展望と高山植物を楽しむ
尾瀬 笠ヶ岳(2,058M)
【期日】        2008年7月13日(日)
【メンバー】     CL・K/I  K/T  S/H  S/I
【コースタイム】   所沢IC5:35→戸倉駐車場8:10(専用のタクシーで鳩待峠へ)・・・・鳩待峠8:35
            至仏山登山口出発8:45→オヤマ沢田代の分岐10:35→悪沢岳10:48→小笠山頂11:50〜12:00→
            笠ヶ岳と湯ノ小屋の分岐12:35→笠ヶ岳山頂12:50〜13:30→分岐13:50→
            オヤマ沢田代の分岐15:30→鳩待峠着16:45
【山行記録】
 高山植物保護の為、5月半ば〜6月末日まで入山禁止となっている至仏山と笠ヶ岳。至仏山は高山植物の宝庫といわれているが、この笠ヶ岳も至仏山に匹敵するくらい咲いているとの事で、ここ数年笠ヶ岳に訪れる登山者が急増しているらしい。私もいつか登ってみたいと心温めていた。
 
 至仏山登山口から入り、ワタスゲの果穂が揺れるオヤマ沢田代の分岐より左に折れる。悪沢岳を抜け、笠ヶ岳へ。この樹林を抜けると小笠と笠ヶ岳が目の前に姿良く現れる。「小笠のピークは踏めない」と私の資料には書いてあったが、たった5分位だがしっかり付いていたのでピークを踏んできた。逆に笠ヶ岳のピークは植生保護の為、東斜面の登山道は廃止されており、湯ノ小屋と笠ヶ岳の分岐まで行かないと登れなくなっていた。
 
 この2点の情報ミスと予想以上に咲いている笠ヶ岳の花々に足を止められ、思ったより時間を使い、鳩待峠に戻るまで8時間の行動時間となってしまった。それに笠ヶ岳山頂からは燧ケ岳、至仏山、上州武尊山を始め、日光連山、谷川岳、上州の山々、越後の山と360度の大展望で素晴らしく、山頂を離れるのがとても惜しいと思うほどの最高の日でもあった。足元の競い合うよう咲く花々に出会え、この山を去るのが惜しいほどだった。
 登山道から尾瀬ヶ原を眺め、至仏山と燧ケ岳を眺め、念願の笠ヶ岳に登れ最高だった。   (K 記)  
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