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| 【期 日】20017年7月2日(日曜日・前夜発) 【メンバー】L:SN TK 【コースタイム】鳩待峠5:40⇒中原山(1968m)7:20⇒アヤメ平7:35⇒富士見小屋跡8:00〜8:10⇒白尾山9:20⇒セン沢田代⇒皿伏山11:05⇒大清水平12:05⇒尾瀬沼南岸分岐 ⇒尾瀬沼休憩所12:40⇒三平峠⇒一ノ瀬休憩所13:50⇒(シャトルバス)14:20発→ 大清水P14:40 【コメント】 尾瀬は若い時から色々なコースを歩いているが、アヤメ平は行った事がない。 Nさんがアヤメ平に行くというので「私も行きたい」と言ったのが運のつき?! アヤメ平〜富士見峠〜白尾山と皿伏山を越えて三平峠〜大清水に抜けるコースを歩くと言う。 この梅雨期に超ロングコースだ。歩き詰めでも8〜9時間。 富士見小屋に泊れば良いと思ったら、H25年に廃業したとネットで知る。富士見下の路線バスも昨年で運休。 大清水の路線バスの最終便の15:50に間に合わせて歩き、沼田に出る以外ない。 前夜川越発24:30の高速バスに乗車。戸倉〜鳩待峠の始発バスに乗換え、車中で朝食をすます。鳩待峠は風雨が強く天気予報とは違うが、梅雨時の山なので仕方ないか・・。 鳩待山荘の裏の急登を登ると、天空の草原がぱ〜っと広がる。 風で雲の動きが早く、時折雨も止み期待を持たせる。水芭蕉、ヒメシャクナゲ等湿原の花々が迎えてくれ、振り向けば残雪の至仏山。 吹く風は爽やかで気持ち良い。昔はこの鳩待通りが尾瀬のメイン通りだったそうだが、今は静寂の世界。 カッコウと鶯のさえずりのみが響く。 アヤメ平を過ぎ、眼前に燧ヶ岳がうっすらと見えてくる。 晴れていれば、燧ヶ岳を正面に池塘に映る姿を見ながら歩けるのにな〜と残念! 富士見田代から長沢新道の分岐があり、これを下れば尾瀬ヶ原の見晴十字路。 すぐに2年前廃業になった富士見小屋に出る。十字路になっていて、この分岐は要注意だ。 八木沢新道の方向に少し歩いた分岐を右に取り、広い砂利道を20分程登ると大きな反射板のある台地に着き、山道に入りだいぶ登ると白尾山の標識があるが、ここが山頂とは思えない場所で展望も無い。 次は皿伏山を目指すが、樹林の中に雪渓が次々現れる。 雨で雪が溶け泥沼のようになった道か、古い苔生した木道がどこまでも続く。 特に木道は滑り易く、怪我をしないように恐る恐る歩くので時間がかかる。 以前に木道で転び、あばら骨を折った経験があるNさんは濡れた木道がトラウマになっているようだ。 時々湿原が現れ気分が明るくなるが、また泥濘とぬるぬるの木道で、雨も降るし、時間も押してきて、水と行道食を口に入れ、ひたすら歩く。 昼食も摂れない。1時間45分程で皿伏山。 山頂らしくない樹林の中で、標識が無ければピークとは分らない。 誰一人会わない原生林だが、赤テープや木に印が頻繁につけられていて、このテープが無かったら、確実に迷いそうで、とても助かった。 このあたりは熊の好物のネマガリダケの宝庫で、「熊さん出ないで」と願いながら歩く。 尾瀬沼が見えてきてホッとする。休憩所もあり、尾瀬沼を眺めながら一服したい所だが、最終バスの時間を考えると、トイレを借りただけで、すぐに歩き出す。 湖畔からは新しい木の階段や木道になり、久し振りに登山者にも会う。 三平峠がどこかも分らずに通り、疲労困憊しながらも登って下って、やっと広い林道に出て「一ノ瀬」のバス停が目に入った時は安堵した!白いワンボックス車が停まっていた。 Nさんが大清水行きのシャトルバスかもしれないと大清水まで乗せて貰えるのか聞くと「OK、700円です。14:20の発車」との事。 今13:50、あと1時間林道を歩くはずだったので、救いの神だ!! ベンチに腰かけ、やっと昼食のおにぎりを一個食べられた。雨はあがっている。 どろんこになった雨具類を脱ぎ、車で予定より早く大清水に到着できた。ヤレヤレ・・。 「70ン歳の女性が雨季に計画する山ではないね。2度と行きたくない」と私が言うと、さすがのNリーダーも同感のようで「良く歩いたね」とねぎらいの言葉? 夜行で一睡もせずに、雨の中、二人共悪路をろくに休まず8時間強も良く歩いたものだ。 でも、未知のアヤメ平は素晴らしい天空の湿原だったし、白尾山〜皿伏山の原生林を越えて尾瀬の広さを実感した山行だった。 夏のロングコースのトレーニングに充分なったかもしれない。 熊の餌食にならず無事に帰還できたのが何よりでした。 T/K |
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