| 【07/28雄阿寒岳】 |
| 【07月28日】【アプローチ・登山・移動記録】 |
| 【アプローチタイム】 |
| 7/28(木)道の駅摩周温泉4:50→滝口登山口 |
| 【コースタイム】07/28(木)雄阿寒岳 |
| 滝口登山口5:41→雄阿寒岳登山案内図05:44→5:55太郎湖→6:08次郎湖分岐休憩06:11→6:15カウンター→ →6:23一合目→「これより頂上までは5000m」道標6:27→6:42曲がり角→6:52曲がり角→ →2合目着6:55休憩06:59→7:06「頂上まで4000m」→7:25三合目→735m水分補給7:28→ →7:40「3000m」→7:53「四合目はんぶん以上クリアしました。ここから五合目までがガマンです」→ →8:10「2500m」→5合目着8:31休憩→8:54六合目→9:08七合目→9:12雲が雌阿寒岳、阿寒湖の上に→ →9:14ハイマツ帯の中を進む→09:19八合目雄阿寒測候所跡→09:27屹立した岩、「ヒョウタン沼が見える」看板→ →09:33九合目→9:37雄阿寒岳昼食10:13→10:21九合目→10:29八合目測候所跡→10:39七合目→ →10:49六合目→10:55「五合目/六合目」→11:005合目休憩11:07→11:37四合目11:43→12:07三合目→ →12:27風穴前休憩12:31→12:362合目→12:53「5000m」→12:55一合目→13:02カウンター→ →13:06次郎湖分岐→13:16太郎湖→13:20水門→登山口着13:26 |
| 【入浴、移動タイム】 |
| 7/28(木)滝口登山口13:37→13:55阿寒湖畔温泉 |
| 20110723〜31北海道に戻ります |
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| 【アプローチ記録】 |
| 夜明け前から道の駅の周りでは小鳥が囀り、カラスが鳴き、鷺の声がしていた。テントを出て釧路川を覗く。首上が茶色のアイサ(どうもカワアイサ)が岸近くを群れになって遡上している。テントに帰って朝食を済ませ、テントを撤収して、荷物を車に積み込む。今朝も快晴といってもおかしくない薄曇だ。周囲の車もボツボツ動き始めている。 重複国道R240・R241を進み、雄阿寒岳登山口近くに来た。薄曇で陽射しが感じられない天気になってきた。国道沿いの駐車場から約100m、男女2人連れが登山口に向かって歩いている。登山口入口前で停車してYSさんが自家用車で入って駐車可能か偵察にでた。OKとの合図で登山口に向かう。砂利ながら駐車場と公衆トイレがあった。 国道沿いの駐車場から男女2人連れが登山口へ歩んでいるのが見えた。自家用車が通れそうな幅の道が国道から登山口へ延びているので、YSさんが下車して偵察した。登山口にも駐車可能と合図を受けて右折する。公衆トイレがあり、数台の車は止められそうだ。帰宅後、阿寒湖温泉で貰った登山ガイドを見ると「雄阿寒岳登山道標識より50mほど入ると駐車スペースがあります(約10台収容)(車上狙いに要注意。貴重品は見に付けて行動を)」とあった。 |
| 【山行記録】 |
| 今朝は薄曇で陽射しが感じられない。登山届箱、「滝口」の大看板、阿寒湖、雄阿寒岳登山案内図を見て道標に従い、雄阿寒岳頂上に向かう。阿寒湖から流れ出す流れの水門の上を通って太郎湖の岸に出た。太郎湖は泥底のうえに倒木が重なり、その上をコイが1匹逃げてゆく。湖岸まで高木林が迫り、斜面のオオサクラソウはもう花をとうに終え、実を結んでいる。次郎湖は底まで澄み、緑の藻が揺らいで美しい。 岸の上を巻いて次郎湖分岐に出た。熱中症防止の水を飲んで最初の休憩とする。エゾマツ・トドマツ林の中を登ってゆく。こんなところにと疑う場所にカウンターがあった。ゆるやかなアップダウンの林間路を歩み、一合目の道標、次いで「これより頂上までは5000m」道標を見る。長い巻道の大曲がり角を二回過ぎると二合目に着く。休憩して汗を拭った後、木の根が段差を作る急斜面を登り、緩やかなアップダウンの森に入った。窪地には斜面の穴から吹き出す冷気が溜まり、涼しくて心地良い。「頂上まで4000m」の道標に励まされ、三合目に到着した。ここでも水分を補給して「3000m」道標を登り過ぎ、下草に笹が混じってきたことで林相が代わりつつある事に気がついた。 「四合目はんぶん以上クリアしました。ここから五合目までがガマンです」と激励の言葉が書いてある合目標に出会った。下山して振り返ると、雄阿寒岳登山路の核心は4〜6合目、とくに4〜5合目の登りだと思った。シマリスが足元から飛び出して歓迎してくれるが笹と泥の急坂登りは辛い。汗が吹き出てくる。良くしたもので所々に棚状になった場所があって、止まって息継ぎができる。そんな棚のひとつに先行の男女が木に背もたらせて座って休憩中であった。4〜6合目には土止め階段道が崩落した箇所もあるが新しくつけられた道を木の根、枝、ロープを掴んで登ることができる。もうアキノキリンソウが開花していた。近くの草むらにはクルマユリが咲き、盛夏から秋へ季節が移っていることを教えてくれた。 「頂上まで2500m」標を過ぎるとハイマツが出てきて、それに囲まれた5合目スポットに到着した。2組の男女が休憩中であった。数頭の蝶を乗せたシシウドの向こうの、茂った薮の間に青空と阿寒湖がほんの少し見える。遊覧船のスピーカーが話す音が響いてくる。我々だけでなく登ってくる人が必ずここで休憩するのが可笑しい。核心の4〜5合目を越えたせいだろう。雌阿寒岳の方にも積乱雲が背丈を伸ばし、集合し始めた。 息を整え、汗を拭ってダケカンバ、ハイマツの林を登る。六合目について「ここまで長かった」、「合目の間が等間隔ではない」などと言い合う。ヤマブキショウマの白い花穂を掻き分けて登る。七合目はハイマツや広葉樹低木の中に道標があった。山桜(チシマザクラ)は葉陰に実を結んでいる。雌阿寒岳、阿寒湖の上に集まった雲がだんだん雄阿寒岳のほうに広がってきた。 平坦なハイマツ帯の中のアップダウンを進む。雄阿寒岳頂上と手前のコルを右手から薄雲が流れ越し始め、ハイマツが色を失う。八合目、雄阿寒測候所跡との看板に出会う。2本のコンクリートで固めた石の入口、間取りが分かる土台が残っていた。ここから雌阿寒岳はもとより、日高山脈や大雪山が展望できるという。先ほどから増えた雲とこのところの湿気の多い霞で今朝は遠望が無い。 右手から流れてくる霧の下、屹立した岩の根元から頂上の方を見る。雄阿寒岳頂上までにはもう一つ前山がある。左手は古い火口か、「ヒョウタン沼が見えます」と看板にあるが、水の溜りを発見できなかった。先ほどから足元にイワギキョウの花が咲いている。花の色も白から紫、葉の幅も細かったり広かったり、花茎が立ったりなかったり、本当にイワギキョウなんだろうか? 九合目の道標から斜面を一気に登ると雄阿寒岳の頂上に着く。薄い霧が流れて暑い体をいたわってくれる。石を敷いたような空き地に頂上標や三角点白柱が立つ。ザックを下ろして早めの昼食をとる。薮の上を小さな虫が群れになって飛び回っている。顔の周りにも集まってくるので煩わしい。先ほど休憩していた山ガールと年上男性が登って来た。もう一人の女性が捻挫して遅れていると言っている。しばらくしてどうにか合流して3人になった。立って麓を眺めるとパンケトー(全)、ペンケトー(部分)の2つの湖が森の中に見える。雌阿寒岳や阿寒湖はもとより、屈斜路湖、知床連山、オホーツク海も遠望できるというが今日は雲が皆隠してしまっていた。 霧と虫に追われて頂上を発った。九合目に下ると単独行の男性が登って来た。残念ながら頂上は雲の中だったと話して分かれる。八合目測候所跡で雲が晴れ、イワブクロ群落の向こうに雌阿寒岳、阿寒富士が再び顔を出した。阿寒湖に向かって下る。七合目、六合目を過ぎ、「五合目/六合目」樹林帯から登り返してハイマツ帯に入って5合目に帰ってきた。急な登りも下りは楽だ。四合目、三合目を通り、風穴前で休憩する。火照った体を天然クーラーで冷やした。 高木林中の山道を下り、2合目、「頂上まで5000m」、一合目、カウンター前、次郎湖分岐を通過して、期待を持って次郎湖の水中を眺める。予期せぬマスの大物が岸を離れていった。太郎湖では朝より多い3匹のマゴイが深みに逃げる。 阿寒湖滝口の水門を渡るともう登山口だ。止めてあった車のフロントガラスに紙が挟んである。一瞬駐車違反摘発かと吃驚したが、車上狙い注意という駐在所のビラであった。巡視くださった警察官に遠くから感謝した。 |
| 【入浴・移動記録】 |
| 滝口登山口から重複国道R240・R241に出て阿寒湖温泉に向かう。ナビに従って今夜の宿、あかんパークイン(0154-67-3211)に到着した。 一般観光客のチェックイン時間には少し早かったが部屋を決めてもらって入る。温泉の湯が供給される時刻が決まっているとかでまず大浴場で汗を流した。夕食までホテルのレストランれんが亭で生ビールの乾杯して、支配人さんと色々話し込む。「雄阿寒岳には今は薮になった尾根通しの登山道があった。それと新道をつないだので4〜6合目間が不自然になった。国立公園だから環境庁と地元が話し合うのだが古い登山道を復活できない」そうだ。ギョウジャニンニク・エゾシカをつき出しにのむ生ビールは美味しかった。 乾杯後、部屋で荷物を整理、汚れ物をコインランドリーで洗濯・乾燥して一息ついた。夕食は阿寒パークイン・れんが亭の宿食だからコンビニ弁当に飽きかけた舌には極楽の味であった。リーダーのISリーダー曰く、1ランク宿代を上げていて良かった。明日は支笏湖までの移動だからゆっくり眠ることができる。 |