八ヶ岳  高嶺バラ咲く
      西岳〜編笠山〜権現岳
    期  日       2013年7月15日(月/祝)〜16日(火)
    メンバー   L:YS  TK  NU
 <コースタイム> (記:TK)
 【7/15】 小淵沢=富士見9:10=(タクシー)立場川ゲート9:30-40〜林道途中で引き返す(ロスタイム40分)
  〜ゲート10:20発〜少年自然の家・西岳分岐の標識10:45〜第5貯水池10:50〜広河原分岐11:50〜
  西岳14:20-40〜青年小屋14:45-55〜編笠山16:30〜青年小屋16:45(泊)

 【7/16】 青年小屋発6:50〜のろし場(2530m)7:30〜権現小屋8:55〜権現岳9:10〜三ッ頭10:05〜
  前三ッ頭10:50〜天女山13:20-55〜天女山入口14:20〜パノラマの湯〜甲斐大泉駅17:15=北朝霞19:42
 <コメント>  (記:TK)
 【1日目】 西岳、編笠、権現岳を行ったことの無いルートで縦走しようとリーダーが計画してくれた。八ヶ岳は初めてという新人のUさんを誘って女三人の山旅。
 
 タクシーで立場川キャンプ場のゲートまで入り、真っ直ぐに続く広い林道を進んでしまったのが間違い。確か地図は川沿いの林道ではなかったと地図を確認して戻る。登山口で確認をしなかったのを反省。 ゲート手前の右手奥に「少年自然の家」の看板を見つけ、西岳とは書いて無いが方向は合っているので仕切り直す。あまり歩かれていないルートのようで分りづらい。 すぐに別荘地の裏を通るようになり、「板橋少年自然の家」らしき建物が現れると、初めて西岳分岐の標識があり、ホッとする。

  そこからは自然林の緩やかな道がずっと続く。 ところが気持良く歩いていたのはわずかで、大きなアブの群れにたかられる。虫除けスプレーを全身にかけてもらっても効果なし。チクッと刺され痛い。前を歩く人のスボンやザックも黒くなるほど。広河原の分岐に着き、岩がいくつもあり、どれが千枚岩か分らない。

   しつこいアブに付きまとわれて、座って食事も出来ず、行動食を食べながら、急登になった道を登ると、ぱ〜っと明るく視界が拓け西岳の山頂に到着。最初に目に飛び込んできたのが濃いピンクの花、「タカネバラだ〜!」駆け寄って見る。するとあそこもここもと沢山咲いているではないか。滅多に見られないこの花が山頂にこんなに咲いているなんて! アブに追われるように登って来たご褒美!と3人共大感激! これから辿る源治新道の向こうに連なる権現岳、赤岳、阿弥陀岳の主峰が展開する。

  丸い山容の編笠山を横に見ながら進む。もうアブは追ってこない。乙女の水場で水を満たす。 すぐに「遠い飲み屋」と書かれた赤提灯の青年小屋着。16時半を廻っていた。靴を脱がずに荷物をデポして編笠に向かう。この大きな石が登山道!と初めてのUさんは驚いていた。岩塊からひとすじに続く登山道の両側はシャクナゲの径だった。山頂はクリアではないが、南アルプス、御嶽山、乗鞍、北アルプスまで望見できた。 懐かしき青年小屋は下界の暑さが嘘のように、部屋にはコタツ、食堂はストーブをつけている。今日一日誰にも会わなかった。宿泊者は6名。
 
 【2日目】 爽やかな朝、小屋を後にギボシがそそりたつ権現岳へ。ザレた道は滑り易いが、イワギキョウ、ハクサンイチゲ、イブキジャコウソウ、イワベンケイ、シロウマオウギ、他たくさんの高山植物におはよう!と挨拶しながら歩く。  権現小屋に着くと入り口に「ボッカ中です」の看板がかかっている。 こんな高所までボッカするのは大変だろうなと思う。

  ギボシを巻くように鎖のつけられた道のアップダウンを慎重に越え、権現岳山頂へ。一番高い岩に登って、眼下の平野を眺めながらお山の大将気分。 初めて歩く三ッ頭へ下る尾根。今回の山行で初めて出会った人に3人の写真を撮って頂く。振り向けば辿ってきた権現岳の鋭鋒が迫る。前三ッ頭は定かでないうちに通過。  ダケカンバやシラビソの新芽がきれいな樹林帯に入り、広い公園の様な天女山に着く。 ここは観光地になっているようだ。

  車道に出て甲斐大泉近くのパノラマの湯を目指してひと頑張り歩き、温泉で汗を流した。お約束の生ビールで乾杯し、満足して帰途に着いた。 3連休をずらしたせいか、マイナーなコースだからか静かな山旅で、何よりアブの来襲とタカネバラの群落が印象的でした。  
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 ※写真をクリックすると拡大写真を表示します。            (写真:TK、NU  写真コメント:TK)
 1日目 立場川〜西岳〜編笠山〜青年小屋
 2日目 青年小屋〜権現岳〜三ツ頭山〜天女山〜甲斐大泉