屋久島
 白谷雲水峡〜宮之浦港〜尾之間温泉〜民宿メルハバ
【目的】 宮之浦岳縦走を終えて民宿へ移動
【期間】 2011年10月27日
【行動タイム】10/27
白谷雲水峡入口14:10→14:45宮之浦港14:50→15:40安房民宿「メルハバ」→尾ノ間温泉→安房民宿「メルハバ」
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【コメント&記録】
10/28モッチョム岳、10/29愛子岳を登るために宮之浦港でレンタカーを借りるために白谷雲水峡から宮之浦港まで路線バスで下る。
白谷雲水峡バス停留所を14:10発の屋久島交通バス(\530)に乗り、山腹を下って宮之浦港に14:45についた。受付から出てきたISさんが駐車場でNAVIレンタカー(Tel0997-43-5063)のマツダデミオを借りる手続きを済ませる。黄色のユニホームを着た、嗄れ声ながらはきはきした女性係員からくれぐれも速度制限を守るように注意を受けて、10/25に立ち寄った安房民宿「メルハバ」に向かう。
交通違反切符を切られないようにISさんに慎重に運転してもらって無事、安達さんが待つメルハバに着いた。玄関横の部屋のブルーシート上にザック等荷物を置き、着替えを出してそのまま尾ノ間温泉へ向かった。
安達さんから近道を聞いていたので迷うことなく尾ノ間温泉についたが、脇道に入る看板を見落とすとそのまま尾ノ間集落を通り過ぎてしまうので注意が必要だ。
地元の住民のための小さな共同浴場で、駐車場も狭い。混んでいると車を停められないと安達さんから聞いていたが今日は大丈夫だった。入口右にある足湯は湯が抜かれていて営業はしていない様子だ。足湯の先に淀川登山口への登山口があった。道標が立っているので見ると淀川登山口まで7時間以上かかるとある。
尾ノ間温泉の玄関に入って、会計のCOさんに\200なりの入浴料を無愛想な管理人に払ってもらって脱衣場に入った。下山してきた男性が浴槽から上がって着替えている最中であった。登山客の利用も多いと聞く。
浴槽の底は丸石(海岸から拾ってきた?)葺きで足元自噴の湯船だそうだ。弱アルカリ性微硫黄泉、源泉温度44 - 49℃で猫肌のTIでも浸かることができるよう湯温を下げてある。洗い場の低温シャワーで全身を洗ったがシャワーは洗髪のみ、体を洗うのは浴槽の湯を使うルールだそうだ。後の祭り。地元の人が農作物、果樹の手入れ情報を交換していた。女湯の声も筒抜けに聞こえる。昔は男女が浴槽の間を往来できたとのこと、さもありなん。連れの女性達は肌がすべすべになったと好評であった。お二人は地元の女性から「明日まで天気はいいが、明後日は崩れる」との有益な情報も仕入れて満足そうであった。
尾ノ間温泉(鹿児島県熊毛郡屋久町尾之間、電話番号 0997-47-2872)
利用時間 午前7時〜午後9時 、入泉料(消費税含む)大人200円、
泉質 微アルカリ性硫黄泉、
効能 リユーマチ・神経痛・糖尿病・婦人科疾患等、
備考 石鹸・タオルなど持参、
杉材でできた建屋、天井は高く、やや深めの湯船底は丸石敷き、湯温熱め、湯量豊富(女湯に湯が湧いている)
駐車場 数台可能、
待合所に魚拓、写真など展示
屋久島の温泉
平内海中温泉 混浴で脱衣場なし 寸志
湯泊温泉 混浴、仕切りがあり。水着可 100円
大浦温泉(300円)加温温泉
楠川温泉(300円)加温温泉
尾ノ間温泉で縦走中の汗と垢を落とした後、民宿「メルハバ」に帰った。
荷物を整理して、しばらく居間兼食堂で安達さんを交えて歓談する。民宿の名のメルハバはトルコ語で「こんにちは」、素泊まり民宿でシャワー・蒲団・洗面台はあるが浴衣・パジャマ、衛生用具はない。昼食、夕食は外食で、今晩は歩いて20分の安房の「かもがわ」で18:30過ぎから地魚刺身定食を一緒に食べるように杉江勲さんと安達さんとの間で話がついた。ま、アメリカの田舎のドライブインと思えばよい。
メルハバを出て一周道路を安房川に向かって歩く。路傍の茂みで虫が鳴いている。本当に久しぶりにマツムシ、クツワムシが鳴く音を聞いた。関東で秋には煩いほど鳴いている熱帯性のアオマツムシの声が聞こえないのが不思議であった。
車が何台も停まっている屋久島ロイヤルホテルの前を通る。ここは林芙美子が『浮雲』を書いた安房旅館で、これまでに屋久島山荘、屋久島ロイヤルホテルと名前を替えた名所だそうだ。
階段を下って安房川に懸かる「満天橋」を渡る。平成14年にNHKの連続テレビ小説『まんてん』でロケ・で放送したらしい。申し訳ないが記憶にない。
ファミリーレストラン「かもがわ」(Tel 46-2101)で刺身定食はトビウオ、カンパチ、イカ、トコブシの刺身にトコブシの煮物、サツマアゲ、トビウオのフライ、酢の物、お新香、カメノテ(久しぶり)、生ビールで乾杯した後に味噌汁、ご飯で満足、満足であった。
食後、蒸し暑い一周道路を歩いて「メルハバ」に帰った。帰路、ISさんと安達さんは二人だけが分かる昔の話、同級生の動静などで盛り上がっていた。 20:10に帰宅して、安達さんお勧めの屋久島の地酒焼酎「三岳」で乾杯し、ドラゴンフルーツをご馳走になった。
安達さんは京都生まれでISさんとは小学校、中学校、高校が同じ幼馴染だそうだ。お互いの家が近かったとかで色々悪童時代の共通の思い出がある様子である。定年前に屋久島に民宿を建てて今では屋久島に?月〜12月で生活、その外の時は大阪の交野の自宅に帰っていらっしゃるそうだ。高校卒業後,屋久島に来てほれ込んだという。モッチョム岳に数10回、宮之浦岳などの奥山にも何度も登っているそうだ。アルバムを見せていただいたが若き時の愛子岳登頂の写真が何枚もあった。
今回、泊まる切っ掛けは、今年の同窓会に欠席したISさんが出席した共通の友達から安達さんが屋久島で民宿を経営していると聞いてコンタクトしたことだそうだ。お互いに「登山と言う共通の趣味があった」と若いときには気づかなかったので、ISさんは信じられなかったようだ。
玄関にあった貝殻の袋には美しい宝貝、芋貝が、目前のテーブルの上には宝貝の縁で「ISさん」とコラージュした名札、芋貝を顔模様にペイントして板に貼り付けた飾り物などの貝細工が置いてあった。これらの貝殻はメルハバから1kmの海岸で拾ったものだそうだ。
楽しい歓談の最中、NHKの明日(10/28)天気予報を見ると 屋久/種 降水確率(朝70/昼40)で、「自分ならモッチョム岳に登らない確率」と安達さんは悲しいことをいう。天気が良くなることを期待して22:00に羽根布団のなかに潜り込んだ。夜半の外の様子は静寂そのものであった。
メルハバについて纏めると
・素泊まりの民宿で、安達さんの連絡先は 「安達 勇 〒891-4311鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2400-446 TEl0997-46-3983 自宅 大阪府交野市妙見3-4-1 TEL072-892-3463 」である。
・素泊まりの料金は一泊目3000円、二泊目以降は2800円だそうだ。
・ 昼と夜は外食だが、朝はトーストに目玉焼き、サラダ、コーヒーを宿泊料金内で出していただいた。
・ 登山中の昼食としてのお握りは安達さんが弁当屋に注文して下さった。
 弁当屋さんの話では、朝03:00でも配達する。
 北アルプスの山小屋の\1000弁当より遥かに立派なおにぎり弁当が\500とは驚きである。

 お酒飲みの登山家には朗報、メルハバでは地酒焼酎「三岳」コップ1杯\200の自己申告で飲める。
 その他の缶ビール、カンチューハイも同様の原価割り勘並みであった。
・10/29にISさんが武田産業でお土産を買っていた時、安達さんに貰った割引券を出したら、ガイドの安達さんで話が通じたとのこと、ガイドもOKかもしれない。
 いずれにせよ、事前に色々電話で相談すると親切に教えてくださるし、手配もしていただけるということだ。
・ただ、安達さんはお上手も言えない、率直な方だから、「宿泊8人では面倒見切れない」とおっしゃる。
 今回4人でOKだから、6人位までが適当な宿泊人数かもしれない。
・立地の安房は屋久島の南北の中間で宮之浦岳だけでなく、その他の屋久島も歩くには便利な場所だ。
 島内でのガソリン販売価格は本土より数十円高くなっている(\135→\170/L位かな)。
 レンタカーを利用する時にも中間点安房は経済的位置かもしれない。
目次に帰る 111025〜29屋久島