【山 域】 北海道 大雪山旭岳 2291m 十勝岳 2077m
【日 付】 2020年9月15日(火)~16日(水)
【メンバー】 K.Ok
【往 路】 15日 羽田空港 7:45 ~ JAL551 ~ 9:20 旭川空港
【復 路】 16日 旭川空港 19:30 ~ HD88 ~ 21:15 羽田空港
【コースタイム】
15日 旭岳
ロープウェイ山頂 姿見駅 11:15 ~(反時計回り)~ 11:30 旭岳石室 11:40 ~ 13:20 ニセ金庫岩 13:25 ~ 13:40 旭岳山頂 14:05 ~ 15:20 旭岳石室 15:25 ~(反時計回り)~ 15:50 姿見駅
16日 十勝岳
望岳台 8:40 ~ 9:50 避難小屋 10:10 ~ 11:15 噴火口縁 11:20 ~ 12:30 十勝岳山頂 13:05 ~ 14:55 避難小屋 15:05 ~ 16:15 望岳台
(YAMAPから)
【コメント】
一泊二日で大雪山旭岳と十勝岳を登ってきました。初日は曇り、二日目は曇りのち晴れ、ただし山頂は曇りでした。両方とも歩きやすい山で、気温が高くないこともあり、楽な登山でした。今回は弾丸北海道でピストンとなりましたが、次回はじっくり縦走したいものです。
旭岳
旭岳温泉からロープウェイで標高500mを登ります。今年は紅葉が遅く、まだ色づいておらず、残念でした。山頂の姿見駅付近は遊歩道が整備されていて、周回することができます。平日にも拘らず、登山者、ハイキング客も結構いました。
チングルマが色づいていました。
旭岳石室。姿見ノ池の向こう側は噴煙が上がっています。主に水蒸気だそうで、硫黄の匂いは殆どしません。写真をクリックすると動画が始まります。
雲の中で途中は見晴しもなく、黙々とかつ順調に登ります。一本調子の登りですが、それほど急でもなく、道も石交じりではあるもののかなり歩きやすかったです。
6合目 1825m
7合目 1935m
8合目 2065m
9合目 2196m
ニセ金庫岩と金庫岩。傾いているからニセなのでしょうか!?ここまで来れば、山頂はもうすぐです。
山頂に到着、北海道最高峰の2291m。一等三角点が設置されていました。
一瞬、晴れ間が覗きました。
旭岳石室まで戻り、周回コースの反対側を通ってロープウェイに戻ります。
夫婦池
竜胆が咲いていました。
ロープウェイで下山して、旭川市内のホテルクレッセントに宿泊。リーズナブルな値段ながら快適なホテルでした(シングルユースです、念の為)。
北海道と言えば名物は色々ありますが、自分にとっては何と言ってもジンギスカン。大黒屋は人気店のようで30分待ちましたが、満足しました。市から宿泊客に2000円のクーポンが配られたので、得しました。
十勝岳
二日目は十勝岳。曇りの予報より良くなって、概ね晴れましたが、山頂は雲の中。何より風が強くて、山頂に辿り着けるか心配でした。
登山口の望岳台を出発。
最初は、平坦に近い道を歩きます。
雲が山の向こうから飛ばされてきます。
強風の為、自衛隊員が引き返してきました。次第に風が弱くなる予報を信じて、行けるところまで行ってみます。
避難小屋の手前辺りから火口の縁まで傾斜がきつくなります。
美瑛方面を振り返ります。
稜線まで上がると火口で、なだらかになります。左にスリバチ火口、右にグラウンド火口、その間の尾根を歩いて行きます。スリバチ火口の向こうに見えるのは、美瑛岳(上の写真)。
十勝岳は、約30年ごとに噴火を繰り返しており、1962年の噴火では4つの火口ができたそうです。そのうちの一つ、62-2火口は今でも噴煙を盛んに上げています。写真では分かり難いですが、稜線に点々とあるのは柵で、噴火により廃道になり、今の登山道を作ったそうです。
暫く緩やかな道を歩くと、山頂直下は急登になります。ここを登り切って、山頂に到着。
来た道を戻るので、下りの写真は省略。
風が強く様子を見ながら歩いたので、かなりゆっくりになりましたが、望岳台に下山。夏の風の弱い日はかなり暑いそうなので、暑くなかったのは良かったです。望岳台には防災シェルターがあり、トイレも大変綺麗なのですが、飲み物の自販機があるだけで、土産物はなし。
山頂は雲の中でしたが、雨に降られず二座とも登頂でき、飛行機代を無駄にせずに済みました。
次回は、黒岳~旭岳とか、美瑛岳~十勝岳~富良野岳とか、縦走したいですが、縦走となると交通の便の問題と営業小屋がないので大変です。火山灰の山なので水場もありません。
帰りの飛行機まで余裕があったので、旭川空港でジンギスカン鉄板焼きとソフトクリームをを食べて帰路に着きました。二日間とも消費した以上にカロリーを摂取してしまいました。
(コメント、写真:K.Ok)
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