| ヨーロッパ・アルプス 孤高の女王 マッターホルン(4478M)を登る! |
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☆8月4日(日) マッツターホルンのお膝元! ☆ヘルンリ小屋(3860M)へ 5時起床。朝6時半に荷物の点検。7時半食事。8時ホテル発。ルカの車で、ツエルマットまで行く。近くの駐車場に車を止め、ゴンドラ乗り場まで歩いて行く。去年と同じ場所、同じ光景に懐かしさを感じる。 ゴンドラに乗ると、地元の少年だろうか、極めてラフな服装の二人も私達のゴンドラに乗り込んできた。 しばらく乗っていると、隣に座った少年が「マーモット!」と指差した。はるかゴンドラの下にマーモットが、立ち上がる格好で、私達が上から見ているとはつゆ知らず、のんびりと遊んでいた。両前足を胸に置くような形で立ちあがり、とてもかわいい。やがて、走り去り小さくなり姿が見えなくなった。二人の少年は楽しそうにゼスチャーを交え、今見たマーモットの話をしている。やがて、シュバルツゼー(3264m)に着いた。 天気はよくなってきている。明日は最高に晴天だそうだ。ここから小屋まで、約2時間かけて、ゆっくり登るそうだ。「昨日雨が降ったので、マッターホルンの上、肩のあたりからは、雪が付いているけれど、絶対登るからね。現地ガイドが入らなくても、行くからね。」 石坂ガイドは、プロガイドとしての強い意志を私に伝えてくれた。 マッターホルンを正面に見て、ハシゴあり、岩あり、の楽しい道はあっという間に終わり、お昼前にはヘルンリ小屋に到着。「マッターホルンロシテイー」を二つ注文し、コーラと共に、皆で食べた。縁起担ぎのメニューだそうだ。ビールは?なんで飲まないのかな?と思ったが、すぐにその訳が分かった。 ランチを済ませてから、明日の下見でこれから2時間ほどマッターホルンを登るという。「ええっ!」(体力温存のほうが・・トホホ・・きいてないよ〜)そんなことお構いなく、とにかく、最初の太いフイックスロープの個所に行き、足のかけ方置き方、ルートの取り方を習い、さらに登る。ソルベイ小屋近くまで登り、そこから下りた。帰り道は遠いいなと思った。 岩稜帯の下りの大変さを痛感体感した。体力も、ルートの集中力も、登りの何倍も必要とする。それでも、この試登は時間的に快調だったようで、「いい調子だ、この調子で明日も行こう」と、石坂ガイドに言われた。 ヘルンリ小屋に戻り、夕食をとる。メニューは、スープ、ヨーグルト、ライスパスタ、肉、サラダ。半分も食べられず、緊張している自分が分かった。エネルギー補給は大丈夫だろうか?それだけが不安だった。 寝る前に外に出ると、星がきれいだった。ところでヘルンリ小屋だが、整然としている外観とはまるで違い内部は、迷路のようになっていた。食堂も階にあり、それなりに広いのだが、壁をぶち抜いて通路にしていたりと、ごちゃごちゃだ。今も工事の真最中で、来年の夏はこの小屋は完全にクローズとなるそうだ。 新しい小屋は二0十五年七月にオープンになると大きく外に掲示されていた。来年14年にヘルンリ稜を登る人は、シュバルツゼーの駅から歩くか、一泊して登ることになり、体力的に何倍も厳しいものになるな―と、今年これた「幸運」を感じ喜んだ。 明日は早い。早めに休む。小屋では二段ベッドの下。いちばん左。でももう来年は、この場所はないんだ。 |
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