南アルプス 聖平〜池口岳
目的 縦走
期間 2011年8月27(土)〜29(月)前夜発
【参加者】CL:(MN)、SL:(MT)TI、YS、KY、他(会員外9名、合計14名)
【コースタイム】
8/26(金)池袋21:52→

8/27(土)松川IC→道の駅遠山郷→6:56便ガ島7:16→薊畑→12:55〜13:14聖平小屋

8/28(日)聖平小屋5:14→6:44南岳6:52→7:29上河内岳7:35→9:01茶臼岳→9:44希望峰→9:55仁田岳→希望峰10:18→11:50易老岳11:58→13:48静高平(水場)14:00→14:08→14:17イザルガ岳→イザルガ岳分岐14:26→14:35光小屋

8/29(月)光小屋5:04→5:19光岳5:25→7:46加加森山分岐→7:50加加森山→7:55加加森山分岐7:59→9:24ジャンクション9:35→9:51池口岳(北峰)9:58→10:10ジャンクション10:32→14:27池口岳登山口(林道)→15:13道の駅遠山郷かぐらの湯15:56→松川IC→20:50池袋
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8/27(土)
8/28(日)
8/29(月)
【コメント】
8/28(日)【上河内岳・茶臼岳・仁田岳・易老岳】
小笠原の南をノロノロと北上している台風12号と北日本上空の前線の影響で、昨日は午後になると雲が南アルプスを覆って、霧から小雨、次いで大雨になった。

本日も出発時に霧雨が残っていたが次第に青空が広がり、上河内岳では遠望も利いた。茶臼岳辺りから雲が空を覆い、静高平手前の急傾斜の谷で小雨、イザルガ岳分岐で本降りに変わり、光小屋に駆け込んだ。天気の変化が規則的で理解しやすいとは言え、展望を期待したイザルガ岳頂上でホワイトアウトとは残念であった。

高山植物は晩夏の様子でトリカブト、アキノキリンソウ、キオン、マルバダケブキなどが咲いていた。バイケイソウ、シロウマオウギ、コケモモ、チングルマ、ツガザクラは子孫を増やすように結実していた。岩場のトウヤクリンドウは開いていたが草地のリンドウはまだ黒い蕾が固い。それでも花にはベニヒカゲやキアゲハが舞い、ハイマツ帯で2度ライチョウに会えた。

樹林帯に下ると次第に深南部のようにシダやコケが林床を覆い、昔を思い出させてくれた。

聖平小屋〜光小屋までは登山客が行き交い、人気が高いことが分かった。
8/29(月)【光岳・加加森山・池口岳】
光岳は日本百名山の1つで、易老岳から、信濃俣ノ頭から、そして池口岳ジャンクションからの3コースがある。いずれもアプローチに難点がある。このうち前の2コースは十年前迄に歩いた。最後の池口岳ジャンクションコースにはそれから2回ほど誘いがあったが、折り合いがつかず、断念してきた。ようやく今回、MNさんとMTさんのグループの山行にYSさんとKYさんを誘って参加することができた。

本日の縦走は好天に恵まれ、縦走路がある尾根筋や目標の加加森山、池口岳が見通せた。とはいえ、縦走路はシラビソ、コメツガ、モミ、赤松、唐松などの針葉樹林の中で、南からの風が雲霧を運んできて展望も無い。しかし、伝説と違い、踏み跡がはっきりしており、目印もテープ、赤ペンキが多数あり、まず迷うことは無かった。

光岳から下った鞍部で目印を見失ったが尾根筋に登り返すと踏み跡と目印を再発見できた。心配した倒木群もそこそこの太さ、集団で渡っても余分な時間は取られなかった。また、光小屋管理人から注意されたザラナギ平付近の笹薮は全く無かった。だから「通れない〜」という悲鳴は全く聞こえ無かった。快調に歩きすぎて加加森山三角点を通り過ぎかけた方が、むしろ、参加者のクレイムになった位だ。分岐の壊れた道標が、「ガイドの「立派な道標」と一致しない」と先頭Lが判断したのが原因だろう。

この縦走コースで最も辛いのは細尾根から池口岳ジャンクションへ登る急斜面、それと変化に乏しい池口岳ジャンクションから池口岳登山口(林道)までの登山路を延々と歩くことであろう。

昔聞いたほどの難路でなくなったので少々期待外れだったが、光岳〜池口岳までの空白を赤線で繋ぐことができたので満足である。また光岳〜池口岳登山口まで会う登山者も無く、気ままな縦走を十分に楽しめた。