北アルプス

餓鬼岳 ~ 燕岳
 (2647.2m)   (2762.9m)



 未知の餓鬼岳を訪ねる

餓鬼岳という名前からして厳しい山!と覚悟して出発したが
厳しくも変化に富んだ山で、予想以上に楽しく、充実した素晴らしい山行でした。
餓鬼岳の命名由来は二つあるようです。
その一つ、崖(がけ)岳が転訛して餓鬼岳となったとか。まさにそう思う山でした。
奥深く、手強く、スリリングな餓鬼岳。
地図上のコースタイム7時間強はちょっと厳しいと思う。
天気が良かったことが何よりでした。

翌日は餓鬼岳から剣ズリを抜け、東沢岳を越え、乗越から急坂を登り、
やっと燕岳の稜線に出た時のあの景観は今までにない喜びと感動ものでした。
花・花・花、斜面にお花畑が見事に広がります。
ここを登ってきた人しか見られないお花畑。
コマクサも足元いっぱい!
素晴らしい展望、最高の解放感、感動の山行!でした。by I.K

 【山行期間】 2015年8月6日(木)~8日(土)前夜発

 【メンバー】 CL=T.K、SL=I.K、K.Y、K.W (4名)

 【コースタイム】
  8/6 信濃大町駅着4:30⇒(タクシー)⇒白沢餓鬼岳登山口発5:30→紅葉ノ滝6:30 →魚止ノ滝7:20→

      最終水場8:10~8:30→大凪山(2,079m)10:40~11:00→途中で昼食11:20~

      11:50→百曲り13:50→餓鬼岳小屋15:20(泊)
  
  8/7 餓鬼岳小屋発4:55→餓鬼岳山頂5:05(日の出)~5:15→餓鬼岳小屋5:20

      餓鬼岳小屋発6:05→剣ズリ7:20→2,508mピーク8:55 →東沢岳10:30(昼食10:35~11:00)→

      東沢乗越11:50→北燕岳山頂14:50~15:10→燕岳山頂15:20→燕山荘15:55(泊)
  
  8/8 燕山荘発6:15→合戦小屋(西瓜)7:10~7:40→第2ベンチ9:20→中房温泉着10:40(温泉入浴

     &昼食)→中房温泉P毎日アルペン号・バス発12:30

      ⇒新宿駅前着19:10
 


【山行コメント】

  〈1日目〉
  信濃大町からタクシーに乗り継ぎ、20分程で白沢登山口に到着。暫くは林道を歩くがすぐ沢となる。
  鎖や梯子、渡渉を重ね、高度を上げていくのだがなんといっても今日は標高差1654ⅿを登り詰めるのだから凄い!
  乙女隊、グッと気合を入れる!
  紅葉の滝、魚止ノ滝、綺麗だ。よし、頑張る・ぞ!
  
  沢を越えてからが大変だった。急な樹林帯をどこまで登り詰めるのかと思うくらい登りが続く。しんどい。
  展望も特に無く、ただただ登り詰めるのだ。

  一番辛いと予想していた百曲り、まさにジグザグの急斜面なのだがここが一番楽だった。
  百曲りが終わり、「小屋まで30分」の道標に糠喜びするがここも登り。
  「あと10分」の道標・・・、嘘でしょ~!と言いたくなるような登り。
  長かった~、さすが疲れた。
  
  やっと餓鬼岳小屋に到着。
  数名の登山者がいたが燕岳方面から登ってきたようです。
  やはりコースタイム以上に掛かったとか、キツかったとか話していた。

  餓鬼岳小屋は小さな小屋だが、若いお兄さんがとっても感じ良かった。
  ビール700円とメチャ高いがそんなこと考えていられない!
  金銭感覚が無くなるのも自分にご褒美したくなるのも頷ける。う・ま・い! 一日目、無事登頂!
  別棟の小屋に4人でのんびり宿泊できた。
 〈2 日目〉
  昨日登らなかった餓鬼岳山頂を朝食前に登り、安曇野から登る朝陽を鑑賞。綺麗だった。
  朝食も旨い。
  小屋を後にする。
 
  岩の小ピークが幾つも続く縦走路。
  梯子を上ったり下ったり。剣ズリと言われるゾーンを這うように必死に越える。
  なかなか手強いルートだ。
  動物に見える奇岩を眺める度、ひと時、体も休まるが決して気が抜けない。

  東沢岳は登頂危険の×印に断念したが、岩の下を巻くここも、なかなかしんどい。
  
   乗越で昼食。
  これより樹林帯の大急登になるが、急登なのに昨日の百曲りと同じで一番楽だった。
  ここを越えると素晴らしいお花畑が待っていた。
  凄い!凄い!苦戦して登ってきた人しか出会えない天国のようなお花畑。
  対峙する餓鬼岳も広がりみえる。
  4人の乙女隊、大興奮!素晴らしい景観にもう大感激!燕岳はもうすぐ。
  小屋も見えます。槍も近くにみえます・・・。足元は一面コマクサだらけ。ヤッタ~~~!
 
  燕山荘は登山者で溢れていた。ここは都会?ホテルのようです。
  枝豆付き中生ビール(1,000円)で、またもや乾杯。いつ来てもいい所だ。

 〈3日目〉
  安曇野から登る朝陽と朝焼けの槍を眺め、2回目(5:15)の食事に潜り込む。
  300人位の宿泊者がいたのだろうか、さすが人気№1と言われる山小屋だ。
  このまま表銀座を縦走したい思いに駈られるがグッとこらえ中房まで下った。

  凄い、凄い!登り優先というが、待っていたら一日かかってしまうかと思うほど。
  子供から年配、団体が続々と切れ目なく登ってくる。
  主にカラフルな衣装の若者が多かった。
  この道は何度か登ったが下るのは初めてだ。なかなかの下り坂である。
  もちろん、後悔の無いようにスイカも頂戴しました。
  中房温泉で汗を流し、またもやビールで乾杯。ヤ~、美味しい、美味しい!
 
  天気も良く充実した山行の、足へのご褒美は、金銭感覚ゼロの糸目を付けないビールに限る!

  実に楽しい~山行でした。リーダー!お疲れ様でした!                                            (I.K=記)
  
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                                                     (撮影;I.K&K.W)
1日目   白沢登山口~餓鬼岳小屋 
2日目  餓鬼岳小屋から餓鬼岳、剣ズリ~東沢岳~東沢乗越~燕山荘まで 
3日目  燕山荘~中房温泉