榛名
水沢山〜二ッ岳
 (1994.4m)  (1343.0m)
2010年3月20日(土)

TrekkingMapEditor1_3に地名を追加、ルートを赤で表示(作成=KW)

 【メンバー】 L=YS、IS、IS、KW、KY (5名)

 【コースタイム】 志木駅5:55→IS宅前→KY宅前→所沢IC→渋川伊香保IC→水沢観音9:20→水沢登山口9:30
          →石仏群10:50,11:00→水沢山山頂11:15,11:40→車道12:08→旧相馬山分岐12:49
          →オンマ谷、二ッ岳分岐12:54→屏風岩13:13→七合目避難小屋13:16→雌岳分岐13:26
          →雌岳山頂13:39→雌岳分岐13:57→八合目14:07→雄岳分岐14:08→雄岳山頂14:22
          →雄岳分岐14:38→わしの巣風穴15:11→車道15:14→湯元15:35          (記録;KW)

 
   水沢山は、榛名山系の一番東に位置します。
  登山口は水沢観音の境内にあり、飯縄大権現のお社に続く84段の急な階段を登り、コナラやミズナラなどの雑木
  林の、これまた急な登山道を上っていきます。すぐに正面に水沢山が見えてきます。
  水沢山は地元の人に親しまれている山のようで、我々が登っているとすでに山頂から下ってくる人が何組も。西登
  山口からは山頂まで30分で登れるとのことなので、この時間にこちらの登山口に下山出来るわけですね。
  石仏の並ぶ展望の良いところで一休み、渋川あたり?が見下ろせ赤城山などは霞んでみえました。
  いったん急な下りがあって登り返すと狭い山頂に着きました。全円の方位盤の山名から、晴れていれば360度の
  展望が望めるようです。直ぐそばの相馬山と二ッ岳の間に榛名富士が頭を覗かせていました。
  山頂でゆっくりした後、二ッ岳(雌岳と雄岳)に向かいましたが、この先は単独の女性一人にあったきり、誰にも会わ
  ず水沢山の賑わいとは対照的でした。途中から雪の残るところが出てきてSさんが持ってきた簡易滑り止めを試す
  場面もありましたが、基本的にはアイゼンなどいらない雪が北斜面になると出てくる程度でした。今年最後の雪道
  歩きかなーと思いながら歩きました。
  足場の悪い水沢山を下りきると明治以前にはつつじが峰と呼ばれる地元の人たちが下草や萱、薪を集める場所だ
  ったという開けた場所にでます。つつじが峰と呼ばれるだけあって山ツツジが咲く頃はきれいなのでしょう。そばに
  むし湯跡の標識がありましたので昔の人が楽しみに通ったのでしょうか。
  相馬山がピラミダルな姿を正面に見せる道は楽しく、今は危険箇所があって登山禁止になってロープに張られた
  相馬山への登山道の所では、どの程度の状態なのかしらとひとしきり話題に。お正月にYさんたちが二ツ岳に来た
  ときに車を停めたというオンマ谷の駐車場への道を分けると間もなく大きな岩壁の脇を通ります。これが屏風岩か
  しらと思いながら、みんなの後ろ姿を岩を入れて撮ったりしましたが、屏風岩はその先のずっと大きな規模の岩壁で
  した。
  七合目避難小屋というのは小屋と言うより休憩所、そこが雌岳への分岐、ほんの一登りで山頂でした。山頂には石
  の小さな祠があり、おにぎりの様な形の水沢山がよく見えました。正面にパラボラアンテナが見えて、ちょっと興ざめ
  でしたが歩いてきた道がたどれるのは良いものです。
  次は雄岳へ。こちらも山頂には群馬テレビのデジタル送信所の建物があり、山頂が見つけにくくなっていました。
  Yさんが以前来たときに登ったという岩の上には石の祠がありましたが、山頂の標識は、建物のそばにありました。
  多分、以前は、我々が登った石の祠のあるところだったと思うのですが、狭いので現在の場所に移したのではない
  でしょうか。こちらもほんの一登りでした。
  帰りは伊香保温泉の湯元を目指して下りましたが、北斜面で雪が残り、滑りやすくなったところがありました。途中、
  アセビの緑が新鮮に映るほどずっと落葉樹の雑木林の道を歩いた一日でした。
  伊香保で温泉につかり、水沢うどんを食べて帰ってきましたが、久しぶりに、たっぷり歩いた!と思える山行になり
  ました。                                                        (記;KW)
  
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