| 花盛りの躑躅を楽しむ | 日光・塩原・那須 高原山(大間々台〜釈迦ケ岳) |
||
|---|---|---|---|
| 【コメント by TK】 | 今年の3月に残雪山行で行った高原山にツツジを見に行くと言う。全山ツツジが見事という言葉に魅かれてメンバーに入れてもらう。二次候補の日に変更しただけあって、参加出来なくなった方には申し訳ないが、快晴で少し冷たい風のある絶好の登山日和。 駐車場で、はからずも違う仲間と来たNさんご一行と会い、後になり先になり行く。 初めての山にワクワク。登山口の大間々台までの林道の脇はミツバツツジが沢山咲いていた。 ・・ということはヤシオツツジにはまだ早かったかなぁと思いつつ見晴コースを行く。小さな鳥居のある八海山神社に着くと、岩屑のケルンが立つ拓けた明るい場所は眺望が抜群! 春の陽光に下界もその向こうの山並みも、まるで海のように青々として、心地よい風が吹いている。3月の時は雪で林道の途中から歩いたのでここまでだったと言う。その先剣ヶ峰は稜線から少し外れていて見過ごしてしまいそう。シロヤシオも咲いていたが、ムシカリの白い花の方が目立った。登山口から釈迦ヶ岳までの標高差が500m位なので、楽勝と思ったらとんでもない!3つもピークを越して行くので、アップダウンが厳しい。釈迦ヶ岳の山頂には立派なお釈迦様が鎮座し、まだ雪の残る日光連山や那須連山を眺めながら昼食。「山っていいなあ」と思える至福の時を過ごす。トラロープのかかる急な道を慎重に下山し、行きとは違う林間コースをとる。展望の利かない樹林帯の中だが終点近くはシロヤシオ、ミツバツツジが見事に咲いて私達の希望を叶えてくれた。山の上の方のツツジは蕾が多かったが、花の時季に照準がぴったり合ったら圧巻だろうなと思う。 展望も素晴らしく爽快な山行でした。 | ||
| 【個人山行 参加者】 | TK、IS、YS(SL)、SW、TI(CL)、SO | ||
| 【期日】 | 2010年05月28日(金) | ||
| 【コースタイム】 | |||
| 朝霞台駅に集合してSWの車で和光北ICから外環、東北自動車道を矢板ICまで走る | |||
| R30から泉でR58に、満開のヤマツツジに感嘆の声を上げながら高原山山麓を学校平近くまで上り、左折してゲートを抜けて大間々台へ向かう 道には路肩駐車禁止、渋滞注意などと人気の躑躅シーズンを覗わせる標識が数多くあるが平日を選んできたせいか、前を走る春日部Noの車と後ろを走る所沢Noの車と3台しか車が見えなかった |
|||
| 道の両側にはミツバツツジが艶やかなピンクの花を咲かせているが、残念ながらレンゲツツジはまだ蕾のようであった | |||
| 大間々台駐車場 | 08:54着 | 平日だというのに駐車場にはもう十数台の車が停まっていた。車の周りには登山やハイキングの準備をする人が何人もいる。また展望台に数人の男女が登って八方ケ原自然林の躑躅の大群落を見下ろしている 周りの此処彼処からウグイスの囀りが聞こえた |
|
| 9:09発 | 準備を終え、階段を登り、見晴コースへ進む。芽吹いたばかりの木々や若葉を広げた木々が混じりあい、新緑の林道を覆う。木々の間から咲いたばかりのミツバツツジやシロヤシオが覗いていた。これは三葉、あれは五葉、それは不規則と枝先の芽から萌え出した葉の数を調べながらツツジの種類を定めていった | ||
| 9:20着 | 見晴コース登山口から鳥居を潜り、林の中をゆっくり登ってゆく 北日本を覆っている寒気のせいか、晴天なのにそれほど暑くなく心地よい |
||
| 1456m標高点 | 9:36着 | 我々より少し高齢の男性集団を追い抜く 休日を外したのに人気の躑躅が咲く高原山は多数の人たちを呼んでいるようだ |
|
| 林をぬけ、低木尾根道の端を登り、岩場に出ると芽吹いたばかりの尾根から緑濃い麓まで目が覚めるような新緑の高原山が展望できた。近くの尾根の上には釈迦ケ岳から中岳に続く尾根も見える。 足元の岩場には背の低いツツジの仲間が大きな群落を作っている。コメツツジのようだがどうであろうか?花が咲いたときに見てみたい |
|||
| 八海山 | 10:00着 | ガレ場に石積み(ケルン)が林立する社の傍で休憩する。社前には軽ハイキングの人たちが休みがてら展望を楽しんでいた。標高点で追い抜いたグループも到着して休憩に加わった 釈迦ケ岳の方を見上げると、南から積雲が登り、北風に押されて渦巻きを作りながらさらに高く舞い上がっていた。 |
|
| 社裏から道標に従い、蕾を膨らませたシロヤシオの林に少し下って登り返す。標高差にして50mも登れば針葉樹林に囲まれた尾根になる | |||
| 矢板市最高点 | 10:17着 | 峰の西側シラビソの幹に手作りの山名標が掛けてある。矢板市最高点1590mと記してあった 東側は木立越しに塩原の方向であろうか展望が利く |
|
| 地尾根筋の登山路を辿ると標高差数十mを下って針葉樹林に大入道・釈迦ケ岳の分岐を示す道標があった 地形図には剣ケ峰を登山路が通り抜けているが登山路は頂上の西側を巻いている |
