。昨日に続く無風快晴の天気で、すぐ近くの苗場山、そして妙高山方面の山々、さらに遥か遠くに北アルプスの白馬三山がよく望めた。
ちょうど1年前の3月4日、白馬栂池で雪崩に遭って遭難死した友人の命日でもあり、今回の参加メンバーKさんと一緒に栂池のヒュッテに泊まって蓮華温泉ツーアーに行ったり、Sさんが信濃大町の豪邸に世話になったこともあり、彼を偲んで山に向かって合掌した。
今日は時間の余裕があるので山頂で存分に景色を眺め、田代スキー場へ続く尾根を下り反射板地点を滑り抜けて大斜面を滑走、午前中のこともあり雪質はまあまあで存分に山スキーを楽しみながら12時に和田小屋へ戻った。
早速、雪を掘り起こして雪上レストラン設営、テーブルを作り昼飯とした。
その後はK,Sはゲレンデへ、あとのK,K,Aは定番の雪洞堀・ビーコン操作体験をし、最後に雪洞内に入り込んで上からゾンデ棒で雪崩に遭って埋まっている遭難者を探し当てる模擬実習で合宿の締めくくりとした。
まだまだ山スキー合宿は人数が少なく寂しい限りであるが、今回は学生時代に基礎スキーを習得している33歳Kさんの初参加で大いに盛り上がり、今後の山スキー班の活動が期待できることとなり万々歳であった。(S.A記)
(参考)和田小屋:一泊二食付+2日間リフト券で14,600円
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