| 南アルプス・仙丈ケ岳(3033m) |
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| 【期日】2010年7月17日(土曜)〜19日(月曜) 【メンバー】S.K(単独登山) |
| 【コースタイム】 7/17 自宅4:00(自家用車)⇒戸台駐車場8:30〜9:00→砂防ダム付近(引返し地点)9:20→戸台駐車場9:40(自家用車)⇒ ⇒仙流荘10:20〜11:00(バス)⇒北沢峠11:50→北沢駒仙小屋テント場12:10(テント設営) 7/18 北沢駒仙小屋テント場4:00→北沢峠4:13→大滝ノ頭(五合目)6:15→小仙丈ケ岳7:20→仙丈ケ岳山頂着8:31 仙丈ケ岳山頂発9:20→小仙丈ケ岳付近10:30→大滝ノ頭(五合目)11:05→北沢駒仙小屋テント場着13:00(テント撤収) 北沢駒仙小屋テント場発14:30→北沢峠14:45〜15:30(バス)⇒仙流荘16:15〜17:30(下山報告・入浴)(自家用車)⇒ 7/19 ⇒自宅7:30 |
| 【山行記録】 新人の「K」君です。先月は山行2件をドタン場でキャンセルして、関係者の方々にご迷惑をおかけし、本当にすみませんでした。 懲りずに諸事情をかいくぐり仙丈ケ岳に行ってきました。同行者を募ったのですが、申し出が無く、単独登山となりました。 夏は「北沢峠まで南アルプス林道(旧・南アルプススーパー林道)をバスで入れるので、仙丈ケ岳は日帰りも可能」と紹介されてます。しかし、冬は南アルプス林道が通行止めの為、長野県側の戸台から北沢峠まで歩かなければなりません。今回は積雪時登山の準備の為に戸台から徒歩で入山し、北沢峠付近のテント場に二泊する計画でした。 今年一月に入会させてもらいましたが、入会時は「冬山は行きません。奥多摩付近の安全なハイキングを希望」と言っていました。しかし、諸先輩方から『冬山は良いわよ!』と勧められる。学生時代に冬山をかじっていたので、その素晴らしさは知っています。でも50歳の自分に冬山は無理・無謀と考えていました。しかし、ある日ガマンできなくなり『冬山を目指します』と宣言。目標は学生時代にも登った仙丈ケ岳としました。 冬の仙丈ケ岳を登る為に、装備を揃える事も必要ですが、雪の無い時期にもう一度歩いておく事も必要です。特に危険な箇所は無かったと記憶してますが、なにせ30年前の事だし、体力的にも北沢峠までテントを担ぎ上げる体力があるか?リュックザックの重さは17kgにしました。(冬山装備ではもう少し重くなるかもしれません) 結果はコースタイムの欄に記載した通り、神様が『無理するな』と言ってくれているのでしょう。冬の仙丈ケ岳はあきらめました。 <一日目> 戸台の駐車場に駐車し、すぐ目の前に見える最初の砂防ダムまで歩いた所で立ち止まっている若い男性の単独登山者から『増水して登れない。このすぐ先は靴を濡らす程度だが、さらにその先で腰までの渡渉を強いられて引き返してきた』と聞き、確かにそのすぐ先で道が水没している。私は迷わず北沢峠までバスで行く事にする。仙流荘まで戻り、会(山行管理者)へ計画変更の電話を入れ、11時発の臨時便に乗った。 バスは山や花の案内をしながら、サービスで北沢峠のチョッと先のテント場入り口まで乗せて行ってくれた。 バスを降り数分歩くと北沢駒仙小屋(旧・北沢長衛小屋)のテント場に着きます。北沢峠までバスで入れる為、テント泊でも重荷を担ぎ上げる必要が無いので、三連休のテント場はすでに満員状態でした(写真2)。テント場の隅のスペースにテントを張り寝床を確保(写真1)。河原のテント場ですが良く整地されていてウレタンマットを敷けば快適に眠れそうです。 時間があるので、明日の支度を済ませ、天気図用紙を出し、16時の気象通報を聞く準備をするが、NHK第二が聞こえない。昔も安いラジオだったと思うが聞こえた。天気図をあきらめる。そのあとは食事ですが、今回は食事の事まで気がまわらず、夕食はインスタントラーメン。食ったら寝るのみ、近くでにぎやかな宴会が始まらない事を祈ります。三日で結構ダイエットになりそう。朝早かったのですぐ夢の中へ。・・・偶然、夜10時すぎに目がさめる。念のためラジオを聞くと大阪NHK第二が聞こえた。この安いラジオでも夜は良く聞こえる。すでに途中だったので天気図は書かなかったが、外は満天の星空(すなわち快晴)なので早起きを誓う。 <二日目> 朝早く起きて、朝食はカロリーメイト。始発バスが着くと大勢の登山者で山頂は順番待ちの場合もあるらしいので、なるべく早くに北沢峠を出発する。もう若くは無いので、あせらずゆっくりと登る。バテないで歩き続ければいつかは山頂に着くはず。しんぼう強くなった事だけは若い頃より勝っている。 一合目から五合目大滝ノ頭まで合目毎に標識があり、どこまで登ったかわかり易い。森林帯は基本的に尾根通しだが、一部巻き道になっている。大滝ノ頭からしばらく歩くと森林限界を超え小仙丈ケ岳が見える。今は天気はとても良いが、こんな天気でもガスが湧いてきて展望が無くなる事が良くある。時間との勝負だ。小仙丈ケ岳から仙丈ケ岳山頂までわずかの標高差だが登り返しや岩場があり結構時間がかかった。(帰りは小仙丈ケ岳は北側の巻き道で通過した。) 心配していたガスは湧かずに、仙丈ケ岳山頂に到着。中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳・北アルプス・八ヶ岳・奥秩父そして北岳・富士山と全部見えた。いつまでも山頂に座っていたい気分だ(写真5〜8)。一応自分の写真も撮ろうと自分撮りしようとしたら、親切な方がシャッターを押してくれた。ありがとうございました。(写真4) それほどバテずに山頂に着き、展望を満喫し、エネルギーを補給し、最後に下山に備え靴ひもを締め直す。このとき力んだせいか頭痛がはじまる。下山の一歩一歩が頭にひびく。この頭痛は北沢峠まで続き、最後は若干の吐き気がする。おまけに天気が良すぎて暑いが、風が吹くと寒い、やっかいな天候なのか?体調が悪いのか?ただ体力の限界か。ヨレヨレでテント場に帰着。風邪薬を飲みテントの中でしばらく横になる。30ほどで薬が効いてきたのか、すこし気分が良くなった。 時間は十分あるし、体調も良くないので、今日中にテントを撤収しバスで下山する事とした。 15時のバスに乗ろうとしたが、北沢峠の戸台行きバス停にはすでに長い列が出来ていた。15時にバスは二台出たが乗れなかった。時刻表通りなら次は16時の最終便だが、その前の臨時便に乗ることが出来た。荷物が大きいので先頭の座席(運転席の横)に座る様に指示された。私は乗り物酔いするので幸運だった。運転手は頻繁に無線で連絡を取っていた。北沢峠でバスを待つ客の多さは運行側の想定以上らしく、多くの臨時便を出す模様。すれ違う事が出来る場所が限られているのでその調整も無線でしていた。乗り切れない客を見捨てる事は無い様だ。バスも御苦労様です。 仙流荘に着き、車に荷物をしまい、下山報告の電話をして風呂に入る。風呂はさほど混んでいなかった。途中のパーキングエリアで仮眠して、翌朝に帰宅。 |
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