【山 域】 青森県 八甲田大岳 1585m 岩木山 1625m
【日 付】 2020年10月29日(木)~31日(土)
【メンバー】 K.Ok、M.Sa、E.Oh、Kz.O
【往 路】 前夜発夜行バス 新宿バスタ 10:20 ~ JAMJAMライナー JX931 ~ 7:40 弘前
【復 路】 31日 新青森 18:24 ~ はやぶさ44号 ~ 21:00 大宮 21:10 ~ 21:31 北朝霞
【コースタイム】
29日(木) 八甲田山:酸ヶ湯温泉 八甲田登山口 10:10 ~ 仙人岱分岐 11:40 ~ 12:30 八甲田大岳山頂 12:40 ~ 13:10 大岳ヒュッテ 13:45 ~ 14:20 上毛無岱 14:25 ~ 15:30 登山口
30日(金) 奥入瀬渓流:奥入瀬渓流館 7:30 ~ 9:10 石ヶ戸 9:35 ~ 銚子大滝 11:40 ~ 12:10 子ノ口
31日(土) 岩木山:岩木山神社 6:10 ~ リフト乗り場登山口 6:50 ~ 7:50 姥石 7:55 ~ 8:55 焼止りヒュッテ 9:05 ~ 錫杖清水 10:25 ~ 鳳鳴ヒュッテ 11:10 ~ 11:35 岩木山山頂 12:15 ~ 鳳鳴ヒュッテ 12:40 ~ 錫杖清水 13:00 ~ 13:55 焼止りヒュッテ 14:00 ~ 14:30 姥石 14:40 ~ リフト乗り場登山口 15:15 ~ 15:30 岩木山神社
【コメント】
初雪の便りは聞いていたので、雪山の準備はして行きましたが、思った以上の積雪でビックリ!紅葉と雪山と一粒で二度美味しく歩いてきました。
29日 八甲田山
(YAMAPから)
朝7:40に弘前に到着し、レンタカーで酸ヶ湯温泉に移動。曇天の中、登山開始、左回りで周回します。
酸ヶ湯温泉
登山口
登山道は全体的に整備されていて、また急登や岩場はほとんどなく、歩きやすい山です。
地獄湯の沢を過ぎた辺りから雪が出てきました。
雪山に 足跡ひとつ くっきりと この山道を 行きし人あり
山頂付近は風が強く、吹雪状態。写真を撮ったら、この先の大岳ヒュッテへと急ぎます。
小屋の中で遅めの昼食を取りました。小屋の中の気温は0度です。三階に出入口があり、雪深さが伺えます。
毛無岱(けなしたい)まで降りてくると季節は晩秋に逆戻り。湿原を気持ちよく歩きます。
上毛無岱
下毛無岱
山頂が一瞬見えました。
天に見放されることなく、無事下山。酸ヶ湯温泉名物のヒバ千人風呂の入浴受付は、コロナの影響で3密回避のため14時半迄、残念でした。
30日 奥入瀬渓流
上の地図をクリックすると、出典に飛びます。
(出典)http://towadako.or.jp/wp-content/themes/towadako/pdf/map/map_oirase.pdf
日本海側は雨、太平洋側は晴れの天気予報だったので、奥入瀬渓流を30日に変更しました。
奥入瀬渓流館に車を停めて、十和田湖に向かって遡上開始。
石ヶ戸までは歩く人も少ないです。奥入瀬は何度でも行きたい場所ですが、車道が並行しているのが残念。車窓から渓流が見えるのでドライブには良いのですが。
石ヶ戸に車を停める人、観光バスも次々到着して、人が多くなります。金曜日の今日を奥入瀬にして良かったです。
阿修羅の流れ
雲井の滝
不老の滝と九段の滝
銚子大滝
落差7mのこの滝があるため、魚が遡上できず十和田湖には魚がいなかったそうです(水質という説もあります)。
明治に和井内貞行氏が21年の歳月の末、ヒメマスの養殖に成功し、今では十和田湖の名物になっています。
十和田湖(子ノ口)に到着。14kmを歩きました。
渓流館までバスで戻りました。酸ヶ湯温泉への道が雪のため通行止めとなり、ヒバ千人風呂には行けず仕舞い。ちょっと迂回して帰り、深沢温泉というマニアックな温泉に寄りました。一日ずれていたら、八甲田山には登れませんでした。
31日 岩木山
(YAMAPから)
当初は岩木山神社からの百沢コースを登り、バスで降りて来る予定でしたが、30日の降雪でバスが運休となり、ピストンすることになりました。
〇〇富士と呼ばれる円錐形の山は往々にしてそうですが、登りのきつい山でした。
登山口の岩木山神社。正面奥に御神体の岩木山が見えます。
拝殿まで進み、登山口に入ります。
林の中をしばらく歩き、公園を抜け、ロープウェイ乗り場を通り抜け、登山道に入ります。
紅葉の絨毯
姥石に到着。アケビの実がありましたが、鳥か何かが食べた後でした。食べたことが無いので、一度食べてみたいです。
空から降臨、昇天と意見が分かれました。人によって違うのだと変なところで感心しました。
焼止りヒュッテを過ぎると、いよいよ急な登り、岩がゴロゴロ、積雪と大変です。
錫杖清水。美味しいお水です。帰りに汲んで帰りました。
鳳鳴ヒュッテに到着。スカイラインで8合目まで上がった人達と一緒になります。
ツボ足どころかスニーカーの人もいて目が点です。地元の人は雪に慣れているのでしょうか。
あそこまでと思ったら、先があり、騙された気分です。
岩木山山頂に到着。
奥宮から登山口を見下ろします。
山頂の昼食
来た道を戻り、岩木山神社に下山。下りも楽しく歩きました。
雪の間を縫って、八甲田山、岩木山に登ることができ、何よりでした。夕食は居酒屋で郷土料理を二日間とも美味しく頂き、夜も満足しました。
ご一緒頂いたお三方のお蔭で楽しく安全に登山することができ、有難うございました。Kz.Oさんにはずっと運転をお願いしました。お疲れになったことと思います、お礼申し上げます。
(コメント、写真:K.Ok)
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