前夜発個人山行 北アルプス 
早月尾根〜剣北方稜線〜池平山・仙人山〜仙人新道〜黒部ダム
 
 
【期日】 2010年09月03日〜06日
【メンバー】 CL=TI、SL=MT(会員外)、会計=YS、山道=KY
【コースタイム】  09月04日
早月小屋   時々鼾が響く、小用に起きて外へ出ると星空、富山市の夜景が美しい
起床 3:55  小屋の朝食を摂らないで剣岳山頂に向かう人たちの灯火が光る
朝食 5:00  食堂で、典型的和風小屋食
早月小屋 5:30発 管理人の佐伯さんに挨拶、注意を受けて外へ、窓から覗く佐伯さんの顔は心配そう
天気は快晴、昨朝より涼しい、夜露で草木の葉が濡れていた
テント場脇を抜けて薮道に入る
    5:36「標高2000m」道標→薮から草付の電光道に代わる→見下ろすと早月川、早月尾根
      06:08ハイマツ帯に入って休憩、大日尾根を朝日が照らす、良く見ると大日小屋がポツン、その下には雪渓が
北の大猫山〜猫又山・毛勝山にも朝日が当たるのが見える
    06:19「標高2400m」道標→6:29剣岳稜線から朝日が昇る→白馬岳、旭岳が展望→
     07:08「標高2600m」道標、これを巻いたら岩だらけ道に代わる→07:19標高点2614を巻く→小屋尾根→剣北方稜線北部(毛勝三山〜僧ケ岳、坊ケ岳)が展望→岩崩れでハイマツ根こそぎ、沢に積み重なり、新しくつけられたザレ道急登り→
     08:20「標高2800m」道標、これまでは金属製だったがこれは石製→朝日をバックに何人も影が動く峰が、剣山頂か?→08:40千葉労山のお二人下山、横這いの鎖場に入る→9:12前剣からの道に合流→09:18前剣からの道に合流、なるほど登り下りが別ルートだからね
剣岳 9:24着 2999m、やはり百名山、大勢の人が休憩中、とはいえ記憶と比べると最も少ないか
浅間、八ヶ岳、南ア、富士これらは雲海を抜けて、大日、立山、薬師から笠、乗鞍、御岳、早月川の先は白山まで展望
人ごみを避けて北方稜線側の棚で休憩、ヘルメットなど装着、縦走準備
  9:40発 休憩中の二人の前を通ってザレ場をコルへ下る→急降下→ちょうど長次郎尾根で岩登りをしてきた男性に会い、ルートの状態を聞く。ガリーを下ってコル下の残雪まで、登り返してコルまで来たとのこと、前回と同じルートだが前回ガリーにあった固定ロープがない。
 長次郎のコル 10:10  佐伯さんの注意を守り、剣頂上からタイムリミット内に長次郎のコルまで下りつくことができた。
まず、メンバーがプリントしてきたインターネットHPガイドを参考に、最も楽と言う中央を登って棚を右へ回りこみ溝を越してみようとしたが溝の向かいにスリングがぶら下がっている場所(10:21)で足掛かりを見つけられず引き返す→男性が言った残雪まで下って(10:35)、前回と同様に溝に入り、登り返して長次郎の頭の巻き道へ入った
→岩に何本か捨てスリング→踏み跡を辿って頭を巻き、尾根筋長次郎谷側に、結果として皆さんが楽しみにしていた残置スリングを掴み、1m弱天空を跨ぐ岩場をカニ歩きできなかったのは残念→10:50長次郎谷をトラバース気味に下り、登り返して尾根へ
どうも長次郎雪渓左股を登りつめた踏み跡に入って楽々コースを歩んだのに違いない。
      →11:00 休憩→尾根には小ピークが林立、池ノ谷尾根の頭はどこ、現在位置が確認できず、振り返るとまだ剣岳頂上が見える11:07→尾根の両側あっちこっちを覗く→山の会の高性能GPSを持参して居たらな→
池ノ谷ノ頭 11:30着 テント場で昼食休憩12分
    →尾根末端で八ツ峰との間に池ノ谷乗越を確認して下る→ガイドにはスラブとあったが前回は溝を下ったはずと末端で溝に入る、 ザックが邪魔になったがなんとか50mの下りを終えた。見上げるとなるほどガリーの右手はスラブと言えよう。地形図を見ると等高線間隔が広く、こんな崖斜面があるとは思えない
池ノ谷乗越 12:23 北方稜線縦走核心の池ノ谷ガリーに入る。前回に比べ踏み跡が薄く、浮石が多い。できるだけ崖、岩場の岩を踏んで下る、ザレ横断時には浮石を踏まぬよう落とさぬよう注意を十二分に払った。前回ガリー下流中央にあった大岩は落石に覆われたのか見当たらない。三の窓分岐(上)を横目で見て下る12:52三の窓分岐(下)で休憩、落石を起こさず、落石に会わずに池ノ谷ガリーを下ってこられたことに感謝。MTさんだけが三ノ窓へ登る、目の下に雪渓があったとか、前回はずっと下にしか雪渓はなかった→
    →小窓ノ王崖下斜面細道(発射台)を急登、固定ロープが寸断されていて難儀、昼の太陽に照り付けられて暑い→13:17尾根に到着・休憩、多数の古いスリングなどが置いてあった→13:28ここから草付きを下る、目印ペンキが要所に→→13:42草付きの岩沢に雪渓がない、危険なトラバースをしなくて済むので大喜び→下って→池平山、小窓雪渓、仙人池ヒュッテが望める→14:02登り返し→尾根に沿って下り→尾根左に→ハイマツ、潅木の薮に小沢となった登山路下り→すこし登り返すと小窓雪渓上端の草着き尾根に、前回よりはるか上まで雪渓がある
小窓雪渓 14:44  草付を下って雪渓へ、 軽アイゼン装着14:56→雪を食べると冷たくて喉が潤う→正面に鹿島槍→佐伯さんに注意されたように雪渓の左手を下る→右手滝(大滝)も細い、小滝はまだ出現していなかった→15:14MTさんが左手崖の上に錆びたドラム缶発見、ペンキ印も。ルンルン気分で下りすぎていたYSさん、KYさんに声を掛けて呼び戻す、危うく鉱山道路への登り口を通過するところであった→15:19 軽アイゼンを外して数mの急斜面を登る、前回は斜面高さが20〜30mあって固定ロープ頼りによじ登った→旧鉱山道へ→鉱山道は狭い草つき道、右は雪渓に落ち込む崖、鉱山道路は水平道で楽々との紹介記事があるそうだが決して水平道ではない。雪渓側は断崖で道幅も狭い。雪渓側に傾斜した場所もあり緊張が強いられる→ロープも要所何箇所に→
    →池ノ平小屋、平ノ池も見えてきた→登山道脇にモリブデン鉱石の原石と説明書き、MoS2だと→「小屋は対岸」と道標にある沢を越えて→池平山登山口を過ぎる→
    北方稜線は前回に比べて道が荒れ、固定ロープの寸断・消失しまっていた。より難しくなったに違いない。なお準備してきた細引、スリング・カラビナを使わずに縦走を完了できた。好天・幸運に助けられ、全員縦走に成功できたと天に感謝している。
池ノ平小屋 16:11着 菊池 今朝和さん 電話番号090-8967-9113 (8〜9:00、16時以降)詳細はHP
    YSさんがチェックイン、04日着05日発と予約したはずが、05日着と聞き違えたので夕食が18:00すぎになるとのこと、入口脇ブルーシートにザックを置き、灯具・水筒などを持って2段ベッド上段へ、本日の宿泊者は北方稜線へテント泊2名、素泊2名、うち2名は若い女性G とのこと、まずTI→TM→KY→YSの順で風呂へ、TMさん以外三人が腕時計を風呂に忘れて大笑い。入浴後全員揃ったところで まず発泡酒500mLで乾杯、ブユが邪魔して外のパラソル下から 食堂へ、食堂には佐藤光雄さんの山岳巡礼など本が溢れる、北方稜線南部域のルート図は持参と同じものがファイルされていた。小さな小屋のせいか、今日は管理人、助手の方二人で切り盛り、とても家族的だとはYSさん、KYさんの弁、小屋の運営は 新井さんからモンロー会(小屋から八つ峰を見たときにU字谷がM.モンローの唇に似ているんで因んで)が引き受けてきたとのこと
 夕食 17:39 素人料理の和風小屋食、管理人の菊池さんが小窓雪渓で採ってきた「なんとかコゴミ」の山葵和えが美味、 仙人温泉小屋の高橋さんは本日下山中、明日は小屋に登ってくるとの話があったし、KYさん、YSさんから真砂沢ロッジ宿泊して早めに自宅に帰りたいとの希望も出たので真砂沢ロッジ泊に決定
 就寝 19:30 明日起床はゆっくりだからこんなに早く寝ると目が冴えてどうしよう
  20:22 室堂から出発、真砂沢ロッジ15:00通過の単独行70歳男性、疲労困憊して池ノ平小屋到着、水、夕食、特製の粥も喉を通らず、菊池管理人は「塩(水?)を」と話している。 北方稜線単独踏破希望のようだが菊池さんから中止を勧められていた。2段ベッド上段にどうにか登ってTIの隣で 就寝
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早川尾根 09月03日   池平山仙人山 09月05日