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天覧山ロープワーク講習 


正しい結び目は美しい
  

【日  付】 2023年1月21日(土曜日)

【メンバー】 L:Y.I Y.K T.S M.I M.O N.U Y.T

【コメント】
 今回ロープワーク講習の申込者は8名。当日IさんTさんは体調不良で参加できず当日はYIさんを含め7名でロープワーク講習を行なった。 当日は朝から強風。前の日は大寒の日ともあって、身体が震えるほど寒い日だった。そんな中天覧山山中で荷物を降ろし、実際にカラビナとスリングを使いながらロープの使い方を学んだ。基本から応用まで色々なロープの使い方を学んだが、自分の記憶に残ったものだけ書き記しておこうと思います(笑。まず最初にチェスト(胸)ハーネストの作り方。スリングを身体に巻きつけ、そこへカラビナを通して出来上がり。支点を長くとりたい時は、胸に通したスリングにさらに輪っか状に結んだ細引きを連結させるやり方も教わる。細引き(スリング)を二重の輪にして胸のスリングに通すだけで、簡単に二つの輪っかを作ることができた!  次にリーダーが木に張ってくれたロープに自分の身体を固定するやり方を教わる。カラビナを使って固定する方法、スリングを使って固定する方法を教わる。スリングをプルージックという結び方でロープに固定し、少しずつずらしながら移動するやり方は、簡単で覚えやすく、これなら私でもできるなと思った。実際に家に帰ってから、もう一度やってみたが一人でも固定することができた。崖や急な坂道でロープを使って安全に降りる方法も学ぶ。素手でロープをつたって降りる方法として、手がらみ、肩がらみなども教わる。手がらみはリュックサックを背負いながらでも降りることができた。ロープワークは難しく、普段使うことのない非日常のものというイメージがあったが、今日の講習では実際に山の中に張ったロープを使いながら、自分で見てやってみて、これなら私もできるかも!?と少し自信になった気がする。YIさんの「大事なことは形よりも安全に自分の確保すること」それさえできていれば大丈夫という言葉で、ロープワークに対するハードルがぐっと下がった気がする。 Tさんが用意してくれたお汁粉とそれぞれ持ってきたご飯を食べながらお昼休憩を挟む。プチプチした小豆の食感にもちもちのお餅が美味しかった。いつも美味しいものをご馳走様です。 午後は崖になっているような場所で木から木へと張ったロープをつたって横に歩いていく方法とツェルトの張り方、ツェルトの応用の使い方を教わる。ツェルトは強風や雨が降って来た時に緊急避難の道具として使うのだが、ただ被るだけでもいいのだそう。実際に3人でツェルトを被ってみたがそれだけでも、十分に暖かかった。(特に午後からまたかなり強い風が吹いていたので余計にそう感じた。)難しく考えず、自分流の使い方でもいいのだと思うと気持ちが楽になった気がする。  YIさんもおっしゃっていたが、1度では覚えることが難しいので会の山行や個人山行の帰りに30分でもロープワークの時間を作って実践してみることで、よりロープワークが身近になるし、覚えることができる、日々の山行に取り入れていくことが大事だと思った。
     (記:M.O)

                                     (写真 Y.K)

    能仁寺
   

    多峯主山登山口から入って行く
   

    今日は山行中に滑落しないためのロープワーク講座
   
  
    熱心にメモを取るTさん
   

    あっと言う間にロープを張っていくIさん
   

    普通にロープを持って下る
   
 
    肩がらみ懸垂下降①
   

    分かりやすく丁寧に教えていただきました
   

    肩がらみ②
   

    手がらみ①
   

    手がらみ②ザックを背負って
   

    手慣れたUさん
   

    プルージック①
   

    プルージック②
   

    歓迎されるMさんも一緒におしるこ作ります
   

    おいしくなあれ、おいしくなあれ♪
   

    1人2個もお餅が入っています(^O^)
   

    自己紹介タイム
   

    午後の講習始まり~①トラバース
   

    午後の講習②ツェルト
   

    強風でも大丈夫!ロープを使って樹間にツェルトを設営
   

    お疲れ様 集合写真①
   

    集合写真②
   
                                 おわり