奥多摩  川乗山 1363m 
 【期  日】 2013年4月26日(金)
 【メンバー】 L:M.U  Y.I  S.K
 【コースタイム】
 川乗橋8:40→百尋ノ滝10:20→川乗山頂12:05〜45→赤杭山14:30→古里駅16:00 記:Y.I
 【コメント】
 最初に、川乗山(川苔山)の紹介をします。聞くまでも無い方は、ここはとばして下さい。
 JR奥多摩駅のほぼ北に本仁田山(1224.5m)があり、そのさらに北にあるのが、川乗山(川苔山)です。尾根筋としては、雲取山から続く長沢背稜の東の端側とも言えますが、雲取山から縦走する人は少なく、単独か本仁田山と一緒に登る事が多い様です。たいていは日帰りでしょうが、ルートが多く、いろいろな楽しみ方ができるのも人気の理由でしょう。
 平日なのに、バスはほぼ満席でしたが、その大半は川乗橋で下車しました。私たちより年上のベテラングループもいれば、学生らしいグループもいるのが、今の登山ブームの象徴の様でした。
 山名についてですが、私は1年前までは『川乗』では無く『川苔』が正しいと思っていました。橋やバス停の名前はあきらめるにしても、川苔谷を詰めた山頂だから、川苔山のはずと思ってました。でも、山頂に大きな『川乗山』の標識があるので、『川乗山』も間違いとは言えないかな、と今は思っています。参考までに国土地理院は川乗山です。今回は、リーダーが作成した計画書に従って表記しました。

 今回は、勤務先の創立記念日の休日と、U先輩の休日がちょうど合い、誘って頂きました。でも、どの山に行くかがなかなか決まらず、茅ヶ岳から日和田山まで候補にあげました。一人でブラリと行く以外に、直前まで行き先が決まらないのは初めての事でした。結局、危険箇所が無く、新緑の綺麗な、川乗山に決定。

 ここからが、今回の山行報告です。
 川乗橋でバスを降り、準備体操・記念写真、等を済ませてスタート。一緒にバスを降りた登山者は先に歩き出していたので、抜かれる心配をせずに気楽に歩けてよかった。最初は舗装道路を歩き、細倉橋で登山道に入る。ここにあるトイレはとても綺麗だったが、一人分なので順番待ちになる。
 百尋ノ滝までは、渓谷ぞいの道で、紅葉の時期は綺麗だろう。夏は水辺で靴を脱ぎ、足を冷やして弁当を食べるのも気持ちいいだろう(そこまでの林道と、その上の尾根道は、すごく暑いだろうが)。ただし、私は怖いのが嫌いなので、何度も渡る橋は好きになれない。百尋ノ滝はすばらしい、でもバテぎみなので、滝つぼまでは行かずに、登山道の途中から見物して堪能した。
 この登りルートは、火打石谷を横切り、横ヶ谷を詰めるまでは、水を得られる所は多かった(山頂部以後の尾根は、もちろん水場なし)。
 方向音痴なので、登り始めは北に向かっていたが、ぐるっと川乗山を回り込み、最後は南向きに尾根に出るので、曲ヶ谷北峰と川乗山山頂の鞍部に出ると、チョッと戸惑う。鳩の巣駅・古里駅の各方向の道標を見て、地図を確認し、現在位置を頭で理解するがピンと来ない。最後に、目の前の古い木材を見て、『ここに、廃屋(昔は売店だったらしい)があった』と気付き、納得する。山頂は右手すぐそこだ。
 バス停で写真を撮って頂いた、単独登山者と頂上直下ですれ違う、『天気が心配なので、早く下山しよう』と言われていた。でも、私たちよりずいぶん早く登ったのだろう。
 山頂でゆっくり昼食。その後、山座同定する。地図を広げ、磁北を合わせ、『あそこのとんがったのが蕎麦粒、むこうの一番奥が雲取で、その後ろに少し頭を出しているのが飛龍だ』などと、いかにも読図が上手い様だが、山の特徴を覚えていただけだ、なにせ方向音痴なのだから。各方向から登山者が登ってくるので、山頂はいつまでもにぎやかだ。展望も良く、寒くも暑くも無く、もっとのんびりしていたかったが、下山開始とする。
 再スタート直後の、曲ヶ谷北峰のわずかな登りがきつい、足がつりそうだ。「長すぎる休憩は良くない」とリーダーから助言、勉強になった。いくつか分岐があるが、古里への道標はしっかりしているので迷う事は無い。
 赤杭尾根(あかぐなおね)を古里に向かって下山する途中で、しっかりした道から、谷側に滑りそうな踏み跡になる。リーダーから「注意して」との指示、ハイキング気分で歩いていたが、「けっこう難しい所もあるんだ」と思ったが、その両端に、注意喚起の表示があり、登山道の崩壊部分と知る。踏み跡はしっかりしていて、ゆっくり通過すればさほど危険では無いが、雨で濡れていたら、チョッと嫌な部分だ。しっかりした踏み跡と、注意喚起の表示から察すると、最近崩れたのでは無いらしい。昨日、奥多摩ビジターセンターに問い合わせたが、『そうか、だれかが通報しなければ』と後で思った。
 今日は服装に悩んだ。天気予報では、『上空に寒気があり午後から崩れる』。しかし、登りの午前中は汗をかくかも?熟慮の結果、暑い分には脱げばいい、冬用のカッターシャツとニッカズボンとした。午前中の登りは、ほとんどが日陰の渓谷ぞいだったので苦にはならなかったが、午後はがまん出来ずに下着代わりに着てきた半袖シャツに着替えたが、風が吹くとさすがにまだ寒い。やっぱり登山に半袖は似合わない、帰宅後すぐに袖を付けた。
 すれ違う登山者も無く、『こんにちわ』の挨拶をする機会も無い。のんびり気分で下山したいところだが、最近は下山が苦しい。麓が近づくと採石場の音だろうか、とてもうるさい。あっ、そうか今日は平日だ。世間のみんなは仕事をしているんだ。などと考えながら、なんとか古里駅に到着。無人駅でジュースの自動販売機も無い、最後までのどかな山行でした。  記:S.K
 ※山行インデックスに戻る
 *画像をクリックすると拡大写真が見られます
 
写真・コメント:M.U