ときがわ町上郷愛宕山160m~堂山250m~金比羅山213m~関堀愛宕山183m
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【日 付】 2020年06月27日(土曜日)
【メンバー】 礒田武志: 1名
【交通】
(往 路)志木09:45(東武東上線)⇒10:10坂戸10:12(東武越生線)⇒10:30越生10:43(JR八高線)⇒10:49明覚
(復 路)明覚16:04⇒16:12越生16:17⇒16:36坂戸(川越快速)16:41⇒17:03朝霞台17:05⇒17:06志木
【コースタイム】 明覚駅10:50→11:06上郷愛宕山登山口→11:26上郷愛宕山(標高点160m)→11:50車道・ときがわ町乗合タクシー中野(五明)共通乗降所→12:21四等三角点(116.7m)→12:32ファーストレイトゴルフ練習場→12:42本郷旧県道分岐→12:46堂山登山口→13:10堂山(天王山)250m13:14→13:30堂山登山口→13:39本田橋→13:53金比羅山登山口→14:09金比羅山三角点213.6m→14:30作業道入口→14:41県道→14:46「ろうばいの道」看板がある関堀愛宕山登山口→14:59関堀愛宕山183m→15:11墓地→15:31明覚駅
[歩行実時間(休憩を含む)] 約4時間41分
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【コメント】(記:礒田武志)
1. 動機・目的
新型コロナウイルス感染症対策の自粛要請・緊急事態宣言に従い、年号の山(於呂?羅山2020.6m)や残雪の山々を諦めて「Stay at home」を続けていたら気づかぬうちに臍回りが10㎝も増えてしまった。いつもの散歩コースを歩いてみると膝も大腿も軋んで衰えが分る。そんなおり、久曾神さんから「私は、日本山名総覧18000の山(武内正 白山書房 1999初版)に記載されている神奈川県内の登り残した43の山を登っていますが、あなたは埼玉の山に登っていますか?」との強烈な指摘があった。分県登山ガイド10埼玉県の山(山と渓谷社1996年第3冊)と山と高原地図22奥武蔵・秩父1998年版(昭文社)にある目ぼしい山々を歩いたつもりであったが、日本山名総覧18000の山にある埼玉県の山201峰ではそのうち75峰も未踏であることが判明した。それならばコロナ・ストレスと劣化防止・肥満解消・気分転換には新座の近くにある山々をまずは踏めばよいではないかと思った。
2. 天気
梅雨の蒸し暑い曇り空で時々薄日が射した。東京で最高温度29.3℃、最低温度22.2℃で里山歩きにはあまり良い条件ではなかったがしょうがない
3. コース
3.1. 展望・見どころ
奥武蔵特有の針葉樹植林で覆われた山(黒山と称する)を歩くのでさわやかな展望や多様な植物の花を見る楽しみは期待できない。正午頃までは夏鳥の囀りを楽しむことはできる。
要所は「上郷愛宕山登山口~愛宕山標高点160m~乗合タクシー中野(五明)共通乗降所~166.7m三角点~ファーストレイトゴルフ練習場駐車場である。周回コース上の三角点の保存状況は満点で探しやすい。三角点マニアの方には歩くことを推奨したい。なお、愛宕、金比羅という名の通り、地元の方の信仰の山であるので石碑、石祠、神社、墓には敬意を払っていただきたいと思う。
3.2. 安全
3.2.1 道迷い
マイナーコースなのでまずは上郷愛宕山の登山口が見つかるか心配した。ネットで目印という水戸黄門ご一行の像が小さかったので驚いたがそれでも確認できたので一安心した。地形図破線通りの作業道がある。これはときがわ町乗合タクシー中野(五明)共通乗降所近くの四等三角点(116.7m)登山口でもおなじ状態であった。全般に里山であるため林業関係、行政境界管理、参拝のための作業道・踏み跡が尾根伝いにある。ほぼ地形図の破線・実線と一致しているコースをとればよい。ただ一部で踏み跡が錯綜としていたが行政境界等の杭を追えば予定していた線上に出られる。なお登山者がつけたテープ等目印は皆無に近い。林業関係者や行政境界管理がつけたポリエチテープが多数ぶら下がっているので惑わされないことだ。道迷いしたと思ったら引き返すこと、下界までの標高差が100m程度だからと無理をすると私有地に迷い込む恐れがある。トラックログを参考にコースを設定されると里山歩きを楽しむことができよう。地形図なしで歩くときはスマホの地図アプリを活用することが必要だ。なお各登山口に小さいながら駐車スペースがあるので街歩きをしないで効率的にピークハントできると思う。
