【山行目的】 会津100名山のうち、11/17~19に奥会津6山を登る
【山行期間】 2022年11月17日(木)
【参加者】 L:(久曾神) 礒田 (合計2名)
【アクセス】 大宮(やまびこ203号)07:05→08:19郡山→8:35西口トヨタレンタ8:39→9:06郡山IC→郡山JCT→9:53会津若松IC→R121→岩月町R121旧道→地形図288点に大仏山登山口道標→10:31パーライト採取場が右手、左に通行止めの林道、墓地駐車用空き地(林道入口が現在の大仏山登山口)→大仏山登山口→R121→R64→R325→13:38東山温泉瀬炙山道路→13:49羽黒山登山入口14:28→14:41背炙山公園入口15:13背炙山大駐車場15:35→16:50宿 新鶴温泉健康センター(ホットピア新鶴)電0242-78-3222
【コース及びコースタイム】
1)現在の大仏山登山口10:36→10:55休憩舎→ふれあいの森学習路登山口10:59→11:45大仏山(708.2m)12:00→12:34ふれあいの森学習路登山口→12:53駐車場【所要時間 2:17】
2)・石山徒歩道と車道接点13:54→14:11羽黒山→14:23石山徒歩道と車道接点【所要時間00:29】
・背炙山公園山頂駐車場14:42→15:02背炙山15:02→15:10背炙山公園山頂駐車場【所要時間00:28】
・背炙山大駐車場15:19→15:28背炙山三角点15:29→15:32背炙山大駐車場【所要時間00:13】
【コメント】
1. 動機
・久曾神さんに昨年から誘われていたが1月に遠位胆管癌手術を受けたので延び延びになっていた。そこで改めてリハビリということも含めて秋の低山里山特集となった。
・ヤマレコによれば、「会津百名山は、会津保健所と南会津保健所が健康増進事業として制定し、1998年に歴史春秋出版より刊行された「会津百名山ガイダンス」にて紹介された会津を代表する名山のリストです」。なお、6山を3日間で登るのであるが本記録は初日の11/17は90大仏山(喜多方市)、80背炙山・羽黒山(会津若松市)とした。
2. 郡山から大仏山
捜すのにてこずった西口の郡山トヨタレンタカー事務所でトヨタVitzを借りナビに久さん調査の大仏山登山口マップコードをインプットして久曾神さんの運転で出発した。郡山の市街地から郡山ICを経て東北道、直ぐに郡山JCTで磐越道に乗った。磐梯山SAで休憩する。新型コロナ感染のせいで消え失せていた観光バスがようやく並んで駐車している。天気予報通り会津に入ると晴から曇に代わった。
SAを出て会津若松ICを経て会津縦貫西道路R121ついで北道路を通って喜多方市岩月町に入った。R121新道から北東R121旧道へ入って大仏山登山口を探す。右手に大仏山登山口の道標をちらりと見たがネット情報と様子が違う。かなり行き過ぎても川沿いにあるというネット情報の登山口が見つからない。引き返して大仏山登山口道標から東に入る。舗装道路はパーライト採取場に入るが私有地進入禁止、左手の林道も進入禁止とまたして情報と違う。R121旧道に引き返して再び北東へ大仏山登山口はないかと進む。川を渡る地点まで行って諦めて引き返す。大仏山登山口道標(地形図標高点288)から東に再び入る。小川沿い舗装道路の突き当り手前の墓地駐車用空き地に車を止めた。目の前は小川を挟んでパーライト採取場である。車を降りR121旧道の方へ引き返し神社への階段前を過ぎ、岩月町史跡マップ看板で現在場所と大仏山登山口を確認した。左手の進入禁止林道の奥に大仏山登山口があると書いてある。舗装林道の奥には菅沼という集落があるが菅沼への道は自動車が入れないくらい荒れているらしい。補修完了予定のポスターもあるが工事が進んでいる様子はなかった。出発準備をする。
車通行禁止の林道に入った。樫の仲間の落ち葉が覆い隠しているが簡易舗装の道路はずいぶん壊れている。補修跡を見ると谷間の沢沿いにつけられたこの林道は何度も水害にあったと推測された。現在地を確認するため地形図に実線で記された歩道の分岐を探したが見当たらない。諦めて登る。休憩舎・駐車場に到着した。休憩舎・駐車場は当然ながら使われた様子がない。傍に古びた大仏山案内図がある。林道は先へ続いている。少し進むと看板や多数の目印がある小橋の袂の三叉路が大仏山登山口(ふれあいの森学習路登山口)である。なるほど舗装道路、川沿いとHP情報の要素に一致した。ナビでは到達できないわけだ。
ふれあいの森学習路登山口から道なりに登る。杉林の細道を抜けると広い徒歩道となった。曲がりくねった道を登ると大仏山案内図に記してあった最初のベンチに出会う。地元の人の参拝路、子供達のためのふれあいの森学習路なのだろう。傾斜が小さい。地形図の等高線500mの巻道となり南西に斜面を進む。大仏山西尾根に着くと落ち葉散り敷く尾根道を登る。周りは里山らしく赤松とミズナラ系広葉樹混交林だ。林床はユズリハの緑が目立つ。立派な道標が出てきた。なんで登山口にないのだろうか。すぐに足元の落葉がミズナラと落葉松に代わった。そのせいかなにやら宗教的雰囲気が漂う。標高600mの巻道を南から南東に辿り南尾根に着いた。南尾根を登る。
久曾神さんの背を追って大仏山の頂上に到着した。目前には涎掛けをした石の小仏が座ってこちらを向いている。手前には三角点(708.2m)がある。その右手下には北に向かう周回路が下る。北西に切り開きがあるが曇天で遠望はない。近傍に重なる尾根の向こうにうっすらと白いのはもしかして飯豊ではないか。
