【期 日】 2015年4月25日(土)〜5月1日(金) 【メンバー】 K.W 他9名(ツアー山行) 【コースタイム&コメント】 昨年秋から玉山と雪山に登りたいという思いでいろいろ調べ、ツアー会社の比較などもして 年末にAツアーに申し込みました。 最初に申し込んだ日程はすでにキャンセル待ち。 何日か考えてキャンセル待ちで行けなかったときに、秋あるいは翌年春に延期することは 諸事情から無理と判断。ツアーの空いている日程で行くことに決めました。 天候は安定していて、東京で調べていた台中の天気予報は「晴れのち雨」が日程中ずっと 続いていました。 雨というのがどの程度、いつ降るのかが心配でしたが、夜間に降ることはあっても、山行中は 全く降られませんでした。晴れ女!の面目躍如といったところでしょうか? ツアーの仲間も皆、足並みが揃い、気持の良い方ばかりで厳しくも楽しい山行でした。 Aツアーのご常連がほとんどで、世界中の山々の話しで盛り上がるのには ちょっとびっくりでしたが。 玉山も雪山もシャクナゲやツツジがたくさん咲いていて良い季節だったと思います。 4/25(土) 川越5:20発→(高速バス成田線)→成田7:00着 成田10:00発→(チャイナエアライン)→台北桃園空港13:30着→(専用車) →阿里山19:30着→夕食(阿里山美食館餐廳) →ホテル(阿里山・櫻山大飯店)20:50着(気温13度)・泊 ☆台北の空港から阿里山までツアー専用のマイクロバスで6時間、道路はほとんど高速道路. 翌日からの登山の注意点などを聞きながらで飽きることはなかった。 4/26(日) 起床6:00 ホテル7:00発→朝食(九九九餐廳)7:05〜7:40→(専用車7:50発)→玉山遠望8:00 →上東埔8:30着→(徒歩)⇒塔塔加排雪管理站(パスポートチェック)8:45→(専用車) →玉山登山口9:05、9:15発⇒孟禄亭10:05⇒玉山前峰分岐10:45⇒大峭壁13:30 ⇒排雲山荘14:50着・泊 ☆ホテルを出て1時間ほどで玉山の見える場所で停車。玉山をバックに撮影会。 かなり遠くに見えるが、どの方向から登るのかをガイドに聞いて確認する。 途中パスポートのチェックを受けて玉山の登山口へ。外国の山に登るんだと改めて思った。 登山道は細く、片側が切れ落ちているが良く整備されている。ほぼ1時間ごとの休憩も ペースがゆっくりなので少しずつ慣れていった。 ツツジや足元の小さな花も咲き始めのようで、あまり気にする人はいない。 シャクナゲは山の方にも谷の方にもきれいに咲いていていっぱい写真を撮った。 標高差792mを5時間35分で歩いた。少しゆっくり目か? ちょっと荷物が重かった。緊張から体調もイマイチ。 明日からの荷物を減らす工夫を考えなければと強く思いながら歩いた。 排雲山荘はきれいで寝袋も暖かかった。インナーが暖かすぎるくらい! 4/27(月) 起床2:00 3:05発⇒玉山山頂5:30着、6:05下山開始⇒排雲山荘7:20着、8:15発⇒大峭壁8:50 10:00頃 玉山遠望・撮影 ⇒前峰分岐11:10⇒孟禄亭11:35⇒玉山登山口12:20→(専用車) →昼食(塔塔加餐飲部)13:00→(専用車)→ホテル(台中・通豪大飯店)16:50着・泊 ☆満天の星が瞬く。 ヘッデンを付けて山頂を目指す。山頂で丁度、日の出に間に合った。夢中で写真を撮った。 標高差は550m。 山頂には台湾の大学生の団体が賑やか。とても友好的で一緒に写真に収まってくれる。 陽が上り、周りの山々が見える。3,000m級の山々が連なり、雲が流れてとても幻想的。 レイヤーがうまくいって寒さは感じなかった。 荷物の軽量化で下りも順調。下りの標高差は792m。 天気も良く、行きよりも小さな花も咲いていてうれしかった。 