富士山 富士宮ルートピストン 
【参加者】CL.KY、 MS 2名

【コースタイム】
5合目駐車場発5:35-新7合目6:45-8合目8:55  -9合目9:50-山頂着11:30-剣ヶ峰11:55-山頂発―12:30  -8合目13:05-6合目14:35-5合目駐車場着14:45
                               = MS
【コメント】
 前夜10時40分に5合目駐車場に着き、車中泊。夜半から車が揺れるくらいの強風が吹き、寝不足のまま朝を迎える。20台くらいの車が止めてあった。じきに6合目の雲海荘に到着、強風もしだいにおさまりだした。新7合目の小屋まではアイゼンを着けるほどではなかったが、所々凍った雪も出現するのでアイゼンを装着。単独登山者とスキーを担いだ2人組みに続き、登山道をはずれ広い大雪渓歩きが始まった。右手下に宝永山、左手に元祖7合目の小屋を確認しながら、アイゼンの爪を利かせストックを支えにジグザグに登り続ける。8合目小屋が見え出した辺りで左にトラバースし、シュルンドに気をつけて赤茶けた岩を登り一旦夏道に出る。小屋まで登り小休止。大きなプレートで8合目と表示されていて、精神的にホッとさせられた(他の小屋は皆看板を取り外して名無し)。気温が高くて雲が湧き出し、展望はいまいち良くなかった。が、休憩しているとじきに冷えてきてウインドウブレーカーを羽織る。9合5勺からは完全に夏道は消え、核心の急な雪面の緊張した登りとなった。奥宮の鳥居が見えているのに遠い。小屋の名前が胸突山荘なのがニクイ。既にアイスバーンではないのが救いだったが、アキレス腱が伸びっぱなし。時折、強い風が吹きつけ、立ち止まる。  やったー、富士山浅間大社奥宮に着いた!鳥居の前で記念撮影。何とシャッターを押していただいた方が、登頂1,400回超の記録を持つ「富士の男」、實川欣伸さんだった!!友人の三浦雄一郎さんが今日エベレスト登頂を果たすはずだからと、剣ヶ峰から戻った知り合いの数人に祝電で送る雪文字を作るのを手伝って欲しいと話し、ご自身も来年無酸素でエベレストを登る予定だとか。どこにそんなパアーが潜んでいるのかと思えるほど、物静かな紳士という印象だった。一緒に手伝いたかったが、ガスが湧き出してきたのでお別れをし、剣ヶ峰に向かう。胸突の雪面に比べたらなんと歩きやすいことか。日本最高峰の碑の隣でご褒美の写真撮影。お鉢も時折ガスで全容が見えなくなり、滑っているスキーヤーも居なかった。鳥居の前に戻ると、「祝ミウラ」という雪文字が残っているだけだった。 心配した胸突の雪面下りは、意外な程安定した気持の良い下りだった。が、ガスがまるで生き物の様に這ってきて完全な濃霧状態となり、2m先が見えなくなりだした。スキーヤーと衝突したり、コースが不明瞭になる危険があるので、8合目小屋付近で夏道に出、ロープに従って歩くことにした。砂礫と岩と雪の入り混じった、歩きにくい道を延々とがまんして6合目の小屋まで辿りつき、駐車場が見えた時は心からホッとした。 これがたった1日の出来事かと思えるくらい、実に充実した1日だった。       = KY
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