第54回針ノ木慎太郎祭     針ノ木大雪渓
    期 日 2011年6月5日(日) 前夜発
    メンバー CL・S/N  S/O  Y/T  H/S  I/K

【コースタイム】   記録:S/O
4日
所沢ICに入る20:35→豊科IC
5日
扇沢着(仮眠)0:10→起床5:00→慎太郎祭受付7:30〜(バス移動)〜→針ノ木岳登山口出発7:50→大沢小屋8:20〜30→お祭り広場着8:55(神主さんによる神事など行われる 9:30〜)
      
山開始10:20→針ノ木峠着(昼食)13:25〜下山開始14:05→お祭り広場着15:10→大沢小屋着15:25→登山口着16:00→扇沢駅 上原(わっぱら)の湯16:15→帰路に着く

【山行報告】   記録:I/K
 日本近代登山の先駆者・百瀬慎太郎の名を冠した「針ノ木慎太郎祭」、日本三大雪渓の一つ、夏山シーズンの開幕を告げる針ノ木岳開山祭に5名で参加してきた。 参加費は2,000円だが、記念バッチ、歌集、お神酒の振る舞い。つまみは名物の塩ラッキョウ。最後の〆として「おしるこ」の振る舞いがあり、大掛りで申し分ない設定で嬉しかった。後日HPで見ると、参加者は260名となっていたが、雪渓に登らない人は高山植物観察会に参加したり、家族連れは途中で雪滑りを楽しむ人もいるらしい。
 
 730扇沢を出発。 930標高1800M付近で30分程の安全祈願の式典が行われた後、数班に分かれ、大町市登山案内人の人達と一緒にこの大雪渓を登った。有名な白馬大雪渓ほど幅広くないが、長く、傾斜は見事。今年は雪も多かったのでデブリが多く、落石も多いとのこと。何と言っても最高なのは、我が班・大町市山岳会の人でしょうか?それともプロガイド? リーダーがとても格好良い。「いつ落石があるか分からないので常に前を見て歩くように」と先ずは注意。 このリーダーを先頭に雪渓を登るのだが、歩き方や呼吸の入れ方やピッケルやストックの使い方、落石時の注意など、事細やかな教えがとても分かり易く勉強になり、お陰でこの長い雪渓を疲れもなく楽しく登る事ができた。背景には形のいい爺ヶ岳、前は遥か遠い針ノ木岳、峠の向こうの展望に心馳せ、落石に注意しながらゆっくり登った。途中から急な傾斜になり後ろを振り返ると怖い様だったが何とか天気にも恵まれ、この素晴らしい景観を楽しみながら楽しく登った。

13:25針ノ木峠到着。多少下り坂の天気で槍ヶ岳までは残念ながら見えなかった。この峠にある針ノ木小屋に泊まり、右は針ノ木岳、左に蓮華岳と、楽しむ人も大勢いるらしい。720日過ぎに咲く蓮華岳のコマクサは、何処にも見られないほど見事だという。足元一面、踏みつけるほど咲いているらしい。何時か又訪れたいが、叶うかどうか・・・。

 下山は怖い。谷底に落ちるような気分だ。最初に20Mくらいのロープを下げてくれたが、転ぶ人あり滑り落ちる人ありで見ていても怖い。雪は緩んでいるので何処かで止まる。下まで落ちる心配はないが、細心の注意を払いながら下山した。長い雪渓の下りは登り以上に疲れるが楽しい。途中でアイゼンを外し、残雪の山を思い切り楽しんで降りた。皆、大満足!下山後に飲んだ白馬錦の酒(うまぁーい)と、おしるこが超!美味しかった。憧れの大雪渓に登れたことが嬉しい。

 「山を想えば人恋し 人を想えば山恋し」 慎太郎氏が大沢小屋で爺ヶ岳を眺めながら残したという詩、心奥に響き残った一日でした。

※山行のインデックスのページに戻る。