奥秩父主脈縦走
 
 【期日】2017年6月25日〜6月29日

 【メンバー】L/MS  RK(途中撤退)

 【コースタイム】
6月25日  韮崎バス停14:50→瑞垣山荘16:02→冨士見平17:00(テント泊 )      

6月26日  富士見平6:00→小川山分岐7:30→砂払ノ頭9:10→9:30Kさんリタイアにて以降別行動となる→金峰山山頂10:40→鉄山11:10→朝日峠12:20→       大弛峠13:00テント設営
       14:00夢の庭園と北奥千丈岳ピストン→15:30→大弛峠(テント泊)  
    
6月27日  大弛峠5:20→前国師岳5:55→国師岳6:10→国師のタル7:45→東梓8:30→冨士見10:10→甲武信岳11:30→11:45発→甲武信小屋(昼食)12:00→12:30発→笹平13:30→破風山避難小屋13:30→西破風山14:30→16:00雁坂嶺→16:30雁坂峠→16:45雁坂小屋(テント泊)

6月28日  雁坂小屋6:20→雁坂峠6:45→水晶山7:10→古札山7:45→燕山8:50→雁峠9:10→9:25分水嶺→笠取山10:00→唐松尾山12:45→山の神土13:35→将監峠14:00→将監小屋14:05(テント泊)

6月29日 将監小屋4:50→禿岩7:15→飛竜山8:00→北天のタル8:25→狼平9:50→三条ダルミ10:45→11:30雲取山山頂→鴨沢15:20

  【コメント】
いつだっただろうか。山梨から東京まで尾根伝いにつながっているのを知ったのは。・・・それから、いつか通して歩いてみたいと思っていた。でも仕事の関係で4日間しか時間がとれない。最初は奥多摩駅まで行く予定を鴨沢に変更して計画を練った。Kさんも昔から同じコースに憧れていたということでお互いソロテントという条件でこの計画に加わることになった。私はこの日のために一人用の軽いテントを購入した。
4日間だとテント場の関係でどうしてもきつくなる日程ができてしまうが、幸いエスケープルートが何か所かとれるし、日の長い時期でないと長歩きは無理なのと暑い時期になるとバテるのであえて梅雨の6月決行にした。夜勤明けを利用して1日目に富士見平までたどりつく計画とし、バスの最終便利用のため日曜日スタートとなった。

6月25日
新秋津駅で待ち合わせに失敗するも西国分寺で合流でき予定通りの工程で順調に瑞垣山荘に到着。
予定通り富士見平にテント泊する。

6月26日
Kさんが出発後3時間で足の調子が悪くなり、リタイアを決断。途中で荷分けをして別行動となった。Kさんは金峰小屋泊をめざすこととなったため、私はとりあえず大弛峠まで行き、地図を広げて今後の計画を練り直した。
本来は甲武信の手前でビバークする予定であったが、時間的に押してしまい迷いに迷ったが3日目にかけることにして本日は大弛峠までとする。3日目に笠取小屋目標だったため、せめて明日は雁坂小屋まで到達できなければこの計画の実現は厳しくなる。そうと決めたら翌日の偵察と時間短縮を兼ねて北奥千丈まで足を延ばすことにした。
途中でKさんに連絡を入れたら金峰にいるはずなのに大弛峠に向かっているという。ビックリ。テント場に戻ると丁度Kさんが到着した。再度今後の計画を確認すると、甲武信ケ岳までゆっくり行ってから下山するという。
必ず甲武信で1泊して徳ちゃん新道で下山することを約束して別れる。

6月27日
この縦走のキーポイントデーだ。あいかわらず重い荷物だが、甲武信小屋でビールを2本も調達してよけい重くなり雁坂峠までは遠かった。そして途中の西破不山の登りは本当に長くて辛かった。今回の中で疲れもあったのだろうが1番きつかったのがこの登りだ。途中でガスが出て視界も悪くなり雁坂峠の手前でぽつぽつ雨がふってきた。神様テント張るまで雨降らせないで下さいと祈りながら先を急いだ。何とか本降りになる前に雁坂小屋のテント場にテント設営できたが、それからは本降りに。一晩中降っていたようだが疲れてたせいで朝まで熟睡。風がなかったのが幸いで雨の静かな夜だった。その日は小屋に素泊まりの人が一人いるだけだった。

6月28日
朝目覚めると雨が降っている。だが、雁坂峠からは下りたくない。下に渡渉箇所があるため雨の日は避けたい。
ということで予定通り将監小屋を目指す。行程がやや短いため、遅めの出発。けっこう本降りになった。
雨に濡れた草木が瑞々しくて美しい。降りやまない中、黙々と進んだが古札山を過ぎたところあたりで、ばったりと人に出逢った。青いカッパを着た女性で雨音のせいか出会うまで全然気づかずお互いビックリした。聞けばおととい雲取から縦走してきているとのこと。反対からの奥秩父縦走コースの人だった。短い間だったが話をして激励しあい健闘を祈った。彼女も初めて人に会ったそうだ。私も大弛峠から雲取山の下りまで結果的には誰にも会わなかったので雨の中、同じ志の人に会えて勇気づけられた。
カッパを着ていると暑くて汗で濡れていく。荷物も雨に濡れて重くなった気がする。疲れと歩くのに飽きてきたころやっと将監小屋に着いた。だれもおらず貸し切り状態。幸い雨が上がり、濡れたものを所狭しと干し、自炊場もゆったり一人で使えた。水も豊富でトイレも綺麗で道具も体もゆっくりメンテナンスすることができた。
夜中にトイレに起きると動物の鳴き声が近くてちょっと不気味だったが、星もでていて天気回復の兆しが嬉しかった。

6月29日
なるべく早立ちを目指した。コース的には長く歩かねばならない。しかも下山後のバスの時間もある。
秩父に入ってから笹尾根が目立つようになった。雁坂あたりから南面に笹が広がる光景が多い。そして巻き道が長い。山をまく、尾根をまく、何時間も変わり映えがしない景色が続く。地図を見て、GPSで現在地を確認して時間の予想を立てる。飽き飽きしたころにやっと飛龍山との分岐に。ここから先は知っている道で安心。
雲取山に登るのがこんなに嬉しかったことはない。これが最後の頂上かと思うと本当に嬉しかった。
頂上に着いて又びっくり。山頂標識が立派になって、しかも2017年の標識まで。雲取山って2017.1mなんですね。今年の旬の山だったんだと改めて知った。誰もいないのでここでもセルフタイマーで記念撮影。もどしたα米を食べて下山。石尾根でやっと雲取山に登ってくる人に会った。晴れて景色が素晴らしいという山行ではなかったがこの時期の5日のうちに1日しか雨が降らなかったのはラッキーだったといえる。そしていろいろ反省点はあるが、縦走が成功して本当に嬉しかった。そして縦走というより旅に近い感覚がした。峠を越えるたびに昔の人はここしか道がなかったんだなあと、昔の山旅に思いを馳せた山行であった。
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