薄ら寒い中、昼食を終えて引き返す。再び落葉の絨毯を踏んで幅広い山道を下る。麓から正午の音楽が流れた。落葉松・赤松・黒松の林を下る。広葉樹林の斜面を巻いている道に帰って来た。山側にはシシガシラ、林床にはユズリハの緑も目立つ。尾根道の山頂道標が立つポイントを過ぎて巻道に、巻道を終えて谷を下り杉林に帰って来た。見下ろせばふれあいの森駐車場が目の前にある。ふれあいの森学習路登山口の橋を踏んで溝・穴だらけの舗装道に立った。ここがネット情報の舗装路出合であると実感する。落葉で覆われた林道をどんどん下って大仏山登山路進入禁止のゲートに着いた。墓地駐車場の車に帰ってまずは荷物を積み込んだ。
登山口に到達できたら登山は95%成功と再認識できた山行だ。ナビを利用する場合、一般道の林道入口と林道の登山口との二か所のマップコードを知れば林道閉鎖であっても右往左往することはない。事前調査に緯度経度からマップコードを得るソフトを利用するのも手である。まずはカシミール3Dで当該地点の緯度経度を得て、例えばジオコード(地理情報)変換ページ(https://saibara.sakura.ne.jp>map>convgeo)でマップコードを知るなどである。次回、試してみよう。
3. 大仏山から羽黒山
墓地駐車場を出発してR121旧道に出た。ナビに従ってR121新道を経てR49、次いでR111等を経た。11/4~5に通ったばかりの会津若松駅前を過ぎ幾つもの電波塔が立つ背炙山を目指す。武家屋敷、松平家墓所を横に見て東山温泉の背炙山登山道に入った。久曾神さんが選んだ羽黒山登山口は車道と地形図破線(石山徒歩道)との接点(等高線590m)である。ここは二つの道の峠かつ羽黒山と向かいの山とのコルになっている。頂上までの標高差は55mに過ぎない。車を道脇空き地に停めて空身で羽黒山へ踏み跡を登った。杉林の中、薮の踏み跡を辿るとなんと境界巡視路に出た。目印テープ、赤杭迄もある。羽黒山南尾根まで巡視路を辿った。道が下りになったので少し引き返して右手(北)の薮斜面に取り付いて頂上を目指す。ミズナラ疎林で林床の薮は椿である。こんな椿薮は二王子岳以来だ。久曾神さんに続いて密薮をかき分けて登った。山頂部は平坦であるが一面椿薮が広がっていた。最高点645mを示す山頂標も目印テープもない。何もないのでGPSロガーが表示する標高の最高値の地点で薮漕ぎを止めた。ミズナラ林の薮の中、展望も全くない。南東へ獣道・水流跡を探して薮漕ぎしながら巡視路まで下った。巡視路を引き返して車道に出た。車道法面に巡視路の入口らしい山316マークあった。取り付きの目印になる。
ところで会津100名山として羽黒山が選ばれたのは登頂よりむしろ古刹の神社参詣が理由ではないか。地形図にある標高差300mにつけられた階段(ネットでは1225段)を登って会津羽黒山湯上神社に参拝していただくことであろう。なるほど三角点マニアは山頂そっちのけ、山城ヤも山頂は次で、信心の方々は神社仏閣の御朱印帳目当てで山頂は目もくれないということか。
羽黒山登山口を出発して背炙山登山道を高い方へ久曾神さんの運転で進む。左の送電アンテナ群、右に大駐車場を過ぎて「背あぶり山頂駐車場」標を見つけた。山頂駐車場に入る。下車してみると背炙山山頂への階段道が「冬季期間11月14日から閉鎖」とのポスターがゲートロープとともに下がっている。空身で階段道を登ってみた。遊歩道分岐を過ぎて躑躅の道を直進して尾根に上がると絵葉書通りの猪苗代湖を展望できたが磐梯山は雲でお顔隠しであった。高い方へ登ると古びた「レストハウスみはらし」がある。レストハウスの昇降階段は崩れかけていた。歌碑も読んで見たがフィーリイングとはどうにも合わない。東を見て磐梯山に架かる雲が次上に登っていくのが見えた。感傷と離れて地形図に従って南へ背炙山の頂上を探す。踏み跡に沿って尾根を南東に進むと図根三角点があった。さらに進んで最高点を探す。サルトリイバラの赤実房を見つけて秋をまず認めた。踏み跡の左右は低木、「ここいら」が背炙山最高点か。相談の上、引き返す。.曇天の夕暮れの微風で寒い。下って「背あぶり山頂駐車場」標の駐車場に帰着し三角点823.0mを探すため車で引き返した。
往路では無視した背炙山大駐車場に着いて電波塔群と地形図と照合する。電波塔の数と位置が地形図表示と合わない。地形図実線と久曾神さんの計画とに納得して空身で背炙山大駐車場を出発した。地形図と照合しながら電波塔群下へ出た。舗装道から電波塔進入路を探す。この道か。礒田は地形図にない電波塔の右手に三角点探すが見つからない。久曾神さんには事前入力のスマホ登山アプリで現在地と三角点を確認して湿った草深く細い徒歩道へ先行していただいた。左(西側)土手尾根に背炙山三角点を久曾神さんが発見する。三角点から電波塔群を見まわす。三角点に最も近い電波塔との相対的位置は地形図と合っていた。湿った徒歩道から広い道へ出て大駐車場に帰って来た。日暮れが近づいている。背炙山公園から背炙山登山道を下り東山温泉を経て新鶴温泉の新鶴温泉健康センター/ほっとぴあ新鶴に向かった。(記 礒田C)
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