| 上越(頚城) 昼闇山(ひるくらやま)・新田山 05月19日(木) |
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| 山スキーのメッカ昼闇山で海谷山塊の岩峰ー烏帽子岳、阿弥陀山、鉢山と頚城山塊の焼山、火打山の展望を楽しむ | |
| 期間 2001年05月19日(木)〜21日(土) | |
| 【参加者】CL=(TKさん)、T礒田(計2名) | |
| 【コースタイム(休憩を含む)】 大宮(集合地)(Maxとき303号)07:26⇒08:11越後湯沢(はくたか2号)08:40⇒09:05直江津(北越2号(金沢行))09:37-10:01糸魚川10:05-バス(笹倉温泉行)⇒10:38湯川内バス停留所 101:51〜11:23新田山林道分岐(530m)〜林道切通しから引き返す〜杉目印から林道から杉林内へ12:29〜12:45昼闇谷出合付近アケビ平(740m)テント設営 ルート偵察 アケビ平(740m)テント場13:43〜昼闇谷渡渉偵察〜下流(前烏帽子岳を諦める=BCコースは無理)、上流雪橋〜昼闇谷右岸(990m)平坦台地(観察=北尾根コースなら登れそう)15:36〜16:10アケビ平(740m)テント場(泊) |
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| 【コメント】 湯川内バス停を10:51に出発した。快晴で陽射しが強く暑い。早川を渡る橋を通って焼山温泉の入口を左へ、舗装された農免道路を登る。「山菜保護育成地焼山温泉清風荘」の看板が何箇所も立つ。川から微風が吹いて心地よいが太陽に焼かれながら道路を登るのは辛い。進むにつれて、圃場整備された階段状田んぼが出てきた。田植え済み、水張り始めと様々だ。田の脇の用水路に雪解け水が迸る。早川の方を向くと藤の花が纏いついた木の先に笹倉温泉の洒落た建物がある。農道の上の方から乗用車が下って来た。登ると広い駐車場に着く。軽トラが一台駐車している。広場の入口に吉尾平地区治山事業の看板があり、昼闇山も記されているが残念なことに現在地のマークが書かれていない。ここが地形図の吉尾平への分岐だが広場に道標一つない。我々は広くて立派な舗装道路を進む。ここは農道なのだろうか、林道では? 新田山への林道分岐(530m)に到着した。新田山林道は鎖ゲートで閉鎖されている。とても暑いので11:26に杉木立の陰で休憩をとる。滴る汗を拭い、僅かに木立を抜ける微風に体を曝し、長けたフキノトウやツクシに今年何度目かの春を感ずる。休憩後、再び、舗装農道を登る。西尾野川の上を南から帰ってきた鷹が舞う。農道脇の溝にはザゼンソウが花を開き、新芽を広げている。目隠しをしていた里山を抜けて、農免道路から海谷の山々、阿弥陀岳、烏帽子〜前烏帽子岳が見通せるようになった。 11:47に鉄橋を渡り、鎖ゲートを抜けた。鎖ゲートの脇には「除雪作業中、進入禁止」との看板が出ていた。 杉林の間を通る道路の両側には除雪された雪が積み重なって土手になっている。舗装道路が分岐して地図読みするが除雪してない道は谷に下るので左の登り道を進む。地形図のアケビ平のビの辺りを過ぎると除雪車(ショベルカー)が道路脇にあるのが見え、それに近付くと道路両側の杉の幹の高所に目印が着いていた。除雪車脇を通過して、道路が切通し峠になるまで歩く。目印まで引き返して大ザックをデポして改めて切り通しを過ぎて、西尾野川に下るようになるまで歩く。昼闇山のアケビ平(750m)は目印から反対側(西側)と判断して、大ザックをデポした地点に帰り、スパッツ・アイゼンを装着した。 立派な舗装林道(農免道路)から地形図破線に従い、谷沿いの杉林の残雪に踏み込む。少し登った等高線標高740m辺りの平坦地にテントを設営する。日差しが強くテントの中は暑いのでブユがたかるテント外の枯れ草の上で昼食を摂った。 |
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| ルート偵察 軽装でルート偵察にテント場を出発した。計画では昼闇谷を渡って吉尾平から前烏帽子岳に登り、鉢山コルコースあるいは昼闇林道詰めコース、または昼闇谷を渡らないでアケビ平から北尾根コースのどれがよいか判断することになっていた。 テント場近くの崖の上から昼闇谷を覗く。谷には雪解け水がドウドウと流れて、ここから対岸の崖へ渡って吉尾平〜前烏帽子岳へ登るのはまず無理と判断した。 昼闇谷に沿って登り、対岸に渡れそうな地点を探す。崖が切れてブナなどの高木の下にユキツバキなどが薮となっている急斜面に着いた。薮を伝って斜面を下り、谷底に立つ。まず下流、やはり対岸へ渡れそうにない。次に上流へ昼闇谷の雪の上を進む。雪解けでかなり上流まで谷の雪が割れている。さらに右岸を上流へ登って落ちかけた雪橋を見つけて左岸にようやく渡ることができた。 雪橋から上流も流れが顔を出している。雪を拾って超急斜面を登り、昼闇谷左岸の平坦地(等高線標高990m辺り)に着いた。芽吹き紅葉真っ盛りの木々の向こうに北尾根が昼闇山の頂上まで延びている。「北尾根には薮が随分出ているなあ。北東尾根へはここからさらに西へ谷を巻いて行くのか。北東尾根もずいぶん黒々としている」とまず、コースを見比べた。リーダーのTKさんは北尾根コ−スを選択した。 ここから周囲を見回すと、青空の下、擂鉢の底から見上げるような残雪が美しい昼闇谷、昼闇山、鉢山〜阿弥陀岳〜烏帽子岳〜前烏帽子の岩峰、遠くにどっしりとした鉾ケ岳が望まれた。 展望を十二分に楽しんだ後、左岸平坦地から谷へ急な雪斜面を下る。谷底の左岸から雪橋を渡って右岸に帰ると雪が消えた草地にクサソテツが握り拳をもたげていた。谷底を下って登りやすそうな斜面を見つけ、特徴あるブナの木を目印に薮を漕ぎ上がってアケビ平の雪上に着いた。谷沿いに右岸を下ると出会った木の幹、頭上遥か高い場所に赤テープが巻いてあった。杉林帯に入り、高度計を見ながらテントを探す。目立たぬ場所にテントを設営したため、見つけるのに苦労したが、ともかく16時過ぎにテント場に帰着できた。 |
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| 空は快晴、微風が吹き、気温も16℃(アルコール温度計で)と快適だ。東(標高約695m)の流れ(農道の鉄橋があった沢の上流)で雪解け水を汲んで夕食とした。食事後、後片付けを終え、「明朝は03:00に起きよう」とウグイス、ツツドリの囀りを聞きながら19:00に寝袋に入った。昼闇谷の沢音も睡眠妨害にはならず、深夜まで目が開かなかった。小用に起きると月明かりでテント内も明るい、外に出て杉の木立から見上げると満月から少し欠けた月と北斗七星が空に輝いていた。 | |
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