【山 域】 中央アルプス 恵那山 2191m
【日 付】 2020年11月8日(日)
【メンバー】 K.Ok
【コースタイム】 登山口駐車場 5:50 ~ 6:20 広河原登山口 6:30 ~ 4合目(1716m) 7:40 ~ 恵那山山頂 9:30 ~ 9:40 最高地点(避難小屋)10:00 ~ 恵那山山頂 10:15 ~ 4合目(1716m) 11:40 ~ 広河原登山口 12:45 ~ 13:15 登山口駐車場
【歩行ルート】
(ヤマレコから)スタートは広河原登山口、ゴールは駐車場
【コメント】
「木曾路はすべて山の中である。(中略)山の中とは言いながら、広い空は恵那山のふもとの方にひらけて、美濃の平野を望むことのできるような位置にもある。なんとなく西の空気も通かよって来るようなところだ。」の出だしで有名な「夜明け前」に出てくる恵那山は、天照大神が産まれた時の胞衣 (えな) を納めたのが山名の由来という由緒ある山です。
木曽まで行くのも遠いし、どの登山口もアクセスが悪いので、登りにくい山と言えます。
今回登った長野県側の広河原コースは最短コースですが、樹林帯の中をずっと歩き、あまり面白味のあるコースではありませんでした。広河原登山口の標高が1250m、山頂2191mで、標高差は約1000m、登山道は3.1kmなので、かなり傾斜のきつい山です。ほぼ一本調子の登りでした。岐阜県側の神坂峠からのコースは展望が良いそうですが、時間がかかるので、どのコースを取るかは難しいところです。登った感想は、普通の山でした。
7日に移動、折角なので木曽路の妻籠宿から馬籠宿に寄りました。馬籠は島崎藤村の生地。夜明け前や破戒等の作品は、明治の封建制がまだ色濃く残る時代を背景に書かれたもの、今の若い人が読んでも理解できるのかなと思ったりしました。宿場は昔の街並みが保存されていて、木曽路(中仙道)を歩くことが出来ます。ただ、山道を歩いたり、車道を歩いたりで、一度行けばいいかなと思いました。
妻籠宿の街並み
男滝と女滝
8日 宿の車で駐車場まで送迎してもらい、林道を運転せずにすみホッとしました。駐車場からは林道を30分歩いて登山口に到着。ここを左に降りていき、橋を渡ります。そこから先はずっと登り。
約300m置きに標識が設置されており、木製の梯子もあり、整備されている登山道です。昨夜雨がかなり降ったので、あちこち道がぬかるんでいました。ヤマレコ、ヤマップの数日前の記録では雪が積もっていて心配したのですが、昨夜は雪にならず、雨になり、すっかり雪を溶かしてくれていました。
道は概ねこんな感じで、鎖場はありませんでした。
落葉松が綺麗でした。
風がとても強かったのですが、樹林帯を歩くので比較的しのげました。途中、笹原があり、そこは強かったです。山頂付近はまた木に囲まれているので、風が弱くなりました。
山頂に展望台もあるのですが、見晴らしはありません。最高地点は10分くらい先だそうで、そこまで行きました。
こちらも見晴らしはありません。
山頂のお社
最高地点のお社
来た道を戻ります。
南アルプスの山並みのはず
中央アルプスのはず
ダケカンバの白が青に映えます
登山口まで戻りました。
帰りは小仏トンネルで大渋滞。中央道は嫌いです。
(コメント、写真:K.Ok)
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