【コースタイム】  05月03日
桑ノ木山   04:00に起床、薄曇、気圧が昨夜より2hp上昇して本日の好天を約束、ネコブ山も朝焼けで桃色に染まる
笹薮では鶯が囀り、風が葉を鳴らす
     朝食後、テント撤収、クランポンを履いて昨日は巻いた桑ノ木山の最高所(頂上?)まで全員で登ってみる
標高1495.7mの三角点は雪の中、帰宅後GPSロガーのトラックデータを見たら1503mあった
今日も360度の展望、昨日眺めた越後山脈の峰々に加えて遠く妙高や浅草岳らしい山々まで見えた
 テント場 06:05発 銅倉山に向かって出発し、広い雪原を13分程進んで1518標高点に、傾斜が増すにつれ尾根の左(東)側には雪庇が落ちた雪堤が続く
銅倉山 07:30着 三角点1774.3m、ほぼ同じ標高の広い雪原尾根にネコブ山山頂が黒く飛び出し、そこから南へ続く尾根の先には尖った下津川山が聳えている
銅倉山には先行者が作ったブロックがなかば壊れかけて残っていた、昨日の男性と思われる新しい足跡に沿って進む
 ネコブ山 07:42着  1794m、雪の上にここだけ草・ハイマツ・潅木が生えた岩場が出ていた
展望は申し分ない、
近くの八海山、越後駒ケ岳、中ノ岳、兎岳の向こうに三角の荒沢岳、守門岳、浅草岳、下津川岳までの稜線、下津川岳の西には小沢岳に、巻機山、朝日岳に大源太山、谷川連峰は固まって、下津川山から東には長い上越国境の尾根の越後沢山、丹後山、平ケ岳から尾瀬燧岳に奥白根や日光連山まで、上州武尊岳も青空に白雪を映えさせていた
山座同定を楽しんだ後08:06に下津川山に向かう
    下津川山までのアップダウンを繰り返す尾根には、其処此処に薮が出ていた
藪に入るとクランポンが邪魔になる、そらじゅうからウグイスの囀りが聞こえ、渡りの途中のキビタキナなどの小鳥やそれを追う鷹が舞うが楽しむ余裕はない
    何度かの小休憩の後、10:19に昼食を摂り、エネルギーと水を補給した
ネコブ山から追っかけてきた二人連れの男性Gと会う。「昨日は導水菅脇コンクリート階段に取り付き、上端から急峻な藪を苦労して登って鉄製階段ルートに移ったので桑ノ木山の麓でテント泊した。下津川山から巻機山へ向かう」と言って先行して斜面を登っていった
食後、我々もいよいよ下津川山に登る
下津川山 11:20着 三角点、1927.7m、頂上はもう雪がとけ、草地に三角点が出ていた
先ほどの二人に加えて、巻機山から丹後山避難小屋に向かうという、単独行の男性が休んでいた

展望はネコブ山以上にすばらしい、もちろんネコブ山がある銅倉尾根が北にどっしりと伸び、巻機山、金城山、越後三山、上越国境の山々、利根川源流の山々が東西南に屹立していた
何年か前の残雪期に、谷川連峰のジャンクションピークから巻機山を越えてこの山頂を踏んだことがあるが今日ほど良かったか記憶にない
十二分に展望を楽しんだ後、単独行の男性を追って11:55に本谷山に向かって下った
      このアップダウンの多い尾根の要所要所には南側に狭い雪堤と北側に潅木や笹の藪がある。先行者は雪堤と藪の境を選んで進んでいるが狭くてもしっかりした雪堤なら安心できるとリーダーを先頭に注意して進んだ
尾根の山頂近くや切り立った南面岩場は既に雪が崩落して藪の生えた岩稜を登り降りするのでクランポンに絡まる笹、潅木、アカヅルなどが足を引っ張った
13:45頃からいよいよ藪が続くようになり、北側斜面の所々に残る小さな雪田に踏み跡を見つけるとほっとする
 小穂口ノ頭  14:30着 地形図等高線で1770m、前回と同じ藪・草地手前の雪田で休憩、藪に夏道のテープが風に吹かれていた
     夏道に入り、狭い岩稜をクランポンを履いた足元に注意してピッケルでバランスをとりながら渡る
最後に軟雪の塊を崩さぬように踏んで幾分広い夏道に出たときにはホッとした
    夏道と残雪とを繰り返しながら登りつめると、本谷山の頂上らしい広場に出た
本谷山 15:16  等高線で標高1860m、低いマウンドに生えた潅木の枝に手作りの山名標がブラ下がっている
8年前と比べて刈払いで夏道も広くなり、笹原も疎らに、胸まであった笹も丈が短くなっているように思われた
    予定では丹後山避難小屋で宿泊であったがすでに15時を越えたので早いがここでテントを張る
下のコルを見下ろすと単独行の男性も我々同様にテントを設営していた
     巻雲が巻層雲に変わり、週間天気予報どおり天気が幾分、下り坂のようである
昨夕と同じく残雪を溶かして湯を沸かし、各自持参した飲み物で歓談、夕食をとる
  18:40 寝袋に入る、夜半、北西から昨夜より強い風が吹き、笹原やテントを鳴らし続けた
※ 山行インデックスのページに戻る
桑ノ木山 5月02日   越後沢山 05月04日