山梨県 山梨100名山 達沢山(1368m)
〜ナットウ箱山(1412.5m)〜京戸山
〜カヤノキビラノ頭(1411m)
〜中尾根の頭(1278m)〜笹子峠
春の中央線沿線の山を足慣らし縦走
2013年04月05日(金)
【参加者】CL=SN、YS、TI (3名)
【記録:コースタイム】
石和温泉駅8:35〜8:47石和八幡宮バス停9:12⇒〜9:35立沢上バス停9:38〜10:59林道末端〜11:44達沢山12:13〜12:34ナットウ箱山〜12:46京戸山12:21〜13:43カヤノキビラノ頭13:57〜14:36中尾根の頭14:37〜14:56笹子峠15:00〜笹子トンネル前〜15:23矢立の杉〜16:47笹子駅
【コメント】
春は桃の咲く御坂路を通るバスに乗って達沢山に登るのが良い。
北朝霞駅発06:13の武蔵野線電車に乗って東所沢で3人とも車内集合した。西国分寺乗換で立川発の甲府行きに乗る。後は08:31に石和温泉駅まで車窓から桜、梅、桃、ヤマブキなどの花を楽しみながら話を弾んで行けばよい
石和温泉駅から国道の石和八幡宮バス停まで歩いて、09:09の富士急バスを待つ。少々時間があるので八幡宮に参拝して、それぞれの願いを祈っておいた。
3分ほど遅れて到着したバスに乗って石和温泉から笛吹川を渡り、桃畑が続く御坂路に入る。甲府盆地の暖かさは桃の花弁を散らし、若葉を伸ばし始めていた。
立沢上バス停で下車、国道をかなり引き返して立沢に下る。周囲の民家の番犬が我々を見つけて交代で吼える。橋を渡って採石場に沿った舗装道路を沢沿いに遡る。要所に大きな看板があるところを見ると、自家用車で乗り付けた登山者が採石場に迷い込むのだろう。沢には黄色の房花をつけたダンコウバイが目立つ。ところどころにフサザクラも咲いていた
車止め横に自家用車が1台、車止めは大きく開いてどうも林道の奥まで進入する車があるのではと憶測させる
我々は林道末端までエッチラオッチラ歩かねばならない
林道の北側には杉の植林が続き、花粉症の身にはつらい。来るのではなかったと反省させるほどくしゃみや鼻水が出た
杉の林の中に古い木造の鳥居が隠れ、その奥には石祠がある。山の神だとのことである。
杉・檜混合の植林に、しだいに檜が優先してくる
一休みしていると、熊鈴を鳴らして単独行の男性が登って来た。聞くところによれば達沢山と京戸山をピストンするとのこと、ウィークデイでもあり、この日1日で出会ったのはこの方だけであった
熊出没注意の看板がある林道末端から尾根を上りこして谷筋沿いに急斜面を登る。檜だけでなく唐松が斜面に植林されている。まだ芽を吹いてはいなかった
汗を額に浮かばせ、口で息をしながらようやく斜面から尾根に登りついた。微風が心地よい。コルから西へ緩やかな登りを楽しむ
達沢山には平坦な頂上尾根が続き、山梨100名山の標柱の北側に絶好の休憩場所があった
頂上は広葉樹、針葉樹に囲まれて、展望を楽しむことができるのは落葉期だけだと思われる
昼食後、達沢山を後にコルに引き返し、京戸山に向かう。薮っぽい細い尾根筋だが踏み跡も目印もしっかり着いており、尾根分岐に注意すれば迷うことはない縦走路であった
三角点1412.5m峰にはナットウ箱山と手作り山名板が打ち付けてあった。ナットウ箱とは変わった名前だ。納豆は藁筒に包むものと思ったが、当地では箱に入れるのであろうか
京戸山という名前に惹かれてどんな麗しい頂上かと期待していたが、なんということもない、ただの尾根上の瘤であった。さしたる展望もない
コルに突然、立派な檜板製道標が現れた。3人で撫でて品定めをしてみる。休日には大勢の登山者がここを通るのであろう
ミズナラの林がブナの林に変わり、落葉の絨毯を踏みしめる。広葉樹林には目立つ白樺まで自生していた。
薮から突然、大きな羽音をたてて雄ヤマドリが飛び出した。吃驚させられてしまう。標高点1411mのピークで、ここはカヤノキヒラノ頭とまたしても立派な檜製道標と手の込んだ周辺ルート看板が立っていた。小休止
ここからアップダウンしていた尾根筋が下りに変わる。また東から北へ大きく方向を変える。アセビの白い花も尾根に咲いていた。尾根の分岐にあった木製ベンチで小休止、喉飴をしゃぶる
中尾根の頭(標高点1278m)に到着して、笹子峠の直ぐ近くに来たと話し合う。北から東に方向を転換して下り、再び北に尾根を辿る。尾根筋も次第に薄くただの斜面に代わり、電光道となった。目の下に笹子峠が見える
笹子峠は二間幅の切り開き十字路で、向かいは笹子雁ヶ腹摺山へ登り、左右は笹子トンネルの東西口に下っていた
道標に従い、東側の笹子駅へ向かう。徒歩道を下り詰めると広い舗装道路に突き当たり、西側にはレンガで化粧した笹子トンネルが口を開けていた。国道を笹子駅に向かって下る。
疲れた足はヒッチハイクを要求するが、矢立の杉入口までで会ったのは上下2台の車だけであった。
矢立の杉は明治天皇ゆかりの巨木、幟が立ち、石碑があり、石垣が残った旧跡であった。新田沢で再び国道に入った
笹子駅まで舗装道路を40分も歩く。R20にでると騒音・排ガス・土埃に包まれて下界に帰ってきたと実感させられた
悲しいことに、この間、コンビニも目立った店も無い。中央線ガードの近くに酒屋があったはずと睨んでみるが瓶ビールプラケースの山だけが国道の向こう側にあるだけであった
笹子の駅入口から駅までの道は工事中で遠回り、笹子駅のホームに走りこむが電車はすでにドアを閉めてしまっていた
待合室で、持参の飲み物を分け合って、今日の反省会をしつつ、50分ほど待って次の電車に乗り込んだ
今日の縦走コースは立沢上BS〜林道末端、笹子トンネル〜笹子駅までの長いアプローチさえなければ楽しいのにと、つい、愚痴がでる
林道末端から笹子トンネルまでは地図読み練習にとてもよい
ぜひ、トレースを
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