3.2.2. 薮・倒木
里の登山口近くの作業道はこの季節、草薮となっている。また部分的ではあるが手入れの悪い植林の林床にはヒサカキなどの小木が茂って行く手を邪魔している。ただし薮漕ぎというほどの密ではない。イラクサやヤマウルシなどのかぶれを起こす植物はない。大回りや丸太渡を余儀なくさせるような倒木も全くない。通常の長袖シャツ・長ズボンと手袋で肌を十分守ることができるコースである。
3.2.3. 薮蚊
風通しの悪い森の中で止まるとすぐに小さな薮蚊がたかってきた。忌避剤を持ってきていたらと後悔したが後の祭りである。幸いなことに夏前であったのでスズメバチを見ることはなかった。
3.2.4. 岩場・急坂
転落するような岩場、急坂、細尾根はない。ただ梅雨の季節柄、滑りやすい泥や岩を歩かざるを得ない箇所もあるので転倒には注意が必要である。
4. 参加者の構成
歩行時間や累積標高差から登山初心者や足慣らしをしたい中級者にうってつけだが名山ハンターにはどうかと思う。
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5. 記録
5.1. 明覚駅から上郷愛宕山登山口まで
茸モデルの駅舎から薄曇りの梅雨空の下に出る。鉄道線路に沿って高崎方向に右手に公園を見ながら狭い徒歩道を歩む。公園出口の坂道を合わせて目前の緑の丘へ向かうと、線路脇には白花を天に向けたヒメジョオンが緑濃い草むらから背を伸ばし、ヤブカンゾウが橙色の彩を添えている。スズメやムクドリが姦しく、燕が畑や果樹園の上を滑空していた。狭い車道は県道に合流する。車が疾走する県道の歩道をたどって八高線のガードを潜る。車に注意して県道を横切り鳥居手前の遊歩道へ入る。都幾川に下る遊歩道の周りは竹薮でウグイスの囀りややカエルの鳴き声が聞こえる。橋のたもとには「投網禁止・釣り専用」との看板が立つ。魚を探して橋の上から都幾川を覗くと流れは濁りあって淀みに真鯉のみ、岩の上に亀が一匹甲羅干ししているだけであった。橋の北側の路面には「ときがわ水辺の道」との道標が張り付けてあり矢印を目で辿ると明るい農業集落が見え、ウグイスとホトトギスの囀りが交差して耳に入ってきた。道なりに八高線の踏切に進むと竹薮が多いせいだろうか、ウグイスの囀りが身を包む。踏切を渡って坂を登る。山側の民家の入口にはヘメロカリスが咲き、垣根下にはスモモが結実していた。
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5.2. 上郷愛宕山登山口から愛宕山標高点160mを通って乗合タクシー中野(五明)共通乗降所まで
峠に着くと右手に木々に囲まれた駐車場兼社のような場所がある。微風が通り心地よい。消火栓看板と小さな水戸黄門・助さん・格さんの人形3体が目印になる。左手に軽トラ幅の作業道がある。作業道へ左折するとすぐに草薮化した栗畑が現れる。もちろん作業道も草薮で薄い踏み跡が栗畑の先の針葉樹植林の中へ伸びている。見れば玉川(旧玉川村境界標だろう)と刻んだ黄色プラ杭が踏み跡に刺さっていた。植林に入ると落ち葉についた踏み跡ははっきりとする。暗い斜面を登ると小御嶽磐長姫命と刻んだ秩父青石板碑に出会った。石碑の前には香炉が転がっている。参拝の方々が往復された跡を利用させて頂いたのだと感謝を込めて合掌した。この先の踏み跡も黄色プラ杭の列を結んでいるように見える。黄色プラ杭を目印に平坦な尾根に登りついた。ここには冨士嶽淺間大神と刻んだ一回り大きい青石板碑が立っている。板碑の左右に踏み跡がある。参拝する集落が複数あるのだろうが縦走する身には紛らわしい。ちょっと思案して右の尾根筋を選んだ。顔に蜘蛛の糸が纏い付き、目の前をホタルガが逃げ惑う。針葉樹広葉樹混交林の林床はヒサカキなどの小木が茂り煩わしい。尾根の北斜面側に出て尾根沿いに最高点を探しつつ歩む。目印も山名板も見つからないまま愛宕山標高点160mを通過した(下山後トラックログ確認)らしい。針葉樹林が切れて北側足元に屋根が見える。地形図の光明寺らしいが茂った木々の葉が特徴を隠すので民家との区別がつかなかった。尾根とここから下る北斜面にはツツジの株が点在して花の季節の艶やかさを暗示する。尾根を辿ると尾根の分岐に出た。まず北へ進んでみると地形図には記載がない基準点があった。その先は下り尾根になるので帰って尾根分岐から西尾根へ向かった。あいも変わらず植林の林床にある灌木・小木が煩わしいが落ち葉の上に続く踏み跡ははっきりして心強い。尾根の鞍部は峠になっていて左右から細い踏み跡が登ってきている。直進して瘤に登るとプラ杭の色が赤に代わった。赤杭を探しながら尾根筋を辿る。チェーンソーの音や自動車の走行音が聞こえてきた。古いコンクリ杭の上の枝に赤と青のポリエチテープが揺らめいていた。里への下り目印と判断して尾根筋を西へ下り、さらにコルから谷を北の車道へと下った。
