| 【山行記録】 2月17日 |
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| 調整日:ニャカレンギジャ(1615m) 夜明けにルエンゾリ グー、ルエンゾリ グーと囀る小鳥達に目を覚まされたが遅い朝食までベッドの中で転がったままうとうとと過ごす。朝食後、キャンプのマネジャーが「カメレオンを見たことがあるか」という。聞き返すとテラス脇の木にいた三角カメレオンを折り取った枝に乗せて持ってきた。ここでもカメレオンを手で掴むことはしない。また「今日、ビレッジウォークはどうか」とも言った。マネジャーに返事したように、MYさんとロバーツさんとの昨日の約束では、10:00にロバーツさんがキャンプに来て一緒に下界に下りる予定である。時間が過ぎてもなかなか現れない。かわりにジョエルさんが顔を出して「PAの運転手はカセセに来ている」と教えてくれた。 三十分は遅れて「洋服屋に行っていたので遅れた」と鬚、髪を整え、さっぱりした格好で到着した。アフリカ時間としては早いほうか。ルボニ コミュニティキャンプの入口まで降りて、まず登頂証明書を貰うためにRMSニャカレンギジャ登山口事務所に向うことになった。ルボニ コミュニティキャンプの入口向かいにはRMSのゲストハウス(ロッジ?工事をしていた)があったが「やはりRCTの経営しているルボニ コミュニティキャンプを利用させたのだな」と納得し、ニャカレンギジャのボコンジョ集落へ下った。サンダル履きででこぼこ道を40分かけて歩いてRMSニャカレンギジャ登山口事務所のゲートに到着した。今日は誰も門や塀に屯していない。まず各自、登頂届を書いて、暫く待って登頂証明書を貰った。待っているとさっぱりした平服のアロージャスさんとジョセファさんが入って来て事務員から書類を貰っている。ガイド料に違いない。事務員の女性達からは登頂の祝福を受け、ガイド2人にはそのお礼の挨拶をする。MYさんが下山中約束していた家族11人との夕食をジョセファさんに確認した。 事務所を出てイバンダの市場見物に向かう。事務所の並びには商店街になっていた。連れて行かれた居酒屋兼食堂らしき店には薄暗い照明のもとジョセファさんの家族・親族が集まって酒盛り中のようであった。「今晩よろしく」と皆さんに挨拶して真昼の陽射しを受けつつ市場に向かう。往路では車窓から見ていた風景だが歩いて左右を見ると違った印象を受ける。MYさんがジョエルさん、ロバーツさんと話していて思い着いたのか、ボコンジョの民族ダンスを夕食時に見ようということになる。ロバーツさんの案内で民族ダンス団の事務所に入って時刻、場所、費用の交渉を行った。こんな交渉は我々の営業所長 MYさんに任せるに限る。結局、$35、ルボニ コミュニティキャンプ、夕刻にダンスショウの運びになった。 事務所をでてマーケットに進むと商店街は直ぐに途切れ、バナナ・コーヒー畑に農家が点在、所々に塀を廻らした大きな家屋がある。看板を見るとロッジ、イン、レストランなどと書かれている。ちょうど昼時のためか小学校から自宅へ昼食に帰る子供達がひっきりなしに通る。このルエンゾリ地域は大都市を除けば非常に人口密度の高い所だといわれているのが頷ける。発電所があって配電用電線や水道の水栓も見えるから貧困度も低いようだ。 ジョエルさんが「ここで昼食」と言って案内したのはルエンゾリ ベースキャンプ ツーリストホリディインーイバンダという宿屋兼食堂であった。周りはバナナ畑で収穫間近の房には突っかい棒をして支えてある。昼食後、市場までタクシーバイクで行くことになった。運転手と客2人が1台に乗る。MYさんとTI、HTさんとロバーツさんに分かれてバナナ畑の間の道を下っていく。道が広がって市場が見える。学校から帰った子供達も市場の店先に集まって物珍しそうに我々の方を見ていた。カンパラ、ムバラバ、カセセのような大きな市場ではなく、活気や熱気は何処へやらとても鄙びてのんびりした気分が漂う。八百屋の店先で萎びたポテト、不揃いのトマトを、魚屋でナイルパーチの頭の燻製やティラピアの干物を冷やかし、肉屋でぶら下がっている牛や山羊を見たり、日用品の店番の伯母ちゃんと話したり、野生蜜蜂の蜜を買ったり、外国人に好奇心満々の子供達と臍比べをして一時を楽しんだ。昨日のMYさんの提案ではカセセまで見物に行くという話でロバーツさんと合意のようであったがどうもイバンダのマーケットでお茶を濁したようだ。帰りはルボニ コミュニティキャンプの入口までタクシーバイク2台に乗ったが、1人当たり2千ウガンダシリング($1.3)も取られた。外国人専用料金があるように思われる。 夕刻になるとルボニ コミュニティキャンプのキッチン周りにボコンジョの民族ダンス団(女性8人男性3人)が集まって準備を始め、レストランの脇ではロバーツさんが鶏を絞めて料理の真っ最中であった。ダンスが始まる前にはアロージャスさんも家族を連れて来た。約束したジョセファ一家とジョエルさんの姿はない。何処で聞きつけたのかNGO活動をしているニュージーランド女性やその他の飛び入り参加者の姿も見える。ボコンジョの民族ダンスはドラムダンスで洗練されたものとはいえないが我々がビールに酔って飛び入りしても踊れそうな楽しいものであった。ただ、我々が楽しみにしていたロバーツさんの鶏料理はダンサーやドラマーがポリエチ袋に詰め込んで土産にしてしまったそうで私の口に入ったのはほんの僅かな欠片でしかなかった。ボコンジョの宴会の習慣を垣間見た気がする。今夜はダイエットと思って侘しく寝ることにした。それにしてもジョセファ一家が現れなかったのはどうしてだろうか?コミュニケーションのギャップを痛感した。 |
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| Feb/16 |
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