|||
| 剣ケ峰 | 10:31着 | 分岐から大入道の方へ針葉樹林の中を登ると平坦な空き地があり、行政境界標杭の北側の針葉樹に剣ケ峰と手作り山名標が架かっていた。山頂の先は大入道に続くと思われる踏み跡が続いていた。 山頂を踏んだ後、分岐に戻り、釈迦ケ岳に向かって下る |
|
| 登り返して到達した小さなピークには尾根筋に従って南西と北に向かう踏み跡が分岐していた。南西の踏み跡は笹薮で消えている。道迷いをした人たちが作ったのだろうか。コンパスで方位を確認して踏み跡がしっかりと繋がっている北へ進む。小さなアップダウンが続く細尾根にはムシカリが今を盛りに白い花を開いている。そのせいか、シロヤシオもムラサキヤシオも恥ずかしげに蕾を閉じ、アカヤシオはすでに落花をし始めていた | |||
| 細尾根が少し広くなった笹道で小休止した後、1543標高点を過ぎ、トラロープや木の根、岩角を頼りに標高差50mの急登りをする。掴んだ細い木の先にはコヨウラクツツジの小さな花が散らばっていた。一旦、傾斜が緩くなるがすぐに急傾斜の登りとなる。登山路の両脇にはヤマザクラが花を咲かせて迎えてくれた | |||
| 傾斜が緩やかに代わり、針葉樹が登山路を覆う。木立の間から頂上に建物が立つ峰が見えた。鶏頂山! | |||
| 鶏頂山分岐 | 11:48着 | 笹薮に道標が立ち、その先には急斜面を登山路が鶏頂山へ下っている。「会山行で昔、この道を登って釈迦ケ岳に行った」と思い出を語りあう | |
| 尾根筋を緩く登ると林の切れ目から何人もの登山者が休憩あるいは昼食を摂っている広場が見えた | |||
| 釈迦ケ岳 | 11:52着 | 広場には三角点(1794.9m)の他、大きな釈迦ケ岳と書いた山名標が立ち、広場や周りの笹薮には石造りの釈迦坐像、高原山神社小祠など宗教的な物や栃木100名山釈迦ケ岳などと書いた手作り山名標等があった 北の青空の下には山頂部を雲に隠した残雪の那須、その西にはやはり残雪の日光、それらの南には幾分低い男鹿岳などの山々が連なって見えた。西には鶏頂山と中岳、西平岳、それと対照的に東には大間々台や那須野の高原、南には栃木県北部の平野が立ち上る白雲の下に広がっていた。 ゆっくりとした昼食を楽しんで麓の躑躅鑑賞を再びと12:34に山頂を後にした。 |
|
| 鶏頂山分岐 | 12:37着 | 下りは早い。頂上から3分で通り過ぎた | |
| 2箇所の急傾斜尾根もトラロープを利用して慎重に下ったが登りの辛さがないだけ足も速い | |||
| 細尾根のヤシオの蕾が綻びたかと期待をしていたが冷たい北風のせいか午後になっても堅いままであった。 そのせいか、昼過ぎの太陽の光が照らす、矢板市最高点峰から派生する尾根の広葉樹の芽吹き、釈迦ケ岳から東に延びる尾根の新緑の方が感嘆の声が大きいようであった |
|||
| 復路はだれも分岐から登って剣ケ峰山頂を踏もうと言う者もなく、巻き道を進んで本日最後の登りになる矢板市最高点まで頑張った。 | |||
| 八海山 | 14:07着 | 人気がなくなった社の陰で休憩、同じ登山路では面白くないと見晴コースと同じ歩程(2km)の林間コースで下山することになった | |
| 道標に従い、林間コースに入る。 言葉どおりの笹を敷いた広葉樹と針葉樹の混合林の斜面で、躑躅の花も見えず、今回の山行目的には外れた道かと残念に思った。ただ樹種名を記した名板の数は数多く、勉強にはなる。オオイタヤメイゲツというカエデの名板を見つけてその名を小学生のように復唱して覚えあう。また一列に並んだ岩の列が続き、地形図の毛虫線と対応するのかと話し合う。登山路が東から南に曲がり、涸れた沢を越すと平坦な道が続く。沢筋に待望のミツバツツジとシロヤシオの花園が現れてきた。道を外れて花に接近して鑑賞した。登山路が再び樹林の中に入ると遠くにシロヤシオが見えるだけになる。登山路が土塁(?)に並ぶようになるとヤマツツジの花も現れた |
|||
| 大間々台駐車場 | 15:11着 | 登山路の先が明るくなり、建物と車が見えてきた 建物の脇から広場に出るともうそこは大間々台の駐車場であった ザックや行動装備を整理して展望台に登ってみた。八方ケ原自然林の躑躅の大群落の大部分を占めるレンゲツツジはまだ蕾芽のままのようで、群落の中に散らばるミツバツツジなどが咲いているだけであった。しかしその周りには大きな三脚を担いだカメラマンがいたり、テーブル・ベンチから話し声が聞こえたりで躑躅の花を楽しむ人たちが逍遥しているのが覗えた |
|
| 荷物を車に載せて、汗と疲れを流しに矢板市の城の湯温泉センター(0287-44-1010)に向かった。城の湯は流し場も広い上に65歳以上は400円ととても経済的であった | |||
| 城の湯温泉センターからすぐ近くの矢板ICに入り、佐野SAで休憩後、東北道、外環道を順調に和光北ICまで帰ってきて、集合場所で無事に解散することができた | |||
| ※ 山行インデックスのページに戻る | |||