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| 【期日】2017年7月26日(水曜日)前日・前夜発〜28日(金曜日) 【メンバー】CL:T・K SL:I・K R・K Y・S C・K 【コースタイム】 7/26(水) 猿倉発6:55⇒白馬尻8:15〜8:30⇒大雪渓取り付き(アイゼン装着)9:00⇒昼食11:15〜50⇒小雪渓12:25⇒避難小屋12:55⇒村営頂上宿舎14:10〜30(宿泊手続き等)⇒白馬岳山頂15:40⇒村営頂上宿舎(泊) 7/27(木) 頂上宿舎発5:00⇒ホワイトアウトで迷う(ロスタイム約2時間)⇒朝食7:10〜35⇒清水岳⇒雪渓を何回か渡る⇒不帰岳避難小屋(昼食)11:40〜12:05⇒百貫の大下り14:30⇒山腹を巻きながら名剣沢5度渡渉⇒祖母谷温泉18:30(泊) 7/28(金) 祖母谷温泉8:15⇒欅平発10:01→宇奈月12:10→黒部(JR富山からバスで帰るK氏と別れる)新幹線黒部宇奈月(2時間弱)→大宮 【コメント】 白馬岳からは多彩なルートがあるが、昨年、西に清水岳を越えて黒部の祖母谷温泉へ向かう長大な尾根は登山者も少なく高山植物が咲き乱れ、剣、槍、穂高を眺めながら雲上の楽園のよう だと本で知り、又黒部の祖母谷温泉も魅力で行きたくなった。白馬からは2000m以上を下るが、下りなので膝に問題が無ければ私でも行けるのではと思い、数人を誘って行くことにな ったが、台風が次々に襲来しバスの切符も取ったのに、直前で流れた。今年はそのリベンジ。 1日目 猿倉荘前で、前日の昼行バス組と夜行バス組が合流し、登山届を提出。事前に長野県警にも提出済み。白馬大雪渓の雪の状態は、今年は平年並みとの事で、白馬尻でアイゼンを着け大雪渓に向かう。随分前に雪渓を登った時は、文字通り蟻の行列だったが、今日は平日でもあり、自分達のペースで紅ガラに沿って歩ける。雪渓上はガスがかかるが、涼しくて良い。 雪渓の横の安全な場所で昼食にする。葱平からどんどん急登になるが、ウルップソウがまだ沢 山咲いているのが嬉しい♪ 清冽な流れを横に見て階段状の道を登りきると村営頂上宿舎だ。宿泊手続きをする。あまり混 んでいないようで、私達5人で1部屋をあてがわれて、ラッキー! 水と雨具だけを持って白馬岳山頂を目指す。行く手に大きな白馬山荘が建っている。何百人も泊れると言う日本一の山小屋だろう。それだけ白馬岳は人気の山なのですね。ブロッケン現象も体験した。明日の旭岳へ向かうコースを確認。紅ガラが目印に付けられてい る。あそこを行けば良いのね。雄大な景色に見惚れる。 2日目 今日は超ロングコース(10時間〜11時間はみるように。不帰岳の避難小屋で半分の行程。遅くてもそこには11時には到着する事と祖母谷温泉のご主人に言われていた) なので、前日に朝食弁当を頼み、テルモスのお湯をもらって、5時に出発。 ところが、外は真っ白な濃いガスで視界ゼロ!! 旭岳の標識に従って下って行くが、昨日山頂から確認した雪渓の紅ガラは現れない。 ガスは益々濃く、少しでも離れると人影も見えなくなる。Sさんのスマホも機能しないようだ。せめてガスが少しでも晴れて山容が見えれば分るのだが・・。そのうちK氏が方向が違うのではと言う。西方向に下っていないと。 山スキーで鍛えた勘か、登り返し紅ガラがある雪渓に出た!一同安堵してアイゼンを履く。約 2時間のロスタイム。ホワイトアウトの恐ろしさを痛感した。 行き交う登山者も稀なこのコース。「祖母谷⇔白馬」の標識を見てほっとする。 雪田の横の登山道は花の群落!昨日の白馬岳でも沢山の花に出会ったが、その比ではない。ショウジョウバカマ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、イブキトラノオ、ハクサンチドリ、シロウマオウギ等々きりがない。圧巻はコマクサの群落。また白馬でもこの辺りにしか咲かな いミヤマハナシノブにも出会えた。(帰宅して数えたら、私の少ない知識でも90種近くあった) 霧は晴れたが、雲が多く近くの山しか見えず、北アルプスの大展望は望めないが花、花、花に 癒されて満足♪ ま〜るい清水岳の山頂に出た。 樹林帯に入るが、朝のロスタイムで不帰岳避難小屋には11時にはとても間に合いそうもない。 黒部側から登ってくる男女2人連れに会うと、この時間では祖母谷に到着は暗くなるだろうと 言われた。避難小屋に着いたのは11時40分。急いで昼食を摂り、登山道脇の水場で補給。 だが、これから難関が待ち受けていた。「百貫の大下り」と言う百貫山の山腹を巻いて下るが、 鎖場もあり、名剣沢の渡渉が次々出てくる。ロープがあるにはあるが、対岸が崩れていたりし て、気が抜けない。激流に巻き込まれたら大変だ。そしてトラバース道も殆ど谷側に傾斜していて、大きな岩だらけの悪路もあり要注意! 渡渉は全部で5回あった。励ましあって何とか無事通過。祖母谷と祖父谷の出会いに祖母谷温泉がある。広い河原の堰堤が見えて、川沿いの広い道を歩いて行くと硫黄の臭いがしてきた。宿は間近!明るいうちに着けた!!18時30分。祖母谷温泉前で皆握手!ばんざ〜い♪ 実に13時間半の行程だった。濃霧に巻かれた2時間弱が痛かったが、皆よくがんばった!! 私も左足裏の皮が剥がれかかっていたし、何度も尻もちをついたが、誰も怪我無く良かった〜 。 遅い到着にも拘らず宿の人達も温かく迎えてくれ、この山奥の秘湯が心身を癒してくれた。夕食も富山名物のマグロの昆布〆や黒モズクなどとても美味しかった。 3日目 今日は帰るだけ。朝風呂に浸かり、ゆっくり朝食を味わって宿を後にする。名剣温泉(祖母谷温泉から引いている)を通り、欅平駅からトロッコ電車で宇奈月へ。女性ジパング倶楽部組は北陸新幹線の新駅「黒部宇奈月」から2時間弱で大宮へ。速い!ジパング会員でないK氏は富山から練馬までバスで6時間かけて練馬へ。 もう年齢のタイムリミットと思い、半ば諦めていた花のロングコースを、メンバー達に背中を押され、助けられながら踏破出来て、嬉しさと感謝で一杯です! (T・K記 ) |
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