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5.3. 乗合タクシー中野(五明)共通乗降所から166.7m三角点を経て堂山登山口まで
2車線の車道には「ときがわ町乗合タクシー中野(五明)共通乗降所」と書いたスタンドがある。スタンドから峠を見上げると地形図と違い西へ広い車道が伸びていた。峠から普段着の女性が下ってきた。車が何台も登っていくところを見ると先にも合流する車道があるに違いない。車道が南へ曲がる角にある工場手前の峠まで登るとカーブミラーの先、右手に作業道入口があった。目印は街灯ポールである。166.7m三角点を確認するためだけに車道と別れて作業道に入る。駐車場として活用されているためか短い砂利道があった。すぐに道は薮で覆われる。林道並みに広かったであろう作業道も腰までの草、小木、太い藤蔓が塞いでいる。道に注ぐ太陽光が高木で遮られるようになると薮は密から疎に変わり、路上にはフユイチゴが目立つようになる。作業道から植林に踏み込むと薮が消えて落ち葉道になる。薮歩きを楽しめるのはほんの短い間であった。工場の作業音もまだ耳に入る。歩きよくはなったのではあるが相変わらず蜘蛛の糸が顔に纏い付く。三角点マニアも今朝は先行していない証拠だ。正午のチャイムが響いたので植林地の明るい所で昼食とした。蒸し暑い。座るとすぐに小さな薮蚊がたかる。蚊柱に追われて口にパンを咥えたまま早々に広い尾根の踏み跡を進む。黄色プラ杭に再会して玉川境界を辿ることができた。本当に旧玉川村のお世話になる。166.7m三角点は目の前の尾根道にポンと出てきた。三角点と方位を確認して今度は赤杭頼りに踏み跡を進むとネットフェンスにぶっつかった。ネットフェンスの中には何やら人工物がある。もう赤杭はどこにも見当たらない。地形図の「南に破線」に下ろうと計画したがどうも分岐を見落として北に踏み込んだらしい。しょうがない、踏み跡が濃いネットフェンス脇を辿って北尾根を下ることにした。カン、カーンとゴルフボールを叩く音が間近に聞こえる。尾根末端近くで踏み跡がなくなったので小木を掴み急斜面を下って作業道に出た。短い作業道の先は広い駐車場で左手に立派な建物がある。駐車場の端を県道に向かって進むとファーストレイトゴルフ練習場との大看板が立っている。練習場出口正面に堂山に登る地形図破線道があるはずとその方向を見れば道らしいものがある。薮で塞がれている上に進入禁止か、ロープが入口を閉ざしていた。仕方なく車がビュンビュン走る県道の傍らをときがわ町中心に向かって下った。右手に山裾を巻く1車線の車道を見つけて地形図と照合する。細すぎると思ったが要所で引き返せばと西へ右折した。下り坂の先にトレッキングの道標が見えたのでひとまず安心して近寄った。みると本郷旧県道分岐とある。方向指示に従って堂山に向かった。舗装道の左手は民家の庭が、右手の斜面には色鮮やかな紫陽花の株と街道を守る馬頭観音が立ち、その上には木々に囲まれた墓所等と心休まる田舎道が続いている。突然、マウンテンバイクが爆音を立てて追い越していった。路駐している白い乗用車に出会う。そのかげには先ほどのマウンテンバイクが停まっていた。林道の入口にも道標がある。
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5.4. 堂山登山口から堂山を往復して金比羅山登山口まで
林道分岐に立つ方向指示道標を見る。堂山は右手の車両進入禁止の広い林道の先になる。芝の生えた砂利林道の屈曲をを地形図と照合しながら登った。林道左右の真竹林から広がった竹薮には筍がいくつも伸びている。柔らかそうな一本の先を折り取り、皮を剥いで齧ってみたがエグ味が強い。左右が広葉樹林になると白い中央配水場に突き当たった。金網塀に囲まれている。4分も歩むと日影バス停への分岐という道標に出会った。道標の上の木にぶら下がる看板には「10座3周回50㎞」と書いてあったがどういう意味なのであろうか?すぐに高区配水場に到着した。配水場管理のための車道を歩かせていただいたのか、なるほどと納得した。車道からネットフェンス脇の徒歩道に進む。ときがわ町トレッキングのためにか四季彩館・別所と堂山・雷電山と方向を記した分岐標識があった。左手の萱場からときがわ町がちらり、堂山からの展望はこれだけであった。萱場から針葉樹人工林の中の踏み跡に入る。要所には木段が整備されているので人気コースであることが分かる。コロナ自粛のせいかそんな急斜面でないのに息が切れる。息継ぎ休みを取って耳を澄ますが、正午過ぎのためか鳥のさえずりが消えてヒヨドリがピーヨとなくのみで寂しかった。峰に登りつき道標(堂山(天王山))を見て山頂と確認じた。山頂は林の中のちょっとした小広場、暗い上に展望がないのはまことに残念、先行の方々は休まず雷電山へ向かったのか落とし物もなかった。口を潤して杉・ヒノキ人工林の中を下る。誰にも会わぬ林道を通って堂山登山口についた。舗装道路を引き返して道標に従い第2庁舎バス停方向へ歩んだ。全くの近郊農村ハイキングコースで畑と花壇のある家(農家)そして背後の林と”旧県道”風景が続く。県道交差点からは車社会に突然変わる。本郷と田中の間だから本田橋ということか、橋を渡って疾走する車多い県道を歩んだ。地形図標高点96の交差点で西へ曲がり地形図の学校記号を目指した。小学校裏への曲がり角で開花したセイヨウアサガオがもう夏が近いと教えてくれる。突き当りで西から南へ向かい桃木地区へ狭い道へ入った。山側に立つ石地蔵のすぐ先に金比羅山登山口がある。
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5.5. 金比羅山登山口から金比羅山を経て「ろうばいの道」看板がある関堀愛宕山登山口
金比羅山登山口から杉・ヒノキ植林に入ると、しっかりした踏み跡が目に入った。すこし登ると墓地がある。ここでもお参りの方々のお世話になっていたのだ。幾分薄くなった踏み跡を辿るとTV受信アンテナか、木々に隠れて2、3本が立っていた。踏み跡はさらに薄くなったがここでも黄色プラ杭の列にお世話になる。まっすぐに登って金比羅山山頂に着いた。三角点213.6mはすぐに見つかった。頂上部は狭い尾根で木々に囲まれて展望は何もない。尾根を西に行くと崖の下にしめ縄を張った石祠があった。都幾川の方へ北向きだ。もしかしたらこれが川運のための金比羅神かもしれない。すこし西に尾根を進むと赤プラ杭が刺さっていた。ここの尾根分岐から踏み跡は南へ下っている。踏み跡を辿って杉・ヒノキ人工林を下ると尾根はまた分岐していた。コンパスを見て南南西へ下る。民家が近いのか尾根の裾は竹林となり踏み跡が消えていたが先には草の茂った作業道があった。林道なみに広い作業道に下りついて草を掻き分けて道なりに東に向かうとロープを張った出口があった。ロープには「私有地につき立ち入り禁止」とのこと、里山にはこれがある。林道の上の家から草刈り機の音が轟く。少し進むと下の家でも同じく林道脇を草刈り中であった。「蒟蒻をよけての草刈りですね」と挨拶して十字路に出た。右折し広い車道に出て県道に向かう。禅寺の入口を示す石柱前から橋へ県道を横切る。橋を渡って車道の山側を歩いて墓場登山口に向かった。なんと直ぐに「ろうばいの道」という看板に出会う。ここの階段から関堀愛宕山に登ることにした。
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5.6. 看板「ろうばいの道」がある関堀愛宕山登山口から関堀愛宕山を経て明覚駅
「ろうばいの道」の階段を登り針葉樹植林に入った。段々と薄くなる踏み跡を辿ってほぼまっすぐに斜面を登る。標高125mあたりで踏み跡が消えたので足場を探してジグザグ気味に登ると赤テープを巻いた大木が見えた。赤テープ大木は林道端に立つ。この林道を南へ登ってみたが末端は薮斜面に突き当たり先がなかった。引き返して赤テープ大木近くの林道から上の斜面を乗越すと登山路に出会う。トラロープまで設置されていて驚いた。登山路を道なりに登ると愛宕神社が建てられた山頂に直ぐに着いた。展望は全くなく、座ると薮蚊の柱が立った。地形図にある中腹の神社には会えるのだろうか。拝礼して、素直に登山路を下って合流した林道は巻き加減に墓地に素直に下りついた。途中には何もない。踏み跡を辿って簡易舗装路を横切ると愛宕山花の会の看板がある車道に出た。さらに車道を進めば、え!コンクリ階段でろうばい並木のある簡易舗装道に繋がっていた。ここがノーマルルートの関堀愛宕山登山口かもしれない。地形図に従って三叉路を南へウグイスが囀る愛宕山下、団地を抜け、東に曲がり2交差点を過ぎて八高線に出会った。これで一安心、線路と住宅地に沿って青春前期の子供たちがかくれんぼを楽しんでいる明覚駅に帰着した。
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(写真 礒田 武志)
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