奥多摩 榧ノ木山  (1485m) 
 【期  日】:2011年11月26日(日曜日)
 【メンバー】:L:S/K, S/N
 【コースタイム】
倉戸口9:00→倉戸山山頂10:38〜11:00→榧ノ木山の山頂付近12:10〜12:25→
→榧ノ木尾根・水根沢分岐12:45→巻き道・水根沢分岐12:50→(水根沢林道)→水根14:50
 【山行報告】
 間際に同行者を募ったところ、大先輩のS/Nさんが申し出てくれたので大変緊張して集合場所の倉戸口バス停留所に一人乗りのオートバイで向かう。遅刻して先輩を待たせる事は絶対に出来ないので、かなり早くに着いて待つ。しかし、予定時刻のバスは倉戸口のバス停を通過!『すっぽかされたか?』と不安になり携帯電話をかけているところに、もう一台のバスから待ち人が降りてきた。土曜なので増発し、奥多摩駅を同じ時刻に2台出発したらしい。

 倉戸口のバス停留所から車道をしばらく歩く。車道の最上部から登る階段で登山道に入る。ここには指道標と「登山者への注意」の表示がある。倉戸山への登りは「急登」と言われているので覚悟して登る。途中、同年代の二人組に抜かれるが『自分のペースでいい』との先輩の御言葉に甘え、マイペースで登る。適度に休憩しながらひたすら登ると、倉戸山の広い山頂に着く。春は桜が綺麗らしい、ここまでなら弁当持参で気軽に来れそうだ。
 倉戸山の山頂でエネルギーを補給して、目的の榧ノ木(カヤノキ)山に向かう。
 榧ノ木山のある榧ノ木尾根は、雲取山から東に延びる石尾根の途中の鷹ノ巣山から、南の奥多摩湖へ下りる尾根だ。鷹ノ巣山に峰谷側から登るときは、『あの尾根と同じ高さまで登れば避難小屋はもうじき』と思いながら右手に見ていた。榧ノ木尾根は、高いところをほぼ水平に延び、稜線にはまばらに木がある。『あの尾根を歩くと、まるで空中散歩の様に気持ちいいだろうな、いつか歩いてみたい』と思っていた。エレベーターがある訳でも無いので、その分は末端で奥多摩湖から登らなくてはならないのだから、峰谷側から奥集落の標高900mくらいまで林道を車で行く方が楽に決まっているのだが、榧ノ木尾根は私の小さな夢だった。
 
 夢と現実は違う場合が多い、「倉戸山まで登ったのだから、もうたいした登りは無い」と思っていたら大間違い、榧ノ木山までもかなりの急登、しかも小ピークがいくつもあり、「あそこが山頂か?」と思って登ってみると、その先がまだある、の繰り返し。しかも、落ち葉が多く、広い尾根のどこが登山道かわかりにくい。尾根の少し西側を巻いた後で、少し下り、再び登る。その登りの途中に『水根』の分岐の指道標に突き当たる。どうやら、尾根の西側を巻いた付近が榧ノ木山の山頂で、私たちは石尾根近くの水根沢林道への分岐まで登ってしまった。同行の大先輩は水根沢林道を知っているので、予定を変更して最短下山路の水根沢林道に向かう。
 水根山を巻く道を5分歩くと、水根沢林道の下り口がある。ここも指道標がしっかりしているので見逃す事は無い。水根沢林道への道は、最初はジグザグの急な下りだが、水根沢の水流が見えてくると少しゆるくなる。先輩は、左下に見える水根沢の解説をしてくれた。でも、よそ見して歩くのは危険なので、眺める時は立ち止まる。楽しそうな滝と、厳しそうな滝がいくつもある。木橋を渡って水根沢の左岸に渡ると、登山道はほぼ水平に延々と続く。沢に大きな滝はなくなり、初級者の沢歩きが出来るそうだ。

 登山道はほぼ水平なので、沢はどんどん低くなる。樹林帯で土の斜面だが、かなりの勾配で、落ちたら100mくらい止まらずに行ってしまいそうだ。落ち葉に隠れた、小さいへこみに谷側の足をとられる。「あぶねーぞ」と後ろから声がかかる。次は山側の足が、チョッとした岩にひっかかり、つまづきそうになる。結構足がバテているので、意識して足を上げて歩く。ほとんどは歩き易い道だが、一部岩が突き出ている所があり、慎重に通る。この水平の巻き道は、楽だが、さすがに飽きてきたころに、帽子が木の枝にひっかかり落ちた、斜面をどんどん落ちて行く。とても拾いに下りる事は出来ない。沢登りの途中に緑の目出帽を拾ったら教えて下さい。(帽子・手袋は冬用と決めたので目出帽で来たが、冬合宿はどうしよう)
 30年前の帽子に別れを告げて間もなく、舗装された車道にでる。しばらく歩くと青梅街道に出て、本日の登山は無事終了。

 今回は2人で、天気も快晴で、楽しい登山が出来ました。御同行頂いた先輩に感謝いたします。 記:S/K

【追伸】水根沢林道は、車道ではありませんでした。バイクも自転車も無理です。
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