4/28(火) 起床6:00 8:00発→(専用車)→昼食(鶏窯)→(専用車) →武陵収費站15:45→雪山登山口服務站(パスポートチェック&ビデオ視聴)16:20 ⇒武陵登山口16:45発⇒シチカ山荘18:00着・泊 ☆雪山に登るために台中から台北へ北上、雪山トンネルを抜けて再び南下、マイクロバスで 7時間,途中昼食を挟んでひたすら走る。 途中、軍事演習の為に車が一斉に30分間停車させられるかもしれないとのことだったが、 中心部ではないためお目こぼし?で停まることはなかった。 雪山の登山口で、玉山同様にパスポートチェックをし、雪山のビデオをみんなで視聴。 シチカ山荘まで1時間15分で到着。 薄暗い小屋でヘッデンが常に必要。寝袋とマットも自前のものを使用。寝袋、マットは ポーターに預けられたので担ぎ上げたわけではないのだけれど。 夏用の寝袋にしたがダウン上下を着込んで寝たので寒くはなかった。 4/29(水) 起床2:00 シチカ山荘3:00発⇒観景台5:00⇒雪山東峰6:00 ⇒三六九山荘7:10着(3,138m気温5度)7:40発(気温10度) ⇒黒森林水源路分岐7:50⇒黒森林8:13⇒岩の間から水が滴る水場?8:45 ⇒9K地点10:20⇒雪山山頂11:10着、11:35下山開始⇒9K地点12:35 ⇒黒森林水源路分岐13:40⇒三六九山荘13:45・泊 ☆ヘッデンを付けて歩き始める。いきなりの急登とのことだったが、先頭のガイドのペースが すばらしく、全く息が上がることもなく、東峰に寄り道しながら順調に三六九山荘に着いた。 三六九山荘は昼間、ヘッデンはいらない。まあまあきれいな山荘。 この日は、シチカ山荘から1,376mを登り、三六九山荘まで686mを下る。 黒森林というのは台湾冷杉の林でうっそうとして神秘的、なかなかの景観。 岩の間から水が滴る苔生した場所などもあって飽きることなく歩を進めた。 雪山直下は風が急に吹きわたりチョッと緊張したが、その部分だけで山頂は強風に さらされるようなことは無かった。もっとも、霧の中で周りの山々は全く見えなかった。 亜熱帯に属するのでなかなか晴れ渡ることはないようだ。 4/30(木) 3時半起床 4:35下山開始⇒雪山東峰分岐(雪山遠望撮影会)5:40、5:55⇒観景台6:25 ⇒シチカ山荘7:25着、7:45発⇒武陵雪山登山口服務站8:30着、8:55発 →(専用車)→土砂崩れ工事通行止め10:40〜11:00→礁溪温泉12:30〜13:00 →昼食(礁溪・年年小館)13:15〜14:00→(専用車)→台北福君海悦大飯店16:30 →ガイドさんとお別れ→夕食(台北・欣葉・2座の登頂証明書授与式)18:30〜20:40 →(タクシー)→台北市内の夜市へ20:00〜21:00→(タクシー)ホテル・泊 ☆三六九山荘からシチカ山荘を経て武陵雪山登山口まで1,060mを下る。 途中、雪山がきれいに見える場所があり、それぞれが感慨を持って写真を撮ったり 眺めたり。 身体が慣れたのかペースも順調。予定より早く下山出来た。 雪山の登山口に戻ったときには2座登頂出来たとホッとすると同時にうれしかった。 5/1(金) 6時起床 8:00専用車で市内観光へ→故宮博物館8:20〜10:30 →忠烈祠・衛兵交代式11:00〜11:30→昼食(金品茶樓)12:00〜12:40 →台北桃園空港13:30着→(チャイナエアライン)→離陸17:30→A成田空港21:30 →スカイライナー22:33→日暮里→→自宅 ☆この日はおまけの観光。 いずれゆっくり見学したいと思っている故宮博物館の下見!のつもりだったが、 ガイドさんがとても詳しく、要領よく説明してくれて思っていたより有意義な時間になった。 忠烈祠の衛兵交代式も見応えがあった。 |
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