【コメント】
会でもカリスマ的存在のNさんに誘われ下の廊〜雲切新道〜仙人温泉小屋〜欅平のスリル溢れる
ロングコースに行ってきました。
非常に危険なコースとの認識があったので事前にネットなどで入念に調べての山行だったが、
予想通り緊張の連続でした。
〈10月9日〉
朝5:10に信濃大町でNさんと待ち合わせ。生憎の雨。扇沢までバスで行き、雨模様を見て
黒四ダムで停滞を決める。クロヨンロッジ泊
〈10月10日〉
明朝、雨が止まないので状況次第で阿曽原まで行って小屋泊にする心算で出発。
クロヨンロッジで聞いた登山口までのショートカットの道(レストハウスの前を通り階段を
下りてから道なりに行く)を行く。朝方降っていた雨も止んできた。
橋を渡り、道なりに行くとそこからが下の廊下になる。
初めはやや道も広く谷も深くないので高度感もなかったが次第に垂直に落ちる崖、迫りくる
岩峰、道巾は狭く、一歩間違えれば一気に百米有余の谷底に滑落するような道と梯子を延々
8時間弱歩き通した。
十字峡辺りで雨がまた降り出してきたが緊張の連続で肉体的疲労は感じない内に仙人ダムに
到着した。午後2時だったので阿曽原小屋には行かず仙人温泉小屋を目指す。
雲切新道は水平距離1.5km標高差900m、梯子、ロープの連続で3時間よじ登るようにして
ピークに達し、そこから下り30分で仙人温泉小屋に着いた。
旧知の小屋主、高橋重さんの歓迎を受ける。
〈10月11日〉
朝風呂に入り、1日のんびり過ごそうと考えていたが天気がいいので仙人池まで行こうと
Nさんから誘われ往復する。15時には仙人温泉小屋に帰った。
今日は他に泊まり客がいないので重さんと3人で気楽に過ごすことができた。
温泉三昧!絶景露天風呂から白馬、唐松岳と展望が広がる至福の時間。
〈10月12日〉
朝食を済ませ7時50分に小屋を出発して仙人ダムへ雲切新道を今度は落ちるように下る。
仙人ダム〜阿曽原小屋間で一時動悸目眩が生じ、登りでザックをNさんに背負ってもらう事態
になったが、登り道がなくなった辺りで回復した。
水平道を5時間あまり休憩も殆どしないで欅平に到着。
トロッコに乗り宇奈月まで出て、駅前のホテルで立寄り入浴してから富山まで行き、夜行バス
で東京まで帰った。
生涯忘れられない山行だった。 (SW=記)
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