屋久島 淀川口〜黒味岳〜宮之浦岳〜白谷雲水峽
 【期日】2015年11月16日〜11月19日

 【メンバー】 CL M/S  YT

 【コースタイム】11月16日羽田空港→鹿児島空港→鹿児島港→安房(民宿泊)
          11月17日安房4:00→淀川登山口4:50→淀川小屋6:00→花江の河8:05→          黒味岳9:00→栗生岳13:05→宮之浦岳13:35→新高塚小屋16:30(泊)
          11月18日新高塚小屋7:05→高塚小屋8:05→縄文杉8:30→ウィルソン株            10:30→大株歩道入口10:37→楠川分れ12:20→辻峠→
          太鼓岩往復13:25→白谷雲水峽13:55→楠川歩道入口バス乗り場14:20→
          宮之浦港入口(民宿泊)
          11月19日 帰宅&観光

 【コメント】
1日目 安房からは4時にタクシーで淀川登山口へ向かった。1時間弱の道のり、タクシーの運転手さんは屋久島、屋久杉のことをとても詳しく教えてくれた。
登山口からはまだ真っ暗な森の中を木の根につまずかないように歩き、淀川小屋へ。やっと夜が明けて来て屋久島の森を見ることになる。前日は飛行機が遅れ、1分の違いでバスに乗り遅れ、船に乗り遅れ、島についたらすぐ夜になってしまった。
朝はもちろん暗かったので何も見えず。・・・

登っていくと、大杉があちらこちらに生えている。その杉には苔が生えていてすごく綺麗。飽きない道のり。そして、あちこちから水が湧いている。本当に屋久島は水の島だった。
苔から水が滴って流れを作っている。どこでも水が手に入るのだ。

高度を上げていくと山の上に大岩、奇岩がゴロゴロと乗っている。面白い形の山々だ
黒味岳へ向かう。頂上からの眺めがとてもいい。宮之浦岳、永田岳もよく見える。
そして、登山道を行くと急にヤクシカが出現してこっちがびっくりする。人間なんて気にもとめずに草木を食べていた。ヤクシカとは2日に渡り数回遭遇。
宮之浦岳まであと2キロを切った頃、空がグレーになってきて遠くでゴロゴロと嫌な音が聞こえた。道を急ぐ。頂上から下りてきた登山者と情報交換。この先は隠れるところは岩屋くらいしかないと。
しかし新高塚小屋に行くためには頂上を抜けるしかないのだ。翁岳を過ぎたところあたりで雨が降ってきてカッパを着込む。もう少しで頂上なのに雷がどんどん近づいてきた。
雨も風も強くなりしまいには頭上でゴロゴロ鳴り出した。広い草原っぽいところで隠れるところはない。とにかく岩の陰に隠れようと必死で歩いた。雷直撃は怖い。なるべく頭を低くしてストックも寝かせるように持って歩く。ピカッゴロゴロでまさに真上に雷雲。
光る度に頭を押さえてしゃがみこむ。2人で岩の隙間をみつけて、隠れて30分待つ。
しかし、そろそろ行ったかと思うと又光りゴロゴロと。
そのうち、後から来たガイド登山の家族が追い付いてきた。
先に岩屋があるということで一緒に避難する。しかし一向に雷が過ぎ去らない。
雨は想定内だが11月の雷は想定外だった。ただ気温が高いため濡れてもそれほど寒さは感じない。しかし1時間も待機してしまい、これ以上待つと小屋に着くのが遅くなってしまう。
意を決して頂上へ向かった。その直後、ものすごい音でどこかに雷が落ちたらしい。
生きた心地がしなかった。
もし雷が直撃したらお互い心臓マッサージをしようと物騒な約束をして少し離れ気味に歩いて頂上に向かった。
こんなに頂上に行くのが怖かったことはない。写真を撮ってすぐに下山。
その後も雨が止んだかと思うとまた強くなったりする天気の中、まだなんとか明るいうちに新高塚小屋に着いた。
前宿者は男性1人。2階を貸切で広々と使うことができた。
結局後から来たガイド登山の一行4人と私たちでその日は7人が泊まった。


2日目、夜中〜朝にかけて雨風強く、出発を1時間遅らせる。
途中、止んだり降ったりの天気は変わらず。
縄文杉も誰もいない中、独り占め。樹齢7200年の杉に別れを告げて美しい森の中を歩く。
巨木の森の中は荘厳だ。その後も有名無名の大杉が次々に目の前に出てきて飽きない。また、ヒメシャラの大木の肌も赤く濡れていて綺麗、面白い形をしていたりもする。
途中から縄文杉ツアーの観光客とすれ違うが、それでも全部で30〜40名ほど。
混んでいる時は千人以上山に入るらしい。トイレも1時間待ちらしい。
大株歩道の終点からはトロッコ道を歩く。昔屋久杉の切り出しに使っていた道だ。
楠川分れから辻峠を経由して白谷雲水峽に向かう。辻峠に向かう途中にヤクザルがいた。
苔が綺麗な森だ。雨に濡れてしっとりとしている。
バスの時間に間に合うように、時計を見ながら、全身びしょびしょになりながら下山した。
あとで、観光センターの人がどんなに高機能の雨具でも屋久島の雨には勝てないと言っていた。プールの中に飛び込むようなものだと説明していますと言っていたが確かにと納得した。・・・
でも、雷や雨の歓迎は受けたが、是非また登りたい魅力的な山々と神秘の森であった。                                                          
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