| 上越(頚城) 昼闇山(ひるくらやま)・新田山 05月21日(土) |
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| 山スキーのメッカ昼闇山で海谷山塊の岩峰ー烏帽子岳、阿弥陀山、鉢山と頚城山塊の焼山、火打山の展望を楽しむ | |
| 期間 2001年05月19日(木)〜21日(土) | |
| 【参加者】CL=(TKさん)、T礒田(計2名) | |
| 【コースタイム(休憩を含む)】 アケビ平(740m)テント場04:58〜05:08林道出口〜林道〜05:44林道分岐(大ザックデポ・軽装で)4:58〜林道を忠実に辿る〜07:17林道最高所峠07:26〜平坦尾根の薮へ〜雪を拾う〜薮〜07:49新田山(923.7m)〜薮〜雪を拾う〜08:26林道〜09:19林道分岐09:36〜10:02焼山温泉(入浴) 焼山温泉10:28〜湯川内10:57⇒11:35糸魚川(はくたか13号(越後湯沢行) )13:30⇒14:51越後湯沢(とき328号(東京行))14:59⇒15:54大宮(解散 ) |
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| 【記録】 杉花粉アレルギーによる鼻詰まりで2:50に起床し、寝具を片付けて、ヘッドランプで照らしながら朝食を済ませた。 後片付けをして荷物をテントの外に出す。外はヘッドランプの灯りが不要なくらいの明るさになっていた。テント撤収して大ザックに荷物をパッキングして、テント跡をみると随分盛り上がっている。この2日でこんなに雪解けが進んだのかと好天に感謝した。しかし、今朝は薄曇で、気圧も925hpと05/19より4hpも低下し、なぜか蒸し暑い。TKさんは「フェーンかな」という。烏帽子岳の上に左(西)から厚い雲の流れが突然現れる。どうも天気が下り坂になった。 用を済ませて幕営地を4:58に去る。往路より少し昼闇谷から離れて、雪を踏みぬかないように気をつけながら小沢を下る。下りはルンルン気分の上、10分で農道に出た。目印がぶら下がっていた場所だ。少し上にショベルカーがちゃんとあった。農道脇に伸びていたフキノトウを少し頂いて舗装道を軽やかに下る。チェインゲートの脇を通って鉄橋を渡り、すこし歩いて新田山林道分岐に着いた。 チェインゲートの上から路面を水が流れていた。すこし上の潅木が茂るあたりの乾いた場所に大ザックをデポした後、軽装で再出発した。灰色の雲が空を覆い、雨が心配だ。新田山取りつきまでの登りは忠実に林道を辿った。舗装された林道の傍には春の草木が芽や花を綻ばせている。ヤグルマソウの新芽は焼山温泉を指し、林道の上下斜面はカタクリの花が絨毯になっている。残雪から融けでた水が迸る小沢にはサンカヨウも、沢の出口にはウド類やトリノアシショウマも生えていた。登るに連れて林道の舗装が所々砂利に変り、柳や樺などの潅木も生えている。林道に残雪が現れ、それが道路全体を覆うようになった。残雪の広場を通り、林道最高所の峠についた。峠から昼闇山を見上げると昨日登った北尾根が目に入る。 峠端の林道法面を笹や潅木を握ってヨイショと登って、尾根に取り付く。北に向かう尾根筋は密集した潅木、笹、赤蔓の薮で、数m進むのにも苦労した。「この先どうなることか」と心配していると先を行くTKさんから「薮から残雪に抜けられる」と声が掛かる。残雪の上に出ると薮の脇に徒歩道のように雪が都合よく続いていた。アイゼンを履いて頂上に迫ると雪が切れて再び密薮に代わった。細い尾根の頂上部だが瘤が二つある。どちらかに三角点があるらしいが笹薮に隠されて見当たらない。ごそごそと薮を漕いでいたら、後から「三角点発見、三等」と声が掛かる。引き返して新田山(923.7m)の三角点を薮の中に確認した。 新田山山頂は展望が全く無い。 早々に薮頂上から直ぐ西にあった雪田に脱出して斜面の雪を拾って下る。ブナやトチに囲まれた平坦な広場に出て、細い木の上に座って昼食を摂った。雪が融けて尻が冷たい。「シートを持って来ればよかった」と悔やんだが後の祭りだ。日頃、人気がないせいか、何種類もの小鳥が囀り、近くの木々にくる。暖かいコーヒーで喉を潤した後、再び雪を拾って斜面を下る。途中で、峠へ行く北向きの雪斜面から西向きの雪斜面に乗り換えた。木々の上から林道が見えてきた。脇の薮を掴んで最後の雪斜面を慎重に下り、林道(等高線標高810m)に出た。峠から直線で数百mのところらしい。アイゼンを脱いで登って来た林道を下る。 思いのほか早くにザックをデポした場所に到着した。パッキングし直して、大ザックを担ぎ、林道分岐から農道にでた。農道は雪解け水が濡れ、往路時より緑が増しているように思われた。駐車場には車が2台駐車し、農道に練馬ナンバーの車が登って来た。杉木立を抜けて里に出ると苗を積んだ田植機車とすれ違う。雲が薄くなり、陽射しも強く、トビが西尾野川の上を舞い、藤が満開の里はのどかな初夏だ。 笹倉橋まで下って汗を流すために焼山温泉に入った。 焼山温泉は加温湯だが、低料金(\500)、広い洗い場に数あるカラン、シャンプー類も備えられているので山男にはうれしい。土曜日の午前中ということもあって内湯、露天風呂もすべて2人で占領した。汗で濡れたものを着替えてさっぱりしたところで焼山温泉の玄関を出るとちょうど、笹倉温泉行きのバスが湯川内バス停に到着したところであった。大ザックを下ろして日陰で五月の爽風に吹かれてバスを待つ。頃合を見て渡った橋には「笹倉橋」「農免農道長平線」とあった。あの駐車場を過ぎた奥まで農道なのであろう。定刻どおりに到着したバスに乗って糸魚川駅に向かい、昼闇山・新田山山行を終えることができた。 |
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