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剱岳(2999m) 別山尾根ルート

  

【コース】クリックすると該当の山行記録に移動します。
  総括
  A7月30日 剱沢テント場~別山尾根~剱岳コース
  B7月31日 剱沢テント場~源次郎尾根~剱岳コース
  C8月2日  八ッ峰6峰Cフェイス
  番外編

【期  日】 2018年7月29日~31日

【メンバー】L/S/A  K/A

【コースタイム】
7月27日 19:00 志木駅前出発 → 信濃大町 N邸宿泊(2泊)
7月29日 信濃大町 7:00 → 室堂(天気回復まで停滞)12:00出発 → 雷鳥沢テント場 13:10 → 剱御前小屋 16:00 → 16:50 剱沢テント場(泊)
7月30日 5:00出発 → 剣山荘 5:35 → 6:15 一服剱 6:30 → 前剱 7:30 → 8:35 平蔵のコル 8:50 → 9:40 剱岳 10:40 → 12:10 前剱 12:25 → 13:10 一服剱 13:25 → 14:05 剣山荘 15:00 → 剱澤小屋 → 15:40剱沢テント場(泊)
7月31日 K.A.単独下山(リーダーS.A.n>は残留)7:30 出発 → 9:00 剱御前小屋 9:20 → 雷鳥沢テント場 11:00 → 12:30 みくりが池温泉(入浴・昼食)→ 14:30 室堂  →扇沢経由で帰宅

【コメント】
 新座山の会に入会して一年、室内クライミング班で練習を始めて5か月で、今年のクライミング班夏合宿に参加しました。自分では「岩稜が苦手」と思い込んでいましたが、練習しなければ上達はない!と思い、クライミングの練習に参加してきました。難しい登攀技術はまだ習得していないので、長次郎雪渓から剱岳山頂を目指す!を目標に、私を含めて3名が参加予定でした。
 ところが、直前に2名が諸事情により不参加となり、長次郎組は私とリーダーのS.A.さんの2名だけになってしまいました。台風に備えて早めに信濃大町のS.A.さんの友人宅に車で移動、台風の状況をチェックしながら、そこに2泊して時機を待ちました。

 7月29日・・・早朝に信濃大町を出発、室堂に到着後しばらくは雨が止むのを待っていました。登山届のところで剱岳の情報を聞いてみたところ、長次郎雪渓にはクレバスができていて通行不可能とのこと。仕方がないのでノーマルルート(別山ルート)からのピストンにすることにしました。
 今回は私にとって初めての本格的なテント泊山行で、70リットルのリュックに2人用テント・寝袋・燃料・食料などを詰め込み、剱沢テント場まで辿り着くことが第一目標でした。
 最初は張り切って歩いていたのですが、やはりリュックが重いため速度が遅くなり、休憩も多くなりました。途中で4人の親子連れと出会いました。小学校低学年ぐらいの兄妹でしたが、今日は剱御前小屋まで行き、明日別山から立山を縦走するとのこと。休憩の度に抜きつ抜かれつでしたが、剱御前小屋で別れました。
 剱沢テント場は台風の影響でとても空いていて、良い場所にテントを設営でき、到着時刻が遅かったので簡単な夕食で次の日に備えました。

 7月30日・・・まだ暗いうちに起床、4:30に出発予定でしたが、S.Aさんのテントの隣(かなり良い場所)が空いたので、急遽私のテントをそこへお引越し。そのため出発が5時になりました。台風の影響もありテント・小屋とも入山者が少なく、この時期いつもなら混雑しているルートですがほとんど混雑がありませんでした。剱岳には何度も登頂経験のあるS.A.さんですが、このルートを登るのは30年振りとのこと。
 剣山荘を過ぎ雪渓を登ると一服剱(なるほど、一服したいタイミング!)その後は、これでもか!というほどの岩場・鎖場が続きます。急な岩場の登りでは両手を使い、あまり鎖に頼らなくても登ることができました。こういう場面では室内クライミングや外岩での経験がとても役に立ったと実感できました。
 しかし、油断をしたわけではありませんが、前剱を過ぎて平蔵のコルのあたりで、特に難しいところではないのにつまずいて転倒してしまい、右足のすねと膝を強打、腫れてきたので湿布薬を貼りました。まだカニのタテバイの前でしたが、難しい岩場が続き、気が張っていたのか痛みもあまり感じずに登頂できました。
 剱岳山頂からの景色は素晴らしく、天気も最高で、360度の眺めを堪能。写真を撮ったり食事したりボーっと景色を眺めたり(これが最高!)で、気が付いたら一時間も経っていました。
 下山はさらに大変でした。痛めた右足に力が入らなくて、緊張の連続。S.A.さんはゆっくり歩いてくれるのですが、それでも遅れてしまい標準時間の1.5倍以上かかってしまいました。剣山荘まで下りてきて、無事登頂を祝ってビールとジュースで乾杯!しばらく外のベンチで景色を楽しみ、剱沢まで戻りました。
 しばらくして、後発隊のIさんとSさんがやはり大きな荷物を背負って到着。4人で賑やかな夕食となりました。

 7月31日・・・私以外の3名は源次郎尾根から登頂するため暗いうちに起床。出発のお見送りをして、私はのんびり下山の準備です。テントや燃料を置いていくのでリュックが軽くなるかと期待していましたが、食料のゴミなどが結構重い!期待はずれでリュックを背負い、下山することに。だからなのか、足取りが重くて進みません(T_T)。
 一昨日と昨日は余裕がなくて花の写真を撮れなかったのですが、今日は一人なので時々立ち止まって花を観賞しつつカメラに収めました。でも、昨日はハクサンフウロやクルマユリもたくさん咲いていたのにな~、とちょっぴり残念!
 雷鳥沢の長~い登り階段は噂通りのキツさでしたが、目的のみくりが池温泉に到着。お風呂に入ってさっぱりし、美味しい昼食も食べて室堂へ向かいました。

 今回の山行は予定が変更になったり台風が近づいたりでトラブルもありましたが、終わってみたら連日最高の天気に恵まれ、クライミングの練習成果も発揮でき、無事剱岳に登頂できました。リーダーのS.A.さん、本当にありがとうございました!これからもどうぞ宜しくお願いします。
 (記:K/A)

サムネイルをクリックすると、拡大写真のページを開きます(写真:K/A S/A)