期間 1969年07月17日〜07月22日 |
【記録:コースタイム】 |
7月17日(木) ●新宿発23:45分 急行アルプス11号→信濃大町→黒四ダム 見送り・・・OB・J/M、現役I/O、A/N |
7月18日(金) 快晴 ●黒四ダム→十字峡 ○黒四ダム8:50→(4.1k)内蔵ノ助谷出合9:45・10:05→初めの雪渓11:15・11:25→ →4つ目の雪渓12:30(昼食)・13:30→ 白竜峡14:50・15:00→十字峡15:40 テント泊 ○予定の阿曽原まで行けず、十字峡泊りとなる。 下の廊下は途中雪渓が5か所ほどあり苦労する。 特に初めの雪渓は途中穴があいて 渡ることが出来ず下を回った。 白竜峡の雪渓は建設会社の人がトンネルを掘っているので通過できず、縄梯子を登ることになる。 荷が一人平均だいたい35〜6sであったが、まずまずの重さだ。 |
7月19日 (土) 晴れ、夕立 ●十字峡→池の平 ○飯4:30→出発5:50→S字峡吊橋7:00・7:20→阿曽原との分岐点8:15・8:25→小水場9:15(昼食)・10:30→ →小休止(雪渓)11:30・11:40→温泉12:00→枝沢小休止13:30→小休止14:40・14:50→ →仙人稜線15:40・16:20→池の平16:50 テント泊 ○阿曽原峠より、しばらく行った地点で夏道より分かれて雪渓上にルートをとる、ガスがかかり 上部で少しとまどったが問題なし、 M/N左足吊る。 |
7月20日(日) 晴れのち曇り、夕立ち ●池の谷→大窓のコル→(雪渓訓練)→池の谷 ○飯5:00→出発6:00→池の平山頂手前7:00・7:15→ →小休止8:05・8:15→大窓コル10:10(昼食半分)−雪渓上部於訓練 14:40→出合15:00→テント地泊 ○雪渓訓練―徒歩訓練30分、滑落停止1時間、半昼食20分、滑落停止・グリセード40分 ○池の平山頂までは少々ブッシュがあり、朝露で多少濡れたがトレースあり楽、山頂付近でガスがかかるが、 ガス間に色々偵察する。 山頂より急な下りとなり草付のいやなトラバース(稜線右側)だが古ぼけたフィックスがあり、大きなピークを超え 少し下ると岩稜となる、細い両側の切れた岩稜である、 登りはちょっとした岩登りとなるが、ここにも古ぼけたフィックスがあり、下りも同様。 2つ目の顕著なピークより急なハイマツ帯の中の下りとなる(このピークより北西へでている尾根があるが、 やはり道がついているの で間違えやすい、 大窓のコルへは尾根を少し下った地点から右のハイマツ帯の急な下りにコースをとる、 やがて大窓のコルであるが、 あまりトレースされておらず浮石が多い、 ハイマツ帯の急な下りも苦しい(300m)。 夕立がきそうなので早めに切り上げて大窓雪渓を下り、出合より池の平へ上がる、 途中ガスで分からず苦労する(最上部はヤブこぎ)。 大窓雪渓上部は多少急であるが、池の平山経由より安全である、雪渓にかなりの落石あり要注意。 縦走時に池の平小屋より大窓雪渓出合に至るまでの、小屋裏すぐの雪渓の重荷を背負っての下降は 注意(かなり急)、上部雪渓の ラントクルフトも要注意。 |
7月21日(月) 晴れ ●剣岳一周 ○飯4:30→出発6:25→小窓雪渓7:55・8:05→小窓コル8:40→小窓コル上9:20・9:30→ →三ノ窓10:30(昼食)11:30→早月尾根分岐点12:40・12:50→長次郎出合14:15− →御釜状岩壁見学―15:00→テント地 泊 ○アポロ11号の月着陸のため出発遅らす。 小屋の下50m程よりトラバースの道を行くが廃道となる(後で分かったことだが小屋から横のトラバースを行けば 小窓雪渓の上部に 出る)、 しかたなくザイルを出し小窓雪渓に降りた、コルからはトレース有り、稜線を少し行き、 後はトラバースで小窓尾根最後の地点(小窓王南壁直下)に出る急な登り、さらに南壁下の下りトラバースで 三ノ窓に到着(冬は嫌なトラバースが予想される)。 昼食をとり池の谷乗越、剣岳頂上、そして早月尾根分岐点をすこし見て平蔵雪渓を下った (1年生は雪渓の下降がまだまだなので一歩 一歩下らす、下で上級生確保)。 下半よりグリセードでそのまま長次郎出合手前の水場で一本、 ここで下級生は八ッ峰の下部・長次郎の出合から右手すぐに位置する 御釜状岩壁の見学に行く、 あとは二股を通り北股を上がりテント地までノンストップで池の平着。 |
7月22日(火) 晴れ ●休養日 (これより北方稜線縦走) |
【コメント